キャリアコンサルタントを目指している方へようこそ!
このWebは私がキャリアコンサルタントなって、今歩いている道を皆様と共有し理解を深め合うことを目的とし、それをノウハウ集にまとめました。
私はこの春に1級キャリアコンサルティング技能士になることができました。長い間、皆様と関わることができたお陰だと感謝を申し上げます。引き続き宜しくお願い致します。塾長 木原厚二 R5.4.1
ブログ
CDA1次試験を目指されている方へ
2015年04月24日 07:00これから2ヶ月弱受験勉強に時間を確保できるかに掛ってきます。
仕事を持ち、家事、子育て、介護の中で毎日1時間半から3時間、受検1ヶ月前は休みの日は全部と言っていいくらい受験勉強に費やさなければ合格はできません。
自宅、トイレ、通勤中、珈琲店、図書館、交流プラザなど利用してください。
しかし、受験日直前になっても「せめて後1週間あったら・・」と思われるでしょう。
やれるだけのことはやってください。
皆さんはCDA養成講座の勉強を通し以前と比べ遙かに成長されたと思います。
私も「目から鱗が落ちる」体験を何度もしました。
しかし、これに満足されず1次試験2次試験に合格し目的のCDAの資格を取得してください。
働く場所はハローワーク、自治体(就労支援等)、小中高校、大学等のキャリアセンター、人材派遣会社、大企業の人事部等と限られている現状があります。
しかし、一般の職場でも長く仕事を続けていると相談されたり人とかかわることが非常に増えてきます。
「あの人が元気になった」「あの人が明るくなった」「人の役に立てた」などたくさんの思いを経験されたことでしょう。
手助けしたことで反対に多くを教えられた事に気づかれたでしょう。
キャリアカウンセラーCDAとしてスタートをきって「豊かな人生へ」手助けをしませんか?
CDA1次試験対策の取組みーまとめー
2015年04月24日 06:55CDA1次試験は6月14日(CDA2次試験が8月22日・23日)ですね。
CDA1次試験の願書は出されましたか?
いよいよ自分との戦いが始りますね。
CDA1次試験対策をまとめてみました。
①4肢択一問題対策(50問)
対策:「Web版答案練習システム」を利用されることをお勧めします。
断言はできませんがすべてここから出るといって良いでしょう。
400問、くり返しコンスタントに満点取れるのが理想ですが95%取れればOKです。
②記述式問題2問
2問といってもテーマ(理論等)が2つあり、記述ヶ所は全部で10ヶ所(問)位あります
対策1:テキストを読みこんでおくことが必須です。
対策2:私はすべての理論をワードにまとめA5サイズのノートに貼り付けて覚えることにしました。
それはテキストは直訳が多く(今はどうでしょうか?)丸覚えができませんでした。
時々見かけますが中高生が歩きながら勉強していますね。
ノートはとても軽くサッと取り出してあれができます。
それに野外だと声を出してもさほど目立ちません。
自分の声を通して脳に刺激され不思議と記憶に残ります。
こんなエピソードを思い出しました。
ある雨の日に後ろから自転車に(軽く)追突されたことがありました。
「何んだぁ!」と振り向くと自転車に乗った中学生が「すみませーん」と。
その瞬間「気をつけようねー」と自分も反省です。
くれぐれも混雑したところでは注意を!
③論述式問題
2問のうちどちらか1問を選択し例えば400字以上500字以内で答えます。
対策1:Web版答案練習システムの付録活用
論述問題と解答(PDF)が25問付いています。
これを記述問題対策と同様A5サイズのノートの左半分貼り付け、右半分に文字だけでなく図や絵を入れまとめ覚えます。
対策2:過去の問題や仲間の意見を参考(山を張る)にさらに論述問題と解答を追加し覚えました。
最後に本番のポイントは以下の3つ
1.4肢択一問題対策(50問)は時間との勝負です。
マークシートを意識し1問50秒以内40分以内で終えるようにしてください。
最低90%以上点をとれること
つまり50問(1問1点想定)50×0.9=45点
2.記述式問題
記述、論述併せて21点以上が合格の必須条件ですので、
記述問題で最低80%以上点をとれること
つまり10問(1問2点想定)20×0.8=16点
3.論述式問題
0点は決して取らないこと。つまり、指定字数は書き上げる。
満点は必要なく部分点狙いで9点以上であれば(45+16+9=70点)合格
しかし、間違いだらけであれば差し引き0点では元も子もありません。
30点満点とすると最低70%以上点をとれること
つまり30×0.7=21点
上記1,2,3の合計82点で堂々の合格です。
いかがですか?
※記述問題でワード文章でまとめた私の資料が必要な方はこちらからリクエストしてください(無料で差し上げます)。
(つづきはこちら)
CDA2次試験「共感」について(つづき)
2015年04月20日 06:54今日も雨です。葉桜雨?(いえいえ)どしゃ降りです。
さて、前回の続き、CDA2次試験においてはどうでしょうか?
10分のロープレで「共感」できないと右往左往されますか?
例えばロープレの序盤、
「退職後のことを考えると不安なお気持ちで夜も眠れないのですね」
「もう少し詳しく教えていただけますか?」
ここで、「退職の体験」です。
「自分に体験はないが学生時代に感じた『将来に漠然とした不安』だろうか」
「自分に体験はあるが結局新しいことにチャレンジできた『選択肢が見つかる前の不安』だろうか」
どちらも自分の体験を通して共通の因子を感じています。
その時CLの体験を自分の共通の因子を頭に置いて「伝え返し」確かめます。
「仕事一筋に経理部長を33年もやってこられたのですね」
「ご自分を振り返ってどう思われますか?」
確認しているうちに
「趣味もなく仕事一筋に働いてきた経理部長の席がなくなることへの喪失感」
が主訴だということに気づいてきます。
「共感的理解というのは、その人(CL)のされたことと、私(CDA)のしたことがよく似ていて共感できるのでなくて、その人のしたことと、私の体験とは相当違うのだが、あるいは、違うが故に、その違う体験を共通に感じ合おうとしてこそ、二人は深い理解に至る」河合隼雄著「カウンセリングの実際問題」より
CDA2次試験では「共感」しているかではなく「共感的理解」を試み理解が深まっているか?
が問われているのではないでしょうか。
ロジャーズが「共感」ではなく、「共感的理解」と言った意味がわかります。
いかがでしょうか?
(つづきはこちら)
CDA2次試験「共感」について
2015年04月19日 06:53今日は雨模様です。
皆さんはこんな質問にどう答えられますか。
「共感できない時はどうしたらよいのでしょうか?」
私は「まず、CLの言ったことをしっかり伝え返し確認してください」
「そうしたら自然と共感が生まれます」と伝えました。
しかし、「共感」のことが気になっていました。
故・河合隼雄著「カウンセリングの実際問題」にこんなことが書かれています。
「われわれ(カウンセラー)の態度として共感したいという態度は持っています。
そして、絶対、本当のというまでは分からなかったとしても、自分のやってきた体験を共通の因子として、それにつながっていこうとしています。
共感的理解というのは、その人(CL)のされたことと、私(CDA)のしたことがよく似ていて共感できるのでなくて、その人のしたことと、私の体験とは相当違うのだが、あるいは、違うが故に、その違う体験を共通に感じ合おうとしてこそ、二人は深い理解に至る」
さらに続きます。
「家出をしたいという子どもの、家出をしたい気持ちがそのままわかるのでなく、もっと自分の体験を底の方へ深めていこうとすると、共通の因子として『自立』というものがでてくる。自立の意志は誰にでもある。そのところで子どもと接することができる。そういうのがむしろ共感的理解といってよい」
いかがですか?
私のアドバイスは間違っていたのでしょうか?
次回にしたいと思います。
(つづきはこちら)
CDA2次試験いよいよ明日、明後日ですね。
2015年04月17日 07:25試験直前に読んで心を落ち着かせてみてください。
□心は空っぽ(フラット)にして待つ
□CLのプロフィール(氏名、職業、年齢、家族構成)から立場をイメージする
□CLの言葉に全力集中して記憶に留める努力をする
□特にCLの来談目的は頭にポーンと入れておく
□CLの気持ちに付き合う
この人は何が不安で何に悩み何を困っているのだろう?
□はい、えー、へ~、んーんー、えーえー、それで?
CLが話しやすいようにうなずく
□CLの言葉を正確に伝え返す
□特に感情、情動、ふだん話さない言葉はしっかり拾い確認し返す
□間をとる 焦らない
□何もなければ要約して返す
□そして何もなければ自己探索に繋がる言葉を返す
「どんなやりとりがあったのでしょうか?」
「どんな話し合いがあったのでしょうか?」
「どんな思いで対応されたのでしょうか?」
「むなしいとはどんな時に感じるのですか?」
□少しずつCLの価値観、拘り、考えが見えてくる
□そこでCLのいまの主訴・問題を確認する
かならず矛盾をかかえている それは何か?
「やりたかった仕事と違い辛く辞めたいが新入社員の身分で弱音を吐きたくない気持ちなのですね?」
「介護をしなければならないのはわかるが、長い間務めてきた会社を辞めることに諦めきれない気持ちがあるのですね?」
「育児と仕事を両立できると思っていたが、思った以上育児は大変で、復帰しても以前のようには働けず会社に迷惑を掛けると思っていらっしゃるのですね?」
「長い間家族の世話を頼んできたご主人にこれ以上迷惑をかけたくないと思う一方、今のパートを辞めることで同僚に迷惑を掛けたくない気持ちもあるのですね?」
CDA2次試験残り1週間ですね。
2015年04月12日 21:05CDA2次試験残り1週間ですね。
そこで、いまの気持ちを大切にし試験の範囲をもう一度振り返ってみましょう。
(1)ロジャーズのカウンセラーに必要な3つの姿勢
↓①「無条件の肯定的尊重=受容」:あるがままのクライエント(以下CL)を受け入れる
↓②「共感的理解」:正確に理解したCLの思いを伝え返す
↓③「自己一致」:偽りのない心
もし順序があるとしたら①②そして③(これが一番難しいと思います)
復習:「自己一致」とはCLが発した言葉、思いを丁寧に聴き(ちょっと間を置いて)自分の心と一致しているか言葉を返して進めて行く
この①②③の姿勢をクライエント中心療法と呼び、ロジャーズのカウンセラーに必要な3つの姿勢ですね。
(2)CDAの基本コンセプトである経験代謝の理解を踏まえたロールプレイができること。
↓「経験代謝」によって自己概念の成長を促すよう心掛ける。
CLに経験を語ってもらい、その中に映し出される自分と見えるようにする。
心掛ける必要があります。
しかし、CLが一方的に話される場合、チャンスが少ないかも知れません。
その時は(Kさんのように)口頭試問で答えるのも手だと思いました。
「現時点では何よりもCL気持ちに寄り添うことを大切に感じ、自己探索を促す機会が少くなくなりましたが、今後50分の中で確認して行きたいと考えています・・・」
(3)マイクロ技法の面接の5段階:2次試験のロールプレイの範囲
◎第1段階:場面の構成・ラポールの形成
○第2段階:問題の定義化 10分間の試験ではここまで行くか行かないか程度です。
※以下は2次試験では必要ありません
×第3段階:目標設定
×第4段階:選択の探求
×第5段階:学習の一般化・日常生活への転移
(4)マイクロ技法の基本的かかわり技法
↓◎傾聴(非言語表現) 姿勢、視線、顔の表情、等
↓◎傾聴(言語表現) いいかえ、反映、質問、等
↓◎傾聴(かかわり方) 共感、受容的態度、好意的関心
↓○自己探索の支援 CLの問題の背景にある感情、考え、価値観等をCL自身が把握出来るよう促したか
↓○主訴・問題の把握 CLの問題を適切に把握するよう努めたか
私は◎の傾聴は必須であり、もし○が上手く出来たとしても不合格だと思っています。
従って①傾聴をベースに②自己探索の支援を促し、③主訴・問題の把握に努めたか
ということです。
CDA試験は上記に合致している(点数にして70点以上)かを問っています。
試験の日まで「良いイメージでできたロープレ」を大切にしイメージトレーニングに取り組んでください。
話は変りますが、ある方から「見立て」とはどういう意味かと質問がありました。
即答できませんでしたので「宿題にさせてください」と言いました。
広辞苑を見ると「見て選び定めること」とあり「選定」「鑑定」「診断」とあります。
もっと見ると「遊客が相方の遊女を選ぶこと」・・・うーむ、目が肥えてるってことか・・・
私は「問題の定義化」ではないかと思っています。
つまり、主訴・問題の把握を前提に「問題を定義化」することが「見立て」ではないでしょうか?
いかがですか?
CDA1次試験当日の話
2015年03月09日 11:25CDA1次試験当日の話
その当時私は唐津市に赴任していて、福岡試験会場で受けることにしました。
電車を降りると200メートル位先に会場が見えました。
ぞろぞろと受験生が歩いています。
そんな中隣のグループの話が聞こえてきます。
「今日もこの日が来て、この先何回通えば良いやら・・・嫌になる・・・」「ホントホント」
心の中で『何回も通われているのかなぁ・・1回合格は厳しいのかなぁ・・』
会場が近づくにつれ不安になってきました。
会場の入り口の前に仲間のSさん、Nさん、Iさんが待ち合わせのようです。
お互い厳しい表情で挨拶が精一杯です。
私は「お先に!」とソソクサと会場に入りました。
場所は忘れましたが入口の案内板を見るとA(小)会場とB(大)会場があり、私はA会場でした。
会場へ入ると定員100人位で私の席は左4列目の一番前、集中してできそうです。
受検票と筆記用具と腕時計を机の上に置きます。
試験官から注意事項の説明があり、やがて「始め!」の合図です。
真っ先に論述問題を見ると1問が「エリクソンの発達理論」です。
驚きながら予定通り「4肢択一問題」に取り組みます。
早速あちこちから「カリカリ」「カツカツ」鉛筆の音が聞こえてきます。
「論述問題」から始められているのでしょうか。
少し迷いましたが予定通り「4肢択一問題」に集中しました。
退出可能時間の合図があり、答案用紙を前の試験官に提出し退出される人がチラホラ見られます。
その中に仲間のKさんの姿がちらっと見えました。
『すごいなぁー』と思うと同時に焦ります。
腕時計の秒針をにらみながら「4肢択一問題」1分以内の目標で快調に進みました。
「記述問題」も何とか進み、最後の「論述問題」です。
残り時間30分、しかも「エリクソンの発達理論」です。
しかし3行を書いたところで次の言葉が出てきません。
頭が真っ白になり『えーどうして???』
少し落ち着いたところで乾いた雑巾を絞るように脳を絞ります。
乳児期、幼児期、青年期、確立期?、下降期?・・・
だんだんスーパーのことと混同してきます。
とにかく思い出したキーワードを元に論文らしく書くことにしました。
何とか指定字数をクリアしました。
やがて「やめ!」の合図。
とにかく部分点狙いの最後のあがきでした。
会場を出ると偶然仲間のKAさんに出会い駅までご一緒しました。
お互いどんな方法で勉強したのか健闘を讃えながら帰りました。
結果は一発合格でしたが、誤算は次の2次試験の対策の準備ができませんでした。
言いたいのは
養成講座受講終了までには1次試験だけでなく2次試験のことまで情報収集し計画を立てて頂きたい
と思うからです。
そんな思いでブログを書いています。
では、また!
(つづきはこちら)
CDA1次試験対策の取組みー本番を振り返ってー
2015年02月25日 20:20前回の続きです。
4肢択一問題50問は快調に進みました。
記述問題も何とか進み、最後の論述問題です。
時間も残り30分はあったと思います。
しかも「エリクソンの発達理論」です。
しかし3行を書いたところで次の言葉が出てきません。
「頭が真っ白」です。
残り20分です。乾いた雑巾を絞るように脳を絞ります。
乳児期、幼児期、青年期、確立期、下降期
だんだんスーパーのことと混同してきます。
それでも書きます。
何とか指定字数以上をクリアしまし、「やめ!」の合図。
とにかく部分点狙いの最後のあがきでした。
家に帰って自己採点です。
・4肢択一問題 45点~48点/50点
・記述問題 16点~18点/20点
・論述問題 ?点/30点
もし論述問題がプラス/マイナスで0点であれば不合格
部分点9点以上あれば合格。
不安一杯でしたが結果は合格でした。
部分点を頂けたようです。
最後の最後まで諦めなかったのがよかったと思います。
「最後の論述問題で、もし、わからなくなっても部分点狙いでとにかく指定字数書き上げてください」
と言いたいのです。
では!
(つづきはこちら)
CDA1次試験対策の取組みー④論述問題ー
2015年02月24日 19:34CDA1次試験対策の取組みー④論述問題ー
次は難関の論述問題ですね。
Web版答案練習システムを購入すると論述問題と解答がPDFで25問付いています。
それをA5サイズのノートの左半分に貼ります。
次に右半分に図や絵と文字で自分なりに要約してまとめます。
不足部分はテキストよりコピーや手書きして左半分に作成します。
同様に右半分に要約しまとめます。
後はひたすら寝ても覚めても歩いてもノートを見ながら記憶していきます。
以上が私の1次試験の対策です。
ノートは全部で3冊になり常にこれを持ち歩いて覚えることに努めました。
最後にエピソードです。
仲間との飲み会の席でこんなことがありました。
3時起きの彼が「今の予想だと論述問題にエリクソンの発達理論が出るような気がする」
「おーーっ」半信半疑でしたが一様論述対策ノートに追加し覚えることにしました。
本番の「開始!」の合図でまず論述問題を見ると果たして2問の1つが「おっエリクソン!」が出題されていました。
最後の論述に入り・・・・・3行位書いたところでその後が「真っ白」、まったく思い出しません・・・・・
CDA1次試験対策の取組みー③記述問題ー
2015年02月23日 22:02CDA1次試験対策の取組みー③記述問題ー
次はこれです。
③記述問題対策
・カードを作る
テキストを読みながらわからない言葉、人物、理論を片っ端からカードにし、
裏に解説を書いていました。
しかし、これは1ヶ月足らずでやめました。
書く手間の割に利用頻度が限られ、記述問題にはもの足りません。
・問題/解答表(Excel)
講座の仲間から問題/解答表を入手
単語表よりは詳しいですが、あまり利用しませんでした。
・各理論をワードにまとめ、A5サイズのノートに貼る。
テキストからノートにまとめ直していたのですが、
ワードで作成しA5サイズノートに貼ることにしました。
なぜテキストをまとめ直したかというと、
直訳が多くどうしても丸覚えできないのが理由でした。
それによって、ノートだからすぐ取り出せ、
通勤時歩きながら、散歩しながら、家に帰って
どのような状態でもすぐに取り出して読めるからです。
また、ワードですからプリントアウトし家中の壁に貼り、
いつでも覚えられるよう工夫しました!
CDA1次試験対策の取組みー②4肢択一問題対策(50問)ー
2015年02月22日 18:20次の取組みです。
②4肢択一問題対策(50問)
・過去問題を入手し取り組む
2週間位経ちテキスト読みが一通り終えた頃、
仲間から過去問題を入手していましたので、
土日は朝から図書館に籠もり、中高生の中で過去問に取り組みました。
初めは50点も満たなく愕然としました。
悔しさをよそにテキストを調べながらどこが間違っていたのか確かめます。
絶対にうろ覚えでは点が取れないことがわかります。
・Web版答案練習システムの購入 受講料6,480円(税込)
次はこれを取り入れました。
インターネットで現金(クレジット)振込みが終わるとID,パスワードが送られてきます。
ただし、使用期間が次の1次試験開始までと期限があります。
また、試験問題や結果をプリントアウトし残すことはできません。
インターネットとパソコンが必要ですのでどこでもできるわけではありません。
すべてWeb上で答え、採点結果が記録に残り、解答と解説が表示され復習できます。
1回50問セットで、テキストに添って5,6セット、総合問題(本番形式)が1、2セット
今見ると400問とありますので8セット(50問)と思いますが、変っているかも知れません。
1セットくり返し5回(だった?)までOKです。
ポイントは
テキストが丸ごと入っていると考えてください。
4肢択一問題対策はこれで制覇できます。
したがって、
90点以上(できれば満点)はコンスタントに取れるようになること
もう1つはスピードです。
本番は90分ですので1問1分だと50分、
残り40分を記述・論述問題をこなさなければなりません。
また、本番はマークシート記入ですので1問50秒で答えると42分
残り48分(半分強)で記述・論述問題に余裕が生まれます。
私は本番では40分位で終えたと思います。
次は記述・論述の対策ですがこれが一番の難関です。
長くなりそうなのでこの辺にします。
では!
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CDA1次試験対策の取組みー①毎日テキストを読み込むー
2015年02月22日 18:16CDA1次試験対策の取組み
いよいよCDA1次試験対策の話です。
①毎日テキストを読み込む
朝6時目覚めるとともにテキストを読みます。
1時間から2時間読み込むと不思議と頭に残ります。
この習慣は(年のせいもありますが)今も続き完全に朝方人間に変りました。
受検前に仲間と飲み会でこの話をしたら
「5時起き!」「4時起き!」と声が上がり、最高は「3時起き」でした。
後でその彼に聞くと親の介護があるとのこと。
次の日から「5時起き」にしました。
CDA1次試験対策をブログに書き始めた理由
2015年02月22日 10:07今日はCDA1次試験対策をブログに書き始めた話です。
CDA1次試験対策をブログで書き始めたのは、
受験生の半分が不合格という事実と
養成講座受講終了後次の受験日までが短いことです。
ほとんどの人が仕事や家事・子育てまた家族の介護など非常に忙しく、
CDA1次の受験勉強に時間を割けられない現実があります。
CDA養成講座受講を通じ私が一番心配だったのは1次試験でした。
定年退職を機に取組んだのはいいのですが記憶力にまったく自信がないことでした。
結果は養成講座終了後1次は一発合格で自分でも信じられませんでした。
反対に何とかなると思っていた2次は4回目の合格で苦労しました。
一番は身近にCDAの指導者がいなかったことですが甘く見ていました。
さて、CDA1次試験対策は相当集中的に要領よく覚えないと合格点は取れません。
私の経験や受講仲間とどう取り組んだかをお話したいと思います。
では!
(つづきはこちら)
CDA1次試験の合格基準について
2015年02月21日 20:09まず出題科目と合格基準をご覧ください。
◇出題科目 学科(筆記)試験/90分
・試験範囲:CDAが習得すべき12の能力の基礎知識
・4肢択一問題(50問)
・記述式2問 (計10問程度)
・論述式1問(400字~800字程度)
◇合格基準
7割程度の正解率を合格とする。
ただし、記述式問題と論述式問題の合計が40%に満たない場合(20点以下)は、不合格とする。
とあります。配点しますと、
・4肢択一問題(50問)1問1点 配点50点
・記述式問題(計10問)1問2点 配点20点(想定)
・論述式1問(400字~800字)配点30点(想定)
以上計100点満点と設定すると、
正答70点以上が合格ということです。
また、記述・論述合わせ21点ないと不合格ということは、
4肢択一問題は最低49点は必要で現実的ではありませんね。
私は4肢択一問題は45点以上はコンスタントに取れることを目指しました。
そうすると記述・論述が半分の25点とれれば70点で合格です。
つまり
・4肢択一問題を9割以上取ること目標45点
・記述問題を8割以上を目標16点
とすると残り
論述問題は9点以上とれば良いので楽になります。
・論述問題9点はちょっと寂しいので8割以上目標24点
堂々の85点で合格です。
いかがですか、何とかなる気がしませんか?
次回はどうやって1次試験を勉強し合格したか、
私を含めいろんな人の体験をまとめてみます。
では!
(つづきはこちら)
CDA養成講座と試験
2015年02月21日 10:29CDA養成講座と試験の関係を調べてみました。
これを見ると
養成講座が終了し次の1次試験まで約2ヶ月。
1次試験の結果から次の2次試験まで約1.5ヶ月。
以上から相当な短期決戦を強いられます。
1次試験は養成講座で習ったことがそのまま活かせますが、
2次試験は養成講座で習った理論だけでは活かせません。
言いたいのは養成講座修了後一発合格を目指すなら、
1次試験は2ヶ月で覚えるべきことを覚え
2次試験は1次試験の結果を待たず2ヶ月でやるべきことをやること。
養成講座修了後次の試験を目指さないのなら、
その次の1次試験まで最低3ヶ月前から試験対策に費やし余裕ができます。
しかし、2次試験は1次試験の結果を待たず2ヶ月の短期決戦になります。
2次試験に合格するためには1人では不可能です。
前もって熟練CDAチームとロープレスケジュールを確保できますか?
お金を払って2次試験対策講座に通いますか?
2次試験対策のことまで綿密に計画してください。
次こそ1次試験対策に入りますね。
では!
(つづきはこちら)
CDA試験の合格率について考察
2015年02月16日 21:14今月の日経キャリアマガジンにCDAの資格のことが載っていましたね。
ご覧になりましたか?
今日はこの話ではありません。
CDA試験の合格率について考察です。
一番古い記録から見てみると
第 6回1次79%2次98% 214名受検166名合格
第10回1次76%2次91% 528名受検388名合格
第15回1次72%2次73% 715名受検463名合格
第20回1次61%2次51% 709名受検363名合格
第25回1次52%2次47% 677名受検326名合格
第30回1次49%2次48% 833名受検321名合格
第40回1次50%2次45%1340名受検576名合格
第45回1次50%2次42%1171名受検460名合格
(※JCDA資料より)
第6回~第15回位までは合格率がずいぶん高いですね。
早く取り組んだ方はやはり得をしていますね。
さて、第30回位から現在まで1次は50%と変らず、2次は42%と少し下がって来ています。
しかし、
約32万円の受講料と1次約1.6万円、2次約2.1万円の受験料
を考えるとモチベーションも高い方が多いはずです。
2次は40回から試験に「口頭諮問に"先の見通し"」「合格基準の設定」「経験代謝コンセプト」が入り少しづつ合格率が落ちてきていますが、42%とこの辺が下げ止まりではないでしょうか。
誰でも受けられる試験と比較すると決して合格率50%は高いとは言えないと思います。
例えばキャリコン2級では養成講座というものがなく一定の経験があればだれでも受験できるので実技の合格率(26年度学科試験合格率:58.8%、実技合格率:18.9%)は低いのではないかと思います。
反対に、産業カウンセラーのように講座の面接実習で一定の成績に達した場合、実技試験免除を受けることができる制度があると合格率(2014年学科試験合格率:68.2%、実技試験合格率:66.1%)は高くなるのではないかと思います。
CDA1次試験の合格率50%。
半分の人が落ち、次の1次を目指しまた半分が落ちる現実があります。
次回はCDA1次試験対策を考えてみます。
では!
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CDA2次試験に向けて準備
2015年02月14日 10:58先週CDA1次試験も終わり4月の2次試験に向けて準備されていると思います。
また、残念ながら前回の2次試験に不合格の方も同様ですね。
そこで、くり返しになりますが1次試験は一人で対策が出来ますが2次試験は一人ではできません。
1.CDA熟練者の指導を受ける。
都会では有料の対策講座が盛んですが経費もかかりますし、地方だとそうはいきませんね。
そこで、ボランティアで活動されているCDAがいらっしゃいますので、そのチームに入ることをお勧めします。
私は転勤でチームが見つからず、先にCDAを取った同期からSKYPEでロープレとフィードバックを受けましたが、最後はリアルのロープレが必要です。
くれぐれも受検生同士だけでロープレやフィードバックは止めて下さい。
2.合格に必要なスキルをロープレで身に付ける。
理論の裏打ちされたCDAのフィードバックで理解しながらロープレで身に付けていきます。
・ロジャーズのクライエント中心療法
・マイクロカウンセリングのかかわり技法
・JCDAの経験代謝
・CDAの代表ロープレ
・合格ポイント 何をどうロープレするか、口頭試問の答え方
3.ロープレ後の内省
とても大事にして欲しい時間です。
1次試験で当てていた時間をロープレ後の内省に当てて下さい。
・録音から始めの3分を逐語録に落とす。
・CDAのフィードバックを参考に逐語録をコーディネート(添削、工夫)してみる。
・なぜ言語的追跡ができなかったのか、なぜ感情をとらえられなかったのか、なぜ指導したい気持ちのなったのか等
・CDAの代表ロープレをお手本にする。
・内省ができたら次のロープレに向けてイメージトレーニングしてみる。
言うのは簡単ですが大変なエネルギーを使います。
頑張って下さい。
CDAピア・トレに参加しました。
2015年01月31日 18:56先週の日曜日CDAピア・トレに参加しました。
第45回CDA合格者の参加者もあって15名とちょうどよい感じ。
ファシリテーターも前回同様で小村先生です。
自己紹介の後「経験代謝」の講義があり代表ロープレと続きます。
小村先生から「だれか?」2回目の声に促されCDA役を買ってでました。
前回代表ロープレの犬山さんから「次回は是非!」と言われてたからです。
すぐにCL役の方の手が挙がり輪になってロープレの開始です。
10分のロープレが終わりCL役は一旦後ろを向きます。
どうだったか?どうすれば良かったか?何を問うべきか?みんなで話し合います。
それをCDA役が受けて10分間のロープレの再開です。
ロープレが終わり今度はCL役が前半どう感じたか?
後半どうだったか?
フィードバックし、先生が参加者の意見・感想を共有し代表ロープレは終了です。
そうなんです、CDA役は参加者の代表で代理なんです。
CDAが代理となりCLがどう感じどう変ったか「経験代謝」の共有が大切だとわかりました。
そして今度はチームに分かれCDA役、CL役、アドバイザー交代でロープレを実践します。
中々できない体験でした。
では、また!
CDA2次試験の結果が届いたようですね。
2015年01月17日 18:25合格された方おめでとうございます。
仕事をしながら受講からの道のりは長く、喜びも一入だと思います。
残念ながら不合格になられた方、次の試験は4月です。
合格のためのトレーニングを積めば必ず合格できると思います。
気持ちの整理ができましたら再チャレンジしてください。
Webをイメージチェンジしました!
2015年01月11日 10:59だいぶ見やすく読みやすくそれらしくなってきました。
タイトル名が少し切れていますが・・・・・・・
ところでこの週末にかけてCDA2次試験の結果通知が届きますね。
以前にも話しましたがCDA2次試験までのプロセスが大切です。
不合格だったとしても熟練者のもとでトレーニングを積めば必ず合格できます。
次回(4月)もありますので決して心が折れないように諦めないでください。
そして合格したからと言って一人前のキャリアカウンセラーにはなれません。
とても奥が深い仕事だと思っています。
私はプロとしてやってはいますがどう究めたらよいか迷っていたところ、年末に
以前指導していただいた平良先生からスーパービジョン参加の打診を受けました。
早速参加の申し込みをしたところ、承認していただきました。
数ヶ月後になりますがいずれ話す機会があると思います。
では!
CDA2次試験逐語録からのフィードバック
2014年12月18日 20:57逐語録を送った後届いた3人の仲間からのフィードバックを紹介します。
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CDA Gさん
CLは家族から押しつけられているような思いが強いのではないかと感じます。
義理の母親の介護をするために仕事を辞めることを納得してないのではないでしょうか?
夫、娘など周りの協力でみんなでやって行く道もあるのではないかと悩んでいるのではないかと思います。
特に、ご主人の言葉は、CLがどう受け止めているかというCLの気持ちを聞いてもよかったのではないか。
そこの掘り下げが足りないのではないか、と感じます。
CDA Hさん
あと2年で定年なんです。という言葉は、あと2年はやり遂げたい、というCLの思いが強いのではないかと思います。
そこをもっとき聞いてよかったのではないか、と思います。
その言葉の後で、何か求めているような顔をしていたようなのであれば、そこをスルーせずにその感情にもっと寄り添うべき質問や投げかけをするべきではなかったかと感じました。
CDA Nさん
・まず、手法的にはCDA6番目の発言で、「退職して介護しなければと」と言われている部分は、それまでのCLの言葉に、そんな発言や言葉はないように思います。思い込みでは?
まず、気持ちをCLの言葉で聞き、それを返すことから始めることが基本だと思います。
・CLの3番目の発言で、「このまま続けられそうにないなぁと・・・」を受けて、「・・・不規則なんですね」と返しておられ、もう少しCLの沈黙を待つか、「このまま続けられそうにない」という気持ちを聞くべきであったと感じます。
・逐語録で、CDAの発言部分だけを抜き取って見てみると、CLの事実や事情を繰り返しておられ、CLの感情や気持ちを伝え返している部分や言葉がとても少ないと感じます。
共感的理解の点でどうかと感じます。
つまり、そのCLの感情の言葉を伝え返してないのでCLの自己探索が続かないのではないか、そこを講評で指摘されているような気がしました。
・多分、CLは、結局、自分が、義理の母親のために仕事を辞めて世話をしなければいけないとは、なんとなくは多分感じてはいるが、自分がしてきた今までの仕事人生自体や、夫の一方的な言葉に対して、イマイチ素直に受け入れられないさみしさがあるのではないかと思います。
それをカウンセラーか、家族か誰かが、認めて共感してもらえれば、CL自身は受け入れられるのではないかと私は感じました。
・最後に、多くのCLは何かに悩み、意思決定できずに相談に来ます。
それは何なのか?どんな感情なのか?に関心を寄せることに注意されることをお勧めします。
口頭試問で答えられているように、介護しなければ、と決心ができておればここに相談には来てない様にも思います。
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それぞれの視点でとてもありがたいフィードバックでした。
特にNさんは1から教示していただいており、この時もとても具体的で理論的なフィードバックで納得できます。
以前も紹介しましたがCDA2次試験不合格通知は以下の通りでした。
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ロールプレィの今後の課題
■2.自己探索の支援 :クライエントの問題の背景にある感情、考え、
価値観などをクライエント自身が把握できるように促す
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試験委員からのコメント
・リラックスしており、受容的、共感的な態度は良かったと思います。
今後は、問題を深めるような自己探索の支援を、もう少し深めて展開して
ほしいと思います。
・しっかり聴こうとする姿勢やうなずきは好感が持てました。
今回、最初にクライエントが「もやもや」している気持ちを訴えましたが、
そのことについて深く、クライエントが自分のことを見つめる促しや、
きっかけがほしかったです。娘さんの話題などに問題を解決しようとする
姿勢が感じられ、少し気になりました。
振り返りで言っていた「やめてでも母を支援したい」という気持ちには、
まだなっていないようです。
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今更ながら試験官の方はつくづくよく見ておられ指摘も納得できます。
もし、不合格で納得いかない方がいらっしゃるかも知れません。
その時までに逐語録に作成しておくことをお勧めします。
また、不合格になったとしてもどこをどう改善すればよいのか理解でき、次回に活かせるからです。
そして合格されても決してまぐれではないことが理解でき、CDAとして自信が持てると思っています。
いかがですか?
CDA2次試験後にやっておくことは逐語録の作成
2014年12月15日 20:10CDA2次試験の合否結果の発送が1月15日としたらが届くのが早くて16日遅くて18日でしょうか。
良くも悪くも待ち遠しいですね。
そこで忘れてならないのは逐語録の作成です。
私は1回目も2回目の本番もトレーニングジムも仲間とのトレーニングも含め全く逐語録に落とすことをやってきませんでした。何の意味があるのかわかりませんでした。
逐語録を始めたのは3回目の試験前、仲間からSkypeトレーニングしてもらった時からでした。
3回目の試験の後、スムーズにいったという思いとクライエントさんの最後の不安そうな顔が数日頭を離れませんでした。
一週間が経ち逐語録に落としていく内にその内容に愕然としました。
以前にも書きましたが、CLの仕事への思いをほとんど聴いていないで、どんどん義母の介護に傾いていました。
トレーニングしてもらった福岡の3人の仲間(CDA)に逐語録を送り、フィードバックを貰いました。
試験結果は不合格でしたが、このフィードバックが次の試験に生かせたことは間違いありません。
この時の経験を以前紹介した「虎の巻(あんちょこ)」にまとめました。
彼らからのフィードバックはいずれ紹介しようと思っています。
是非、逐語録に作成し指導して頂いたCDAの方にフィードバックを貰い内省されることをお勧めします。
長くなりそうなので今日はこの辺で!
CDA2次試験が終了しましたね
2014年12月14日 17:54長い期間と貴重な時間をこの日のために費やされました。
今はゆっくりとコーヒーでも飲みながら満ち足りた時を過ごして頂きたいと思います。
明日から日常に戻るまでを、ぐっすりお休みください。
お疲れ様でした。
また、お会いしましょう。
CDA2次試験までのプロセス
2014年12月12日 21:04いよいよ明日、明後日が試験ですね。降雪がちょっと心配ですね。
さて、よく「プロセスが大事ですよ」と言われますが、福岡の同期のCDAの彼と遅れに遅れてCDAになった私と比べると必死さが段違いでした。
彼が受かってから真っ先に逐語録を見せてもらいました。
その時は残念ながら「何これ?こんなんでいいの?」としかわかりませんでした。
今読むと「どんな感じですか?」を連発し、決してスマートではありませんが、基本に忠実に「伝え返し」し、CLに寄り添い(CL中心療法)ながら主訴の確認に進め、仕事への思い、育児への思い、ご主人への思いを自己探索で確認していました。
皆さんは私のように何も分からないまま練習し、試験を受けてもらいたくないのです。
よく「まぐれで受かった」と聞きますが、ほんとうにそうでしょうか?
熟練したCDAの指導の下、基本に忠実に練習された成果だと思います。
もし熟練したCDAもいない中で、未だわからないのなら、思い切って次の機会(4月)までのプロセスに掛けるのも良いでしょう。
もし運良く受かったとしても自信を持って実務につけますか?
熟練したCDAの下、必死で取り組むプロセスを歩んで頂きたいと願っています。
頑張りましょう!
CDA2次試験会場について
2014年12月11日 20:57CDA2次試験がいよいよ明後日、明明後日に迫ってきましたね。
ここまで来れば後は試験会場へ乗り込むだけですね。
しっかり調べられましたか。ちょっと会場について触れたいと思います。
私は初めての試験会場が、博多のパピヨン24でした。
博多駅からだと地下鉄で中州川端駅で乗り換え千代県庁口駅で降りて(4番出口)そのまま上がると会場にたどり着きました。
試験会場は何階かは忘れましたが上の方の階で探索して会場を見つけました。
ここはオープンスペースで待つようになっていて特に控室はなかったと思います。
そして、1階と地下1階にコーヒー店を見つけ地下1階の狭くて目立たない場所に陣取り時間まで心静かにイメージトレーニングをしていました。
今思うとなかなか素敵な会場だと思います。
広島会場はRCC文化センターが2回でしたが、会場内に落ち着いて飲めるコーヒー店はないので上の階で缶コーヒーを飲んで待っていました。会場としては良いほうだと思いますが、くつろげる空間がないのは残念です。
次の広島会場は応募人数が少なかったのか広島YMCA本館でした。
ここは狭いし暗いし何も無いし、これで落ちたらそれこそ次は福岡会場を選ぶでしょう。
広島でCDAを受ける人が少なくなっているのでしょうか。普及に頑張りたいと思います。
応援しています!
CDA2次試験当日のお話
2014年12月07日 21:38試験当日は緊張しますね。これまでいろいろと聞かれていると思いますが、私の体験を思い出しながら追ってみます。
①試験会場は調べましたか?
・交通手段、到着時間余裕を持って会場に着くようにしましょう
・早めに行って会場の中やすぐ近くでコーヒーでも飲んでゆっくり待ちましょう。
②さて試験会場の待合室です
・待合室とは言っても入室時間が決まっていますので下調べしましょう
・係りの人から説明会場に移動の案内です。さあ、移動しましょう。
③説明会会場入場
・入場したら空いた机に座ります。
ロープレの順番は既に決まっていますのでどこに座っても変りません。
受講者が多いと座る場所の指定があるかも知れません。
・座ったら受検票を机の上に置きましょう。
④説明会 時間がきたら説明が始まります
・出欠確認がありますので挙手して返事をします。
・携帯等の音のする電子機器は電源を切るように指示があります。
・机の上は受検票と受検案内(説明資料)の書いた説明書だけです。
・進め方と注意事項を説明されます。
・さて、説明が終わったら前半チームと後半チームに分かれます。
・まず前半チームの名前が呼ばれたら立ち上がりドアの外で整列します。
(ここまでで20分位だと思います)
・後半チームのメンバーはさらに30分位じっと待ちます。
トイレの案内があると思いますが、しっかり済ませ置きます。
(私は一度も前半チームに入ることはありませんでした。この時間は何もできませんのでひたすら説明資料を何回も読むだけでした)
⑤いよいよ面接会場へ
・整列して待っていると「前進」の合図があります。
・一人一人ドアの前でクライエント(CL)役の方が待っておられます。
女性が多いですが男性のCL役の方もチラホラ見えます。
・指示通りドアの前でCL役の方に会釈し、しばらくここで待ちます。
・CL役から入室のOKがでるとCL役の後について入室します。
⑥面接室へ入室します
・「失礼します」と会釈しながら入室すると正面に、左右に試験委員が二人いらっしゃいます。
・すぐに試験委員から受検票を読みながら氏名を言うように指示されます。
(すべて向かって左側の試験委員が指示されます)
・受検票を見ながら受験番号を読み上げ氏名を言い「今日はよろしくお願いします」と元気よく挨拶します。
・手荷物を部屋の隅に置くよう指示され、置きます。
・試験委員の前に2つ椅子があり、左の椅子に座るよう指示があります。
同時に右の椅子にCL役の方が座ります。
⑦面談時の注意事項
・試験委員から注意事項を言われます。
インテーク面談であること
氏名、年齢、勤続年数、役職、家族構成等は前もって(プロフィール)資料を渡すので分っていることが前提であること
問題を解決しなくても良いことなど
⑧椅子の位置を変えます
・椅子の位置を変えて良い旨の指示と注意(白線よりでないこと、CL役の確認等)があります。
・椅子を真横からハの字に変え、間隔などCL役に確認を得ます。
・二人揃って座ったところでプロフィールとメモ用紙付のクリップボードを試験委員からCL役経由で手渡されます。
⑨プロフィールの把握
・面談中はメモをとっても良いことが告げられます。
(仲間のCDAからは面談に入ったらメモは取らない方がよいと言われました。
CLに集中できないし試験委員からみて印象が悪いとのこと、
しかし私は名前と年齢を覚えるのが苦手で大きくメモすることにしました。
安心なのでしょうか不思議と面談に入ったら見なくても覚えていました)
・プロフィールを見るよう指示があります。(1分間名前、役職、勤続年数、家族構成などを覚えながらイメージする)
・プロフィール資料はCL役に渡し、CL役から試験委員に返したところでロープレの合図があります。
⑩ロープレの開始 こうしていよいよロープレの開始です
こんにちは、CDAのAです。
こんにちは、Bです。
Bさんですね、今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
・・・・・・・・
いかがですか?では、また!
CDA2次試験、残り一週間を切りましたね。
2014年12月07日 19:55手応えは少し出てきましたか?
もし、今だ何も手応えがないとしたら、今回は焦らず試験を受け雰囲気を掴み次回のチャンスにかけられるのもよいでしょう。
次は4月18日、19日、広島でもありますし・・・・・・。
いえ、やっぱり残り時間は全力であたりましょう。
●昨日今日行ったロープレを逐語録に落とし、改善しましょう(内省)
来談目的を確認していますか?
伝え返しはできていますか?
感情は拾えていましたか?
自己探索の問いかけは出来ていますか?
主訴はクライエントに確認していますか?
変なくせは出ていませんか?
●試験委員からの質問にもう一度見直しましょう(整理)
□できたことできなかったことは何ですか?
□来談目的を覚えていますか?
□主訴は何だと思いますか?
□このまま続けるとしたらどう進めますか?
□(再受験者のみ)再受験になりますが、何に気を付けて臨みましたか?
□CDAの資格を取得したらどう生かしますか?
ここまできたらじたばたせず、内省に努めましょう。では!
CDA2次試験、ロープレ練習の仕上げ
2014年12月04日 20:34CDA2次試験は間もなくですね。
ロープレ練習は順調に進んでますか?
ぐるぐる回って次をどうするのか困っていませんか?
以下のポイント〈●〉を意識して拾って下さい。〈意図する〉とはこのことだと思いませんか。
●来談目的は覚えていますか?〈同時にCLが安心して語れるような信頼関係を構築する〉
CL:はい、あのー仕事をーあのー□□□□で(はい)お□□を作っているパートを3年くらいやっているんですけど(はい)ちょっと、もーなかなか365日毎日働いている感じで(う~ん)やめたいなぁーと思っているんですけど・・・・
CDA:え~、□□□□で□□□□のお仕事を3年くらいパートで働いておられる。(はい)
それで365日毎日働いている感じでとても忙しく(えー)辞めたいと思っていらっしゃるのですね?(はい)
もう少し詳しく聴かせていただけますか?
●伝え返しはスムーズにできるようになりましたか?〈CLが何を問題だと感じているのか状況や経験を語ってもらう〉
CL:そうですね~。(えー)わりと最初から思ったのと違ったのですけど、(はい)。
あのー最初は結構土日とかでも(えー)ランダムに休めるみたいに聞いてたんで(う~ん)そのつもりでいたんですけど、(う~ん)なんか、土日祝日は出ないといけないような状態(う~ん)、あっ最初からそうなんです。
CDA:そうすると最初はある程度こちらが思うような曜日に休めると思っていらっしゃったんですね(はい)。
ところが実際仕事に就いてみると土日祝も出ないといけない?(そうです)思ったように休みが取れず、非常にお忙しい?
●感情は拾えますか?〈その出来事や状況にどのような感情・拘り・考え・価値観を抱いているのか語ってもらう〉
CL:そうですね、それもあるし(えー)子供ですね。(はい)一番下の子がまだ(はい)□年生なんですけど(はい)塾とか習い事とかの(んー)まぁ送り迎えを今主人に頼まないといけないような(うーん)状況になっていて、大分前からなんです(えー)それも負担をかけていて(うーん)悪いなぁーと思っているんです。
(沈黙)
CDA:えー今小学校□年生のお子さんの送り迎えをご主人に頼んでいらっしゃる?(えー)
悪いなぁというのはどういったお気持ちなんですか?
CL:はい、□□□□□をやっているんですが、主人が、(えー)毎日2時3時帰りが。(えー)それで土曜日とか日曜日とか出勤することが多かったんですね。(うーん)なんですけど、自営ですから時間を子供に合わせて、何とか早く出勤しなければ、現場に行かないといけないんですけど、子供のお迎えと(うーん)お見送りのために(うーん)時間を無理してずらして行ってもらったり。(うーん)私が朝早くからいないものですから・・・・・・・
●自己探索の問いはだせますか?〈再現を促す〉
CDA:Bさんはお仕事で早かったり土日も出ないといけない中で、ご主人が子供に合わせ代わりにやっていただいていた。(そうなんです)
それについてすごく悪いなーというお気持ちで対応されていたのですね?
(えー・・・・・・沈黙)
先ほど□□□と言われましたが、どんなお話し合いがご主人とあったのでしょうか?
CL:いえ、主人は「もう、治るから」と言って、実際手術すれば病院の先生も「まあ□□もないだろう。取ればとりあえずいいんじゃないか」と言ってくださっていて、主人もすぐに復帰するつもりでいるんですね。(うーん)
ですけど、今でも結局、私が負担をかけていると思いまして・・・・
●主訴の確認はしていますか?〈CLにとって何が問題なのか定義化する(主訴の把握)〉
CDA:なるほど、ほんとうに今の仕事が家族に負担を掛けている思いがあるんですね。
一方どんどん仕事が増えてその分断れない思いもあるんですね。
CL:そうなんです。ただ辞めたいんですけど、なかなか辞める切っ掛けというか、責任もすごく持たされているし、私がやめたら、ものすごく仕事先に迷惑を掛けるなーといのうがありまして・・・・・
CDA:辞めることで仕事先にも迷惑を掛けるんじゃないかという思いがあるんですね。(はい)。
一方家族に特にご主人に迷惑を掛けるということで、悩んでいらっしゃるのですね。(はい)
なるほど。
いかがですか?
今日CDAになって初めてCL役をやりました。
2014年11月30日 22:30CDA役にフィードバックしようとするのですが思い出しません。
「いいんじゃないですか」と言ったものの具体的に話ができません。
結局録音を聴きながらフィードバックする羽目になりました。
CL役には「すっきり話せた」「まだ、もやもやしたまま」程度しか残らないのでしょうか?
CL役にフィードバックは難しいことが分りました。
仲間のCDAは淡々とCL役とフィードバックを何回かやってくれましたが、この差はなんなんでしょうか?
誰か教えて下さい。
ロジャーズの「伝え返し」
2014年11月30日 09:50しつこく書いていますが、今日も諸富祥彦著「新しいカウンセリングの技法」より抜粋します。
50代ころの全盛期のロジャーズのカウンセリングにおける応答の8割が「伝え返し」であったといわれています。
「伝え返し」が「ただ相手の言葉を繰り返すだけのオウム返し」と誤解されていることを気にかけ、その誤解を正すためにロジャーズが死の前年に書いた重要な文章です。
つづけます
「セラピストとしての私の見解を言えば、私は〈感情を伝え返そう〉とはしていません。
クライアントの内的世界についての私の理解が正しいかどうか確かめようとしているのです。
クライアントがそれを今体験している通りに私がそれを見ているか、確かめようとしているのです。
私の応答には、次のような無言の問いが含まれています。
〈あなたの中でそれはこんなふうになっていますか〉
〈私は、あなたが今体験している個人的な意味の色合いとか肌合いとか味わいを、ちゃんとキャッチできていますか〉
〈もしそうできていなかったら、私は自分の知覚をあなたのそれに一致させたいのです〉。
その一方、クライアントの側から見れば、私たちはクライアントが現在体験しつつあることの鏡を提供しているわけです。
その鏡に映し出され、別の人の目を通して見られた感情や個人的意味は、よりシャープになっていくようです。
だから私は、〈感情の伝え返し〉ではなく、〈理解の確かめ〉とか〈受け取りのチェック〉という言葉を使うことを提案します。
こういった言葉のほうが、より正確であると思えるからです。
セラピストのトレーニングにも有益です。
〈伝え返そう〉とするのに比べると、相手の内的世界についての自分の理解や受け取りを確かめようとすることのほうが、応答したり質問したりする際の健全な動機となるようにも思います」。(Rogers,1986)
つまり、ロジャーズは「伝え返し」が〈感情の伝え返し〉ではなく、〈理解の確かめ〉とか〈受け取りのチェック〉であること。
その一方、クライアントの側から見れば、現在体験しつつあることの鏡を提供している。
その鏡に映し出され、別の人の目を通して見られた感情や個人的意味は、よりシャープになっていくとのことです。
さて「伝え返し」のまとめです。マイクロ技法では「いいかえ」を中心として「はげまし」「要約」の一部が含まれると言ってもいいのではないでしょうか。
いかがでしょうか?