キャリアコンサルタントを目指している方へようこそ!
このWebは私がキャリアコンサルタントなって、今歩いている道を皆様と共有し理解を深め合うことを目的とし、それをノウハウ集にまとめました。
私はこの春に1級キャリアコンサルティング技能士になることができました。長い間、皆様と関わることができたお陰だと感謝を申し上げます。引き続き宜しくお願い致します。塾長 木原厚二 R5.4.1
ブログ
合格者(OMさん)の声「今の自分を受け入れ自信を持つことがフラットな心に繋がる」
2018年04月19日 06:57今日も第7回キャリアコンサルタント試験合格者の声をお届けします。
私は第6回の試験で学科、第7回で実技に合格しました。
現在受験勉強をされている皆様へ少しでも、お役にたてますと幸いです!
養成講座の学びではついていくのが一杯一杯、主訴って?意図性??伝え返し???とよくわからないまま授業が進み、終了。
モヤモヤしている中、養成講座の同じクラスの方のご紹介で、スカイプ塾を知りました。
「分かりやすい資料をくれたり、とても親切な先生だよ」とお話を伺い、早速予約!
試験まで心配だったので実技試験対策の講座(以下対策講座)・スカイプ塾の両軸で勉強を進めていくことに。
ここまで対策できたら大丈夫!と、思っていました。
が、対策講座では私の疑問は無くなるどころか増えていくばかり・・・
先生からのキツイ言葉での指導が続き、これまで持っていた前向きな気持ちは徐々に無くなり、言葉を発するもの怖くなる位、自信を失っていきました。
特に私は口頭試問を苦手としていました。
今となって振り返ると苦手を克服したいという思いが強すぎたのか、ロープレ中に無意識に口頭試問の答えを考える癖も出来てしまっていたように感じます。(CCTとして、寄り添えていませんね。)
口頭試問の苦手意識→ロープレ中も口頭試問の回答を頭で考えている状態→CLに集中できない→寄り添えていない→記憶に残らない→結果、口頭試問でも上手く話せない・・・
という感じで、マイナスのスパイラルへ。
木原先生は口頭試問で言葉を発せなくなってしまう私に促しや助け船を出していただき、苦手意識の克服を手伝っていただきました。
質問項目である「出来たこと」は話せても、「出来なかったこと」は何を答えていいか頭の中で纏まらないなかで、時間だけが過ぎていくこともありましたが、先生から、「出来なかったことは、この先のことです。」と教えていただきました。
頭の中で色々なことが頭で巡り、言葉を発することも臆病になっていた私に、木原先生のご指導で1つの迷いがクリアになり、嬉しい気持ちで一杯でした。
1度目の受験では対策講座で傷つきながらも、いつも温かく迎えてくださる木原先生のお陰で学びを続けられていましたが、試験が近くなるにつれ、自分の悪いところを探しだしてしまうことも。
そして、試験当日は緊張のあまりに声が出ず、力を発揮できない残念な結果になってしまいました。
自信を失い、合格のためにはどうするかばかり考え、心の余裕がない状態の私は、何かに悩み、相談にいらっしゃったCLに、「あなたのことを教えてください」「どうして相談に来たのだろう・・・?」と相手に寄り添う心とフラットな心が持てていなかったのでは、と思います。
「勉強しすぎはよくないですよ」と、先生が仰っていましたが、今の自分を受け入れ、自信を持つこと。
それがフラットな心に繋がるのではないかと教えていただいたように思います。
心をフラットにできると、CLのお話されていることを真っ白な紙に一緒に描けるような、お話されてきたことがイメージ出来、頭に残るような感覚でした。
そうすると2度目の受験では1回目と比較すると、声も出るようになり、苦手としていた口頭試問も自信をもって答えられ、無事に合格をすることができました。
心身共に疲れ切ってしまい2度目の受験をどうするか迷っていましたが、スカイプでお話を聞いてくださり、木原先生の暖かい声を聴いて再びチャレンジしてみようと思いました。
前向きな気持ち・自信を取り戻すことができ、木原先生と出会いに感謝しています!
本当にありがとうございました!!
OMさん、合格おめでとうございます。
苦労し乗り越えたからこそ、伝えられるのでしょうね。
実りある時間だったと思います。
今回のことが転機になり、キャリアコンサルタントとして第一歩を踏み出されと伺いました。
これからも益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(エスさん)の声「録音を聴き直し、多くの気づきを得、今後どうしたらよいのか真剣に考察していく」
2018年04月18日 07:19今日も第7回キャリアコンサルタント試験合格者の声をお届けします。
受講生同士のロールプレイはしたものの、勉強中の者同士の練習では、あまり手ごたえを感じられませんでした。
「このままではとても合格できない」と思い、インターネット検索で見つけたスカイプ塾の扉を叩きました。
初めて先生とお話したとき、進むべき方向が見え、あの時、思い切って連絡してよかったと思いました。
ロールプレイは4回のみでしたが、毎回緊張感を持って臨みました。
良かった点は、まず、疑問点をその場で質問できたこと。
丁寧に答えて頂けました。
次に、ロールプレイ全体を録音できたこと。
養成講座では講師のコメントは録音不可といわれ振り返りが十分にできませんでした。
よいアドバイスを受けても復習しなければ身になりません。
スカイプ塾では、毎回、先生のコメントを含めた録音を聴き直し、多くの気づきを得、今後どうしたらよいのか真剣に考察していきました。
自分の予定に合わせ自宅で経験豊富な先生から個人レッスンが受けられ、大変勉強になりました。
試験当日は、不思議と落ち着いた気持ちで受験できました。
木原先生、ありがとうございました。
エスさんは、短期間にスカイプ塾を利用され、高い集中力で合格されました。
今、キャリアコンサルタントとしてスタートラインに立ったところです。
これからも自己研鑽し、益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(YCさん)の声「ロールプレイはスポーツ、身体で覚える」
2018年04月16日 19:47今日も第7回キャリアコンサルタント試験合格者の声をお届けします。
国家資格キャリアコンサルタントの資格をとろうと決心しましたが、(講習会免除の実務経験での受験のため)周囲に相談する人もなく何が何だかわからず受験勉強を始めました。
第5回 国家資格キャリアコンサルタントの受験
まずは学科試験合格を目指し過去問対策。テキストとにらめっこで取り組みました。
でも学科は答えがあるので良かった。 勉強にも張り合いがもてました。
実技は?
とりあえず傾聴していればいいのかな、と安易に受験し、みごと実技浪人となりました。
第6回 国家資格キャリアコンサルタントの受験
まあ、仕方ない前回は学科でいっぱいいっぱいだった。
今度は実技対策一本で頑張るぞ、でも正解が分からない。受容?共感?
どうやればいいの? どうやら傾聴にもスキルが必要らしい。
ロジャース、経験代謝、キャリアカウンセリング実践などなど・・ハウツウ本、理論など読み漁り、頭だけでわかったつもりになっていました。
そして受けた実技試験、面接試験でしどろもどろ
手ごたえはいまいち、まただめかも・・と思ったら、やはり不合格でした。
ここでようやく、目が覚めました。
実技、ロールプレイは数をこなさなきゃ!
頭ではなく実践できなきゃ駄目なのだと。
ですが、どうやって実技対策? 実技の講座をようやく見つけ申し込みましたが、試験間近の半日だけ。これだけじゃ不安。
皆さんどうしているのだろう。
文明の利器ネットを駆使し、ようやくたどり着いたのがスカイプ塾でした。
ロールプレイをマンツーマンで! 自宅にいながらにして! 遠方でも大丈夫! しかも日中の仕事には支障のない帰宅後の時間帯。自分の都合に合わせて申し込むだけ。それなのにリーズナブル!
まさに自分のためにあるようで、これだ!と確信しました
スカイプと言っても音声だけ、顔が見えないのでお風呂上りすっぴんでもOK。
これも高ポイントでした(木原先生ごめんなさい)
50分のロールプレイは毎回本当に楽しみで、ロールプレイに飢えていたのだ!
と実感しました。
全然できなくて落ち込む時もありましたが、録音したロールプレイを通勤の車の中などで繰り返し再生し、あーこれじゃダメ、と自分にダメだし。
指導された内容を確認するうちに、正解の解らなかった実技の答えがいつのまにわかるようになっていました。
受け止めて返すことの意味や言葉のトーン、間の取り方、一つ一つ丁寧に教えていただきました。
木原先生の言葉、「ロールプレイはスポーツ。身体で覚えるのです。」
本当にその通りだと思いました。
そしてそこには正しく導いてくれるアドバイザーが不可欠です。
第7回国家資格キャリアコンサルタントの受験
実技3回目の挑戦でようやく合格しました。
論述、面接とも前回、前々回より得点を大幅にアップすることができました。
孤独な受験勉強から、正解へと導いてくれる師を得て、心強い一言でした。
もっと早くにスカイプ塾を知っていればと悔やまれますが、私にとっては必要な遠回りだったと納得しています。
自分の経験だけで相談者に対応していても限界があります。
専門家としてのスキルの基本を教わりました。
木原先生、本当にありがとうございました。
YCさんは、実務経験枠で受験され、悩み、苦しみ、乗り越え合格を果たされました。
私はかけがえのない貴重体験を通し、自分のものにされたと思っています。
きっと今のお仕事に生きてくると思いますよ。
これからも益々のご活躍をお祈り致します。
合格者(NAさん)の声「徐々に口頭試問のやり方に慣れていくことができた」
2018年04月15日 15:32今日も第7回キャリアコンサルタント試験の合格者の声をお届けします。
キャリアコンサルタントの養成講座に通い終わったものの、実技に不安をかかえていた時にスカイプ塾を見つけました。
スカイプでロープレってどんな感じなんだろうと不安でしたが、お声を聞いて「なんて優しい声の方なんだ!」と安心してスタートすることができました。
養成講座で教わった「基本的に質問は控えること」「感情を拾って自分の言葉で返すこと」に縛られすぎて初めてのロープレで、木原先生に「純粋な気持ちで聞いていいんですよ。あなたのことを分からないので教えてくださいという気持ちですよ」と言われたときは目から鱗でした。
基礎から丁寧に教えていただき、木原先生の元で実技を勉強し直したいと思い、毎週レッスンを行いました。
初めは沈黙を恐れ、「何か聞かなくてはいけない。話してもらいたい。でも質問が出てこない」と焦ってばかりでした。
しかし、レッスンを重ねるごとに純粋な気持ちでクライアントと向き合うことができるようになっていきました。
口頭試問では、最初は「すぐに内容を思い出すなんて無理だ」と思っていましたが、木原先生に「他にはありませんでしたか?」と促していただいたことで徐々に口頭試問のやり方に慣れていくことができました。
またレッスン後の逐語録を作成する中で「こうすればよかったんだな」と反省し、細かく添削いただき、新たな気づきを得ながら成長することができたと思います。
いよいよ本番を迎え、クライアントは私の苦手な分野でした。
仲間内で同じクライアントだった方達が聞き出せている情報を、私は聞き出せなかったので落ちてしまったかもしれないと思いました。
しかし結果はオールA判定、かつ1回で合格することができました。
振り返ると、木原先生がおっしゃっていた「カウンセラーによって話の展開は全く異なる。見立ては人によって違っていい」ということなんだろうなぁと思いました。
また、口頭試問だけは散々練習した甲斐もあり上手くできたと思います。
木原先生のレッスンを受けていなければ合格はできなかったと心から思います。
回数を重ねているにも関わらず、上手くいかないときも多々あり、その都度木原先生には厳しくご指導いただきました。
仲間内でのロープレでは気を遣われて的確なアドバイスをもらえていたが分かりませんが、私は木原先生の直球のご指導が合っていたのだと思います。
本当にありがとうございました。
これからはキャリアコンサルタントとして自信をもって今まで以上に仕事に励んでいきたいと思います。
NAさん、合格おめでとうございます。
これからも自己研鑽し、お仕事に励んでください。
益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(SHさん)の声「態度はコンサルタントでも心は純粋な子供」
2018年04月12日 07:39今日も合格者の声を紹介します。
第7回の試験を受験すると決めた時、子供は1歳で仕事も復帰したばかり、仕事は不定休という状況でした。
その中で養成講座や学科の勉強やロープレの練習をこなしていけるのかという不安と、もし一発合格出来なかったら夫や子供に協力してもらう時間が長引いてしまうという不安があり、なんとしても一発合格したいと強く思っていました。
一方で夫や子供のことを考えると勉強や練習に割く時間は最低限にしなくてはならないというプレッシャーもありました。
そこで、養成講座だけはなんとか仕事の都合をつけ、その日は子供を夫にお願いして受講し、学科の勉強は子供を寝かしつけてから自宅でしていましたが、最大の問題はロープレの練習でした。
高い料金を支払った養成講座ですべてまかなえるものと思っていたら大間違いで、養成講座ではクラスメイト同士の練習のみで講師から個別の指導はほとんどなかったのです。
面接対策は別料金で数万円の講座を用意しておりますと案内されましたが、養成講座に高い料金を支払ったのに別料金でそんなにかかることに驚きと、やっと養成講座が終わって時間の拘束がなくなったのにまた通学するのは子供、夫、仕事のことも考えるともう無理だと思いました。
なんとか通学せずに最低限の時間とコストで経験者から個別指導を受けたい、そんなうまい話があるはずないかと思いながら探してたどり着いたのがこのスカイプ塾でした。
実際スカイプ塾は私の希望をすべて満たすもので、スカイプ塾に巡り会えたことが私にとっては本当に幸運でした。
私のロープレはクライエントへの質問が堂々巡りになり、突破口が見つからなくなり困っていたところに15分のアラームが鳴って助かった〜と思ってしまう様な情けない内容が多かったのですが、終わってから木原先生に「この方は〜ですか?」と質問されると分からず、「分からないでしょう。なぜ聞かなかったのですか?」と言われると自分でも何故だろうと内省し、そこから自分のやり方を少しずつ改善していけた様に思います。
木原先生に言われたことでロープレになるといつも思い出す言葉が「子供の様に純粋な心で、なぜ?なぜ?と聞くんです。」というものです。
大人になると、この人がこうと言っているんだからなぜ?なんて聞くのは野暮かなぁと無意識にも忖度して聞かないことがたくさんあるんだろうなと、この言葉に気づかされました。
それに気づいてからは、ロープレの時は、態度はコンサルタントでも心は純粋な子供を心がけていました(笑)
そして結果としては祈願の一発合格することができ、子供も夫も「やったー!」と喜んでくれました。
資格をとってからのことはまだ定まっていませんが、スカイプ塾で学んだことを仕事に活かしていきたいです。
本当にありがとうございました。
SHさんの初回のスカイプ塾はカフェ店(?)でしたね。
その後もスカイプ塾の時間と場所を確保され、合格を果たされました。
合格者の声を拝見し、ご家族の協力の中で一生懸命努力されたのですね。
SHさん合格おめでとうございます。
これからも益々のご活躍とご家族と共にご健勝をお祈りいたします。
合格者(KSさん)の声「子供のような純真な心」
2018年04月10日 07:01学科、実技ともに無事合格しました。
木原先生には、とても丁寧に指導していただきました。
本当にありがとうございます。
振り返ると、養成講座のロープレでは、CC役をやるのが恐くて、とにかくロープレを避けていました。
なぜなら、ロープレ中に頭の中が真っ白になり、沈黙してしまうからです。
「次は何を聞いたらいいのか」「どうしたらいいのか」と、不安でたまらず、当時の私はロープレ恐怖症でした。
養成講座終了後も、ロープレの基本的な進め方を理解しておらず、途方に暮れていました。
試験に向けてどうすればよいのか、ネットで必死に情報収集をしていました。
そんな折、『キャリアコンサルタント学習ノート』というブログを見つけました。
不安な気持ちを静めたい一心で読み進める中、そのブログに『スカイプ塾』が紹介されている記事を読み、藁にもすがる思いで、初回カウンセリングを申し込みました。
初回カウンセリングで、木原先生に私の不安な気持ちを受けて止めてもらい、共感されながら理解されるという、何とも言えない心地良さを経験することができました。
包みこまれるような温かさを感じ、「これが本当のカウンセリングなんだろうな」と、思ったことを覚えています。
その後、先生からマンツーマン指導を受けることで、ロープレの進め方を修得していくことができました。当初私は、CLに質問する場面で「こんなこと聞いていいのか?」「今、この質問でいいのか?」など、質問を口にすることに躊躇していました。
その時、先生から「子供のような純真な心で、どうして?どうして?という気持ちで質問していいんですよ。分からないことはCLに教えてもらえばいいんです。」とアドバイスを受け、気持ちがとても楽になったことを覚えています。
全く自信がなかったので、先生の言葉に本当に救われました。
スカイプ塾を受講して強く感じたことは、「継続的なマンツーマン指導に勝るものなし」ということです。学校や自主勉強会などでは、1対1でなく、グループ学習が多いと思います。
グループ学習では周囲に人がいるからか、無難な指摘や変な優しさがあるフィードバック(慰め合い?!励まし合い?!)があります。
あるいは、資格保持者からの厳しすぎる言葉・配慮のない指導で、傷ついて立ち直れない様子の仲間を見たことがあります。
合格するだけなら、それでいいかもしれません。
資格取得後に、キャリアコンサルタントとして活躍していきたいという気持ちが強い人は、今この時期にスカイプ塾を受講した方が良いと思います。
合格率が高いこともあり、合格できたことは嬉しいというより、ホッとした感じです。
それより、今回学んだ知識・技法が、仕事で非常に役立っていることの方が何よりの喜びです。
木原先生との出会いがなければ、この感覚は持てなかったと思います。
木原先生、本当にお世話になりました!!ありがとうございます!!
KSさん、合格おめでとうございます。
何よりも仕事で役に立っているのですね、大変嬉しく思います。
寄り添い一緒に考えることで、クライエントが元気になり、自らが立ち上がることがキャリアコンサルタントの究極の願いです。
KSさんはこの4月から人事の仕事にも携わることになったと伺いました。
キャリアコンサルタントとして私からも(言葉ですが)「合格証」を差し上げます。
これからも益々のご活躍をお祈りします。
合格者(KEさん)の声「本番は涙が出るほど嬉しかった!」
2018年04月09日 07:25今日はもう1人合格者の声をご紹介します。
これから受ける方、スカイプ塾を検討している方に、何か伝わればいいなあと思いながら書いてます。
この度、第7回で1発合格することができました。実技は全てA判定。これは先生の教えと励ましがなければ、果たせなかったと思っています。
「感情を掘り下げるといい」これは養成講座で学んだことですが、では、感情が出てこないときは?伝え返しをしても一言で終わってしまったら?話を掘り下げる事ができることもあれば、出来ないときもある。
それは何故?自分に何が足りないの?疑問だらけで終わった養成講座。
疑問を残したままで試験を受けられないと思い、スカイプ塾に入りました。
先生の授業はクライエントを想いやる気持ちにあふれたものでした。
細かく、丁寧に絵を描くようにクライエント像を描き、「あなたの事を教えてください」の気持ちで接し、クライエントの味方になる。
でもべったりとくっつくのではなく、少しだけ隙間をあけて寄り添う。
繰り返し言葉で伝えていただき、クライエントに寄り添う感触を次第に感じるようになれたと思います。
また、カウンセリングは感情だけにとらわれるのではなく、わからない事柄や気になる事柄、不明瞭な事柄にも焦点を当てて質問する事を教えて頂き、ロープレに取り入れることで、感情と事柄双方の質問が不可欠であることを実感できました。
今考えると、感情と事柄のどちらもクライエントから教えてもらわないと、寄り添える事は難しいのではないかと感じています。
授業を受けるうちに、入塾当初私が感じていた疑問も解消され、苦手だった口頭試問も各項目で答える内容を細かく教えていただき、何とかまとめることができるようにもなり、試験当日を迎えることができました。
試験当日は、うまくいったロープレを繰り返し聞きながら、クライエント像を細かく描くイメージと「あなたの事を教えてください」の優しい気持ちを思い出すこと、クライエントの味方になる感じを繰り返しイメージすることに徹しました。
何を復習しようかなと考えましたが、先生が教えてくれた「クライエントに向き合う姿勢」はいかんなく発揮して、話してよかったなと感じてくれるカウンセリングをしたいと思った為、向き合う姿勢に重点を置き、技法の事は細かく気にはしませんでした。
先生の声を聴くことで心も落ち着きます。
本番では、クライエントの笑顔も見られて、寄り添う事ができたのかなと、涙が出るほど嬉しかった。
時にうまくいかずに後ろ向きになったこともありますが、そのたびに先生には根拠ある前向きな言葉を頂いたおかげで、反省することはあっても、落ち込むことなく、最後まで続けられました。
またの機会に、先生からロープレの授業を受けたいと考えています。
これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします。
KEさん、合格おめでとうございます。
初めてのスカイプ塾が昨年の12月24日でしたね。
試験直前の3月8日まで粘り強く、とても熱意に満ちた授業でした。
これからも、後進の指導に、仕事に活かして頂きたいと思っています。
益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(MDさん)の声「キャリアコンサルタントとしてのたたずまい」
2018年04月09日 06:55今日も合格者の声を紹介します。
私とスカイプ塾との出会いは2018年2月中旬です。
第7回試験まであと数週間という時点での入塾で、合計4回(初回の無料体験を除く)ロールプレイをやらせていただきました。
結果、実技112点(論述41点、面接71点)で全てA判定を受けることができたので、とても良い流れで試験に臨むことができたと感じています。
私自身が実技試験に向けて、最も大事にしていたことはキャリアコンサルティングを行うにあたっての「心構え(=心の中心に添えておく言葉のイメージのようなもの)」です。
ロールプレイによる練習の積み重ねや、知っておいた方が良い最低限の知識はもちろん大事ですが、それ以上にキャリアコンサルタントとしてのたたずまいのようなものが試験においても重要なのではと思います。
そのことについても、スカイプ塾の中であらためて学ぶことができたと思います。
スカイプ塾での成長から合格に至る部分を語る前に、まずは入塾前までにどのような経緯でたどり着いたかを振り返りたいと思います。
養成講座は2017年10月~12月にかけて受講しました。
講座では基本的な知識の学習とロールプレイは2回程度の実施だったので、実技に関しては自主練習や合格対策講座に託される構成になっていたかと思います。
私はこの時点で既にJCDAで受けようと思っていたので、その対策の一つとして2017年発売の「経験代謝によるキャリアカウンセリング」の本など読み、そこをベースに実技に臨もうと考えていました。
また、養成講座の2回目のロールプレイをこの経験代謝を念頭に実施してみたところ、アドバイザーに「この時点でこの完成度はすごい」と誉めていただいていたので、その言葉を真に受けるわけではありませんが、少なくとも自分が進んでいる方向性は大丈夫かなという感触を持っていました。
(上記でいう「心構え」をひとまず「クライアントの経験を代謝させる」というものが非常にすっきりとあてはまったイメージでいました)
そこで、身近な人に悩みがなかったとしても、過去の経験を語ってもらえれば「相手役も題材も無限にあるな」と考え、主には家族に話を聞くというかたちで試験まで準備しようと取り組んでいきました。
ただやはり、話を聞くことはできますが、それがキャリアコンサルタントとして対応できているかということは、客観的に把握できることができないので、だんだんと不安が大きくなっていきました。
その中で「経験代謝」について何か他にヒントがないかキーワード検索をしていたところ、スカイプ塾を主宰されている木原さんのブログに辿り着いたのでした。
ブログを隅々まで読み、すごく参考になり、さらにはスカイプ塾というものがあり、非常に参加しやすそうなかたちであったことから、初回体験を申し込むに至りました。
初回体験ではこれまでの状況をお話し、試しにロールプレイもやらせていただいたのですが、養成講座の練習のかたちとは当然異なるので、スムーズに進めることができませんでした。
ただ、まだこの時点では、特に自分の中でのロールプレイをするにあたっての姿勢は変えようとは思っていませんでした。
ターニングポイントは次の回でした。
まったくロールプレイがうまくできませんでした。
一言でいえば、養成講座で習ってきたことや、自分が準備してきたことが全く意味のないようなものに思えてきて、若干感情的な物言いも木原さんに対してしてしまいました(その節は大変失礼いたしました)経験代謝を意識しすぎていたと思います。
その状態から変わっていく契機となった言葉が二つあります。
一つはこれまでの体験記やブログにも記載があるかもしれませんが「悩んでいるのはクライアントであること」ということです。
そのことから派生して、ロールプレイ=試験では、いつまでも受験生気分ではなく、一人のキャリアコンサルタントとしてクライアントにしっかり向き合うという気概を当然もっていてしかるべきということになるかと思います。
もう一つは「技法とは目標に役立つ反応を意識してとること」という言葉で、これは悩む中で自分にしっくり落とし込める言葉を探して書物など読んでいる中で出会った言葉でした。
國分康孝先生の著書の中にある言葉です。
この言葉と、木原さんとのロールプレイでの振り返りでの「普段の会話とそれほど変わりはない」というニュアンスの言葉とをあわせて考えたところ、今までの自分は技法などの形にこだわりすぎていたということをようやく自分の中で落とし込むことができました。
つまり自分という固有のパーソナルティを考えた時に、キャリアコンサルタントに必要な技法の基本的ないくつかは、普段のままの自分でもかなりできている部分はあると思い、それを困っているクライアントに役立てようと意識することで、それ自体がすでに何等かの技法を使用していることになると自分なりに解釈してみたということでした。
以上の流れでまわりまわって「パーソンセンタードアプローチ」という原点に最終的に戻ってきましたが、この言葉をあらためて「心構え」として心の中心に添えて、その後のロールプレイに取り組んでいきました。
自己分析をすることでこの境地に辿り着いたことは、自分の中では非常に大きく、以降は比較的スムーズにロールプレイ全体を体験することができ、口頭試験の対策もすることができました。
思い返せばスカイプ塾でロールプレイをし、振り返りをするという過程全体、そのものがカウンセリングと考えることもでき、またこうして体験談をまとめるということも自分のキャリアコンサルタントとしてキャリアの最初を見つめ直すという意味でも大変意義深いことだなぁと感じています(なので特に依頼があったわけではありませんが、自ら体験談を今入力しています)
これからもキャリアコンサルタントとしての研鑽を重ね、何等かかたちで世の中に貢献できるようにしていきたいと思っています。
以上長くなりましたが、ありがとうございました。
よくここまで短期間に自分の中に落とし込み自分のものにされ、合格という形にされたと嬉しく思います。
MDさん合格おめでとうございます。益々のご活躍をお祈りします。
合格者(WMさん)の声「資格を採ったら業務に活かしたい!という思いが溢れる」
2018年04月08日 09:37今日も第7回の塾生の合格者の声をご紹介します。
これまでの道のりについてお話させて頂ければと思います。
学科は1回目の試験時に合格していましたが、実技が受からずこの度、5回目の試験でやっとの思いで合格する事ができました。
講座では実技について、そこまで落ちこぼれでもなく、日々の業務でも、面談、相談事など社内社外と、人と関わる仕事に就いている為、畑違いとう環境でもありませんでした。
それなのに、試験の度に学友がどんどん合格していき、取り残されていくそんな1年間でした。
試験が不合格の度に、学友でホルダーになったメンバーとロープレ、実技指導も別で受け、そこで知り合った仲間とも頻繁に練習を重ね、通勤時間の1時間は毎日自分のロープレや仲間のロープレを聞き学習を続ける日々でした。それでも実技試験は毎回不合格・ ・・。ほとほと疲れて来ていました。
ですが諦めるつもりはなく受かるまでは受け続ける!!業務で活かしたい!!ただその思いでした。
実際は毎回の結果に落ち込んで悔しい思いでいっぱいでしたが・・・。
4回目の試験の不合格の後、学友が勧めてくれたスカイプ塾が先生との出会いでした。
先生と出会った時には、自信も無くし、先も見えずただ長いトンネルの中から抜け出せない状況だったと思います。
その中で、優しく、一つ一つ、ロープレの中でCLの人物像について、背景について、価値観について、主訴について捉える事を、見立てる力を教えて頂いた様に思います。
勉強を続ける中で、仕事上の面談で捉え方が大きく変化したと思っています。
本当に人それぞれ価値観があり、大切に思っている事が違う!そう見える様になってきたのも、学習を続けてきた大きな収穫でもあったと思います。
結果苦労はしましたが、納得のいく学習期間であったと思います。
不合格になる度、沢山の人に出会い、支えられ、応援して頂きました。
諦めずに進んだ自分にも拍手です。
先生との学習では、実際の試験に出たケースを引用して頂き、来談目的、主訴(言った事すべて)、自己概念の捉え方、背景、CCの見立て、を中心にロープレを学ばせて頂きました。
口頭試問についても丁寧に対応して下さり、ロープレから出てきたCLの言葉、コンサルタントとしての見立てをまとめ、今後どのように面談を進めるか一緒に整理して頂く事が出来ました。
カウンセリングの良い形を自分自身で体感し、それをイメージする事が出来ました(先生が全て導いてくださったおかげです)。
最後のレッスンの口頭試問の際「資格を取得してどのように活かしたいですか」と本番通りの質問をして頂いた時、これまでの苦労がフラッシュバックし、本当にわたしは合格出来る日が来るのか、資格を採ったら業務に活かしたい!という思いが溢れ、涙が込み上げてきました。
これまで抑えてきた私の本当の気持ちだったと思います。
試験当日の口頭試問では、主訴について伝える事があまり出来ずに心残りでしたが、ロープレでCLの気持を導く事ができたからか、主訴の把握はA判定を頂く事ができました。
先生との最終レッスンで練習した「資格を取得したら・・・」という質疑では、どうどうと、はっきりと、自分自身がこれまで学んだ事、学び続けた成果、今後大切にしていきたい事、目指す姿を面接官へ伝える事が出来ました。
まだまだ課題も残っているので、継続学習をしていきます。
先生に教わる機会があった事に感謝しています。
本当にありがとうございました。
WMさん合格おめでとうございます。
悩み苦しみ、乗り越えられました。
苦労したからこそ学ぶべきことが多かったと思います。
これからは仕事にそして勉強したお仲間と後進の指導に役立て共に成長していただきたいと思います。
これからも益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(ETさん)の声「試験に受かる為の小手先の技術ではない!」
2018年04月05日 21:41合格通知が届いたようですね。
早速、塾生さんより合格の声が届きましたので、ご紹介します。
第7回試験に初受験で一発合格しました。
実技は126点という自分でも信じられない点数で合格でした。
2ヶ月間のスカイプ塾での特訓の成果だと感じております。
当初、キャリアコンサルタント養成講座の受講が終わり、試験まで残り2ヶ月というところで、私は途方に暮れていました。
『え、ロープレの講習もう終わり?まだ全然理解出来てないのに。。。』という想いで頭がいっぱいになり、このままでは絶対に合格できないことを確信していました。
そんな時にたまたま見つけたのがスカイプ塾でした。
私はスカイプもやったことのない初心者でしたが、調べてみると意外と簡単に出来ました。
そして初回のカウンセリングを申し込みました。
初めは緊張していましたが、拙い質問や不安な気持ちにも丁寧に応えていただき、初回カウンセリング後には10回以上の予約をすぐに申し込みました。
そこから2ヶ月の間、色んなバリエーションの相談者役をやってくださり、ここまでやれば本番でどんな相談者が来てもある程度対応が可能であろうという自信がつきました。
受験生の中でよくある悩みが、どちらの団体で受験するか、という悩みだと思います。
私もそうでしたし、木原先生に相談しました。
先生の答えは、相談者に寄り添う来談者中心ということを念頭に置けば、どちらの団体で受験してもやることに変わりはない、というものでした。
実際に試験を受けてみて、その通りでした。
ネットなどで書かれている団体ごとの傾向は気にしなくて良いのだと思いました。
そういう意味では、どちらの団体で受験される方でもスカイプ塾をおすすめします。
試験に受かる為の小手先の技術ではなく、来談者中心で進めるカウンセリング本来の技術が身に付きます。
先生の中には、スカイプ塾生には試験の合格で終わることなく、キャリアコンサルタントとして活躍していってほしいという願いが込められているということをスカイプ塾を通して感じました。
その願いに応えられるよう、これからも日々精進して参ります。
この度は本当にありがとうございました。
私の思いをしっかりくみ取っていただき嬉しく思います。
ETさんと初めて出会ったのは昨年の12月28日でしたね。
そこから週一回のロープレ練習で最後が試験直前の2月27日まで計13回になりました。
粘り強く、着実に力を付けられ合格は間違いないと思っていましたよ。
合格おめでとうございます。また、これまでの塾生さんの中では過去最高得点です。
今回のキャリアコンサルタントの勉強が転機になり希望の仕事に就かれると伺いました。
これからも益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(ISさん)の声「CLさんの言葉の裏側の悩みや思いをくみ取りたい」
2018年04月02日 07:24明日が第7回のキャリアコンサルタントの合格発表の日ですね。
そのような中で、第6回の合格者の方から合格者の声を頂きましたので、ご紹介します。
私はキャリアコンサルタントを目指し、養成講座に通いました。
実技のロープレでは、カウンセラー役、クライアント役以外のグループのメンバーが、オブザーバーを務め、第三者としての感想を述べあう形でした。
「共感ができていない」「もっと気持ちを聞いた方がいい」と言われることも多かったです。
相談回数が10回、20回と長期で確定しているのであれば、感情の部分にじっくり時間をかけてもいいと思うのですが、私としては人生相談ではないので、辛かったこと、悲しかったことにあまりフォーカスしすぎると、本来の目的であるキャリア相談まで辿り着けないのでは?との疑問がありました。
他の資格を持っている方も多く、"カウンセリング"や"カウンセラー"に対してのイメージがあるようで、私自身の"自己一致"が出来ず、混乱したままで終わってしまいました。
セカンド・オピニオンを受けようと、面接対策の講座を探していたところ、同じ養成講座を受けていたメンバーが、木原先生のSkype塾を紹介してくれました。
試験まで日にちがなかったのですが、直前対策として5回ロープレをして頂きました。
木原先生は優しい口調で、具体的にロープレの組み立て方や流れを教えてくださるので、大変わかりやすかったです。ロープレの中で木原先生に「回転力」があると褒めて頂きました。
何とかクライアントさんの言葉の裏側の悩みや思いをくみ取りたい、少しでも前に進む一助になりたい、との思いが伝わったようでとても嬉しかったです。
どうして養成講習ではあんなに辛かったのかわかりませんが、木原先生とのロープレではのびのびと自己一致ができ、その上で先生に褒めていただき、本当に楽しかったです!
試験当日は口頭試問で"求職者支援訓練"と言いたかったのに、その前の制度名で言ってしまうミスはありましたが、自信を持って本番の試験に挑めました!学科も難しく、勘に頼る問題も多かったのですが、運よく通り、無事一回で合格することが出来ました!木原先生、本当に有難うございました!!!
受験生の一助になればという思いで、約束を果たしていただきありがとうございました。
これからも今の気持ちを忘れず、益々のご活躍を祈念致します。
キャリアコンサルタントの感じ方
2018年03月28日 19:06これまでに来談目的を「芯で捉える」とか、「手に取るように掴む」と言ってきましたね。
では今日はキャリアコンサルタントとして、「どう感じ取るのか」例を上げて考えて見ましょう。
事例1.営業経験の少ない上間さん(23歳、男性、独身)
CL「車の営業に就いて半年、私はこの職に向いていないと感じています。」
↓
ここで皆さんはキャリアコンサルタントとしてどう感じ取りますか?
来談目的「営業に向いていない」を掴みます。
↓
私はこのように感じ取ります。
『向いていない営業になぜ就かれたのだろう?』
↓
矛盾しているCLの内面を知りたい気持ちですね。
では、次です。
事例2.IT企業に8年勤めSEの玉里さん(30歳、女性、独身)
CL「先日上司から主任の打診を受けたが、受けるのを迷っています」
↓
ここで皆さんはキャリアコンサルタントとしてどう感じ取りますか?
来談目的「主任を受けるのを迷っている」を掴みます。
↓
私はこのように感じ取ります。
『主任を受けたくないのはなぜなんだろう?』
↓
8年も勤め昇進拒むCLを知りたい気持ちですね。
最後はこれです。
事例3.経理部長の山本さん(55歳、男性、妻と二人暮らし)
CL「5年後に定年を迎えるのですが、そのことを考えると不安でしょうがないんです」
↓
ここで皆さんはキャリアコンサルタントとしてどう感じ取りますか?
来談目的「定年後が不安」を掴みます。
↓
私はこのように感じ取ります。
CC『ライフプランの備えはどうなんだろう?』
↓
CLのこれからのやりがいや経済的なことを知りたいと思います。
以上です。
キャリアコンサルタントはCLにべったりではなくほんの数センチ開けて寄り添う姿勢です。
ロープレで試されてはいかがでしょうか?
キャリアコンサルタント面接試験「CL中心療法で行う実際のロープレ」
2018年03月18日 19:39各地から桜の開花宣言がされつつありますね。
さて、第8回の受験生さんがスカイプ塾に入塾され、初回レッスンが始まっています。
養成講座ではどうロープレをするのか詳しく教えていただけません。(最近は少し変わってきたこともききます・・・)
また、CL中心療法は一通り習うのですが、具体的にロープレでどう考えどう表現するのか教えてもらえません。
そこで今日はできるだけ詳しく説明することにしました。
例えば、CLの上間(23歳、独身、男性)さんの第一声です。
CL「入社して半年、車の営業マンをやっています。僕はこの職に向いていないと感じています・・・」
まずは受容ですね。
意味はあるがままにCLをあたたかく受け入れて、尊敬心と思いやりを持ってCLにかかわることでしたね。
CC「上間さんは入社して半年、車の営業マンをやっておられるのですね。」
↑尊敬心 ↑伝え返し(ミラーリング=相手の言った言葉を使って返す)
CC「それでご自分は営業に向いていないと感じていらっしゃる?」
↑来談目的の確認 ↑丁寧語
話し方としてはゆっくりしたテンポで間をとりながら、CLを包み込むようにあたたかく受け入れ、同じ目線で顔を見ながら伝え返す。
「・・・ですね。」と言ったときに目を捉える。「・・・いらっしゃる?」と言った時も目をみつめる。
同時に重要なキーワード来談目的「営業に向いていない」を掴む 。
しっかり掴みましたか?手でグッと掴んで決して離さない気持ちがよいです。
次は共感的に理解する姿勢です。
意味はCLのしたこと、私(CC)のしたことがよく似ていて共感できるのでなくて、CLのしたことと、私の体験とは相当違うのだが、違うが故に、その人と同じ価値観やものの見方、考え方、感じ方を共通に感じ合おうとして、丁寧に相手に伝え返していく
私の解釈はリアル感だと思っています。
それは上間さんが入社して半年の経験と皆さんが経験したことを振り返っていかがでしたか?
大抵の人が「右も左もわからず困っているが頑張っている状態」ではなかったですか?
そのような上間さんの経験と私の経験したことは相当違うが、私も大変だった。・・・上間さんもそのような状況かな?と思いながら理解する姿勢です。
いかがでしょうか?
ロープレが物語の中の上間さんではなく、悪戦苦闘されている上間さんをリアル感を持って捉えられませんか?
上間さんもきっと『この人は僕のことをわかろうと真剣に聴いてくれようとしている』と感じるのではないでしょうか?
最後が一致です。
意味はCCがCLの話に虚心(先入観を持たないで素直な心でいること)に耳を傾けながらも、同時に、自分自身の内側にも深く、やさしく、ていねいに、ふれながら、ふれながらしつつ、CLとともに進んでいく姿勢を保つことができていれば、CLのほうも安心して自分の内側にふれて、そのなかに深く入っていくことができる。
これについて私は小さい子供がある時期に「どうして?どうして?」と聴く時期がありますね。
ロジャーズの一致の言語はgenuine(ジェニュイン)です。意味は「純粋、偽りのない」です。
日本語訳が「一致」にしたのでよくわからなくなったのだと思います。
私は純粋性、純真な心がしっくりきますが、皆さんはいかがでしょうか?
ではロープレでどう捉えるか考えてみましょう。
CL「入社して半年、車の営業マンをやっています。僕はこの職に向いていないと感じています・・・」
↑一致の心で感じて欲しいのはここです
①上間さんはどうして向いていないと感じているのだろう?
②上間さんはいつから向いていないと感じているのだろう?
③上間さんは何が向いていないと感じているのだろう?
④向いていないと感じている上間さんはどうして営業になったのだろう?
⑤向いていないという上間さんの営業ぶりはどんな感じだろう?
こんなふうに子どものように純粋な心で感じて欲しいと思います。
CC「(①)上間さんはどうして営業が向いていないと感じられるのでしょうか?」
CL「頑張っているんですがノルマが達成できなく、新入社員の中では最下位なんです・・・」
CC「上間さんは頑張っておられるのにノルマが達成できず、新入社員の中では最下位なんですね(間)
だから向いていないと感じているのですか?」
CL「・・・そうなんです・・・・・・同僚のように親戚縁者を回れないんです。・・・」
↑一致
これで一致です。(まだ続くようですが)
簡単に言うと①②③③④⑤を繰り返しながら来談目的「営業が向いていない」と絡めロープレを進めます。
この続きはスカイプ塾に入塾し会得してください。
頑張りましょう!いつもブログで応援しています!
第7回キャリアコンサルタント試験終了!桜を見つけました!
2018年03月12日 15:06第7回キャリアコンサルタント試験がすべて終わりましたね。
無事終わりお疲れさまでした。
皆さんは精一杯努力され、試験にチャレンジされました。
今は心安らかにお過ごしください。
一足先に咲いている桜をみつけましたので、ささやかなプレゼントです。
いつも応援しています!
「キャリアコンサルタントの心の棚」の話
2018年02月24日 18:19来週、再来週といよいよ第7回キャリアコンサルタント面接試験が始まりますね。
塾生さんとロープレをやっているとどうすればよいのか迷われるシーンがあります。
(シーン1)
例えばCLの最初の一声が
「私はこれまで仕事人間で定年後どうしたらよいのかわからないのです」
と言ったとしましょう。
ここでCCは「わからないのですね」とわからないのだからもう聴けないと思うのではなく
『今は気づいていない』と"キャリアコンサルタントの心の棚"にそっと置いておきましょう。
信頼関係が築けてくると、自己探索できるようになり、
"キャリアコンサルタントの心の棚"からそっと取り出し、再度聴きましょう。
「これまで、やりたかったことはありませんか?」 と。
(シーン2)
例えばCLがのっけから
「ちょっと仕事でね!色々あってね!イライラしてね!」
と言ったとしましょう。
ここでCCは『この人一体何なの?』と思うのではなく、
『何かあって今は冷静でいられないのか』と"キャリアコンサルタントの心の棚"にそっと置いておきましょう。
そして、CCは動じることなく堂々とやさしく
キャリアコンサルタントの心の棚からそっと取り出し、受け止めてください。
「ちょっと仕事で...色々あって...イライラされている...もう少し詳しく教えていただけますか?」と。
(シーン3)
例えばCLがこんなことを言ったとします。
「私は同僚のように親戚縁者を回って車を売ることができません。そんな人に迷惑をかけてまでノルマを達成したくはありません」
ここでCCは『この人ほんとうに営業マンなの?』と思うと同時に
『迷惑をかけると思う拘りはどこからくるのだろう』と"キャリアコンサルタントの心の棚"にそっと置いておきましょう。
そして、主訴を語ったあとで自己探索(経験の再現)が入れる状態になった時
キャリアコンサルタントの心の棚からそっと取り出し、 やさしく丁寧に
「先ほど人に迷惑をかけてまでノルマを達成したくないと言われましたが、どうして営業マンになられたのですか?」と。
いかがでしょうか?
第7回キャリアコンサルタント試験合格祈願!
2018年02月24日 12:32いよいよ明日から第7回キャリアコンサルタント試験が始まりますね。
今回も尾長天満宮に合格祈願に行って参りました!
季節がら受験生の他、身内の方が多くお参りされていました。
特に論述試験は1点でも2点でも加点されるよう最後まで粘ってくださいね。
そして、来週、再来週と土日に面接試験が待っています。
頑張ってください。いつも応援しています!
合格者(OKさん)の声「相手の気持ちに寄り添うこと」
2018年02月01日 21:59キャリアコンサルタントの試験勉強を始めた時、カウンセリングがこんなにも奥深く大変なものとは思っていませんでした。悩み相談にのればいいのだろう位にのんきに思っていました。ところが、通学していた学校で中間テストと称していきなり5分間クラスメイトの前でビデオ撮影しながらカウンセリングをやる事になり、、、結果は散々なもの。「気持ちに寄り添えていない」「自分ばっかり話していて、もっとCLに話をしてもらわないと」「とても話をしたいとは思えないコンサルタント」などのアドバイスをいただいて、じゃあ気持ちに寄り添うってどうやるのか?具体的にカウンセリングはどういうものか?という疑問には一切応えてもらえず、もう受験をやめようかとまで思っていました。でも、キャリアコンサルタントになりたい、カウンセリングもきちんとできてCLの相談にものれるようになりたい!という気持ちがあったのでネットで情報を探していたときスカイプ塾の存在を知りました。木原先生は、気持ちに寄り添うとはどういうことなのか、カウンセリングとは?という私の疑問に丁寧に答えてくださいました。毎回のレッスンの長い逐語録も丁寧に添削してくださり、時間のある時に眺める事が出来たのでこれも大変ありがたかったです。理論的な説明ももちろん勉強になりましたが、、、私は、本当に落ちこぼれ生徒だったのでカウンセリングの練習会でうまくいかなかったとき、先生とのレッスンの途中で続かなくなったとき、自分のふがいなさにレッスン途中で泣いてしまったとき、、、とにかくいろいろな壁がありました。そんな時の先生の私への対応がまさに「相手の気持ちに寄り添うこと」だったのだなあと今振り返ってみて思います。それはとても暖かくて優しいでも、凛としたものでした。おかげさまで無事に試験に合格できました!これからが本当の勉強の始まりだと思っています。私もいつか先生のようにCLのそばでCLの成長をそっと優しく支えられるキャリアコンサルタントになりたいです。
本当にありがとうございました。
それから面接試験(JCDA)直前の11月27日まで4ヶ月間スカイプ塾を利用していただきました。
そして、合格発表の1月5日真っ先に合格の報告を受けました。
ほんとうに粘り強く努力され一発で合格を果たされました。
ご自分を褒めてあげてください。
これからも目標に向かって粘り強く努力され、益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(MYさん)の声「合格を『ゴール地点』『目標達成』とせず!」
2018年01月19日 06:43今日も合格者の声を紹介します。
学科試験は合格したものの、実技試験は論述もロールプレイも苦手意識があり二度の不合格を経験しました。
特にロールプレイは勉強会等へ参加するも苦戦状態が続いており、
「自分には向いていないのではないか、到底無理なのではないか」と思う中、
それでも興味があって自分からやり始めたキャリアコンサルタント試験を諦める気持ちにはなれず、良い練習法はないものかと悩んでおりました。
そんな中、スカイプでの練習はマンツーマンでの指導、かつスカイプでの指導に加え
「逐語録の記録や活用法」「ロールプレイ虎の巻」「先生のロールプレイ実践音声」等
をご教示頂けるとの内容にスカイプ塾への入塾を決意致しました。
私はロールプレイ練習中も途中で全体が見えなくなり、何度も何度も言葉に詰まるような状態でした。
ですが先生はそんな私にその都度、丁寧に助け船を出してくださり本当にきめ細かくご指導くださいました。
これまで参加していた勉強会と違い、細かいタイミングで直ぐに指導して頂いた事、
それを後で聞き返し逐語を起こし自分で改めて考える事、
これが私にとってはとても良いトレーニングになったように思います。
合格からは程遠いような状態の私にも根気よくご指導頂き、先生には大変感謝しております。
そして今回3度目の受験で実技試験を合格する事が出来ました。
「合格」と言いましても、試験当日のことを振り返ると自分としては決してまだまだ満足のいく出来ではなかったと思います。
合格する事は出来ましたが合格を「ゴール地点」「目標達成」とせず
キャリアコンサルタント有資格者としてしっかりと相談者の方に寄り添えるような、
また資格勉強中の方のお勉強のお手伝いが出来るような安定した面談対応が出来るようなコンサルタントになるべく
これからも自己研鑽と勉強を続けていきたいと思います。
そうですね。合格はゴールではありません。
MYさん、これからも謙虚にキャリアコンサルタントとして自己研鑽を続けてください。
合格者(TSさん)の声「試験当日、なんとロールプレイ練習の最後にやった状況と同じ」
2018年01月18日 22:28今日も合格者の声を紹介します。
第5回のJCDA学科・実技を受験し、学科・実技(論述)はクリアしておりました(論述に関しては再受験になりますが、2回とも心配する事はなかったという印象です)が、面接で不合格。
第5回の受験の際は、某有名なCD付マイクロカウンセリング書籍を購入し、独学で傾聴スキル等をまねて練習しましたが、普段の相談業務と試験とは異なるため、どうしたらいいのか迷っていました。
そんな中、インターネットで検索していたら、スカイプでロールプレイが出来るスカイプ塾を目にしました。
詳しくみていくと予約制で料金もお手頃なので、「これだ!」と思い、さっそくスカイプ塾に入塾申し込みをしました。
カウンセリング&レッスン(初回無料)の申込の際に、送られてきた各種資料も簡潔明瞭で、試験当日までロールプレイ練習時や復習の際に何度も目を通し、身につけるようにしました。
第6回の受験の際、面接対策はスカイプ塾のロールプレイ練習を5回受けました。
木原先生には励まされながら、色々と指導して頂きましたが、やはり試験本番まで不安でした。
試験当日、なんとロールプレイ練習の最後にやった状況と同じような内容の実技問題でした。ラッキー!と思いながら、無事面接終了。無事合格することが出来ました!
スカイプ塾にであっていなかったら、前回と同じような結果になっていたのではないかと思います。
また、今後もキャリアコンサルタントとして活動していく中で、スカイプ塾を活用させて頂こうと思っております。
本当に木原先生には色々と優しくそして丁寧に指導して頂き、ほんとうにありがとうございました。
TSさん、仕事の合間を縫ってのスカイプ塾でしたね。合格おめでとうございます。
この面接試験は確かに運もあると感じますが、CLに寄り添う意味を習得されたからだと思っています。
これからもスカイプ塾はいつでもご利用ください。
TSさんの益々の飛躍をお祈りしています。
合格者(AMさん)の声「3枚目の一番分厚い鱗が落ちた」
2018年01月17日 19:02今日はもう一人ご紹介します。
「合格者の声を」と言われ、3か月前のことを思い出してみました。
あの頃、第5回の実技試験で不合格になり、この先何をどうしたら良いのか分からなくなっていました。
というのも、ロープレ対策講座に何度も通っての結果だったので。。。。
やれるだけの事はやったのに、それでダメなんだったら本当に向いてないんだ!って感じです。
で、あと1回受験して、ダメだったら諦めようと決めました。
そんな時あるブログで、偶然、スカイプ塾を知りました。
ワラにもすがる気持ちで(すみません、ワラにしてしまいました)入塾しました。
音声だけのロープレには少し不安がありましたが、ぜんぜん問題ありませんでした。木原先生の演技力は素晴らしく、まるで目の前に相談者さんがいらっしゃるかのように感じました。
マンツーマンのレッスンなので、他の方は分かりませんが、私の場合、先生とのロープレ練習では、目から鱗が数枚落ちました。
最初の1枚は「どんどんしゃべってもらうんです。私はあなたの事がわからないので教えてください。という気持ちですよ。尊敬心を持って温かく。」と言われた時です。
ああ、そうなんだ!何かを聞きださなくちゃとか、感情は伝え返さなくちゃとか、そういうんじゃなくて、しゃべってもらうんだと思えたら、肩の力が抜けました。
2枚目は「誰の味方なんですか?困った方が来られているんですよ。CLの味方でいてください、最後までね。」の時です。
コンサルタントは上から目線で、冷たくCLの問題点探しをする訳ではなかったのです。また、肩の力が抜けました。
3枚目は口頭諮問に答えた時です。
「あなたはコンサルタントですよね。コンサルタントとして答えないと。自分にダメ出ししてどうするんですか」の時です。一番分厚い鱗が落ちました。
今までは15分間の面接受験者として答えていたのです。
その後の練習では、1回の面談でコンサルタントがやらなければいけないことの中で、何はできて何はまだできていないのかを意識するようになりました。
口頭諮問の答え方では、来談目的、主訴、CLの問題点の関係性を教えていただいたのですが、そのことで大まかな面談の流れをイメージすることが出来ました。
この3枚の鱗が落ちたことは、私にとって大きな意味がありました。
ロープレレッスンは5回受けましたが、上手く進むときとぜんぜんダメな時がありました。どうも男性CLさんは苦手のようでした。
が、試験当日は幸い女性CLさんで、ラポール形成もすんなりといき、まるでお友達と話しているような感覚で15分が過ぎました。口頭諮問も含めて、心穏やかに過ぎた試験でした。あっけないくらいに。
こんな風に、肩の力を抜いて私らしく試験を受けることができたのは、木原せんせいのおかげに他ならないと思っています。合格祈願のご利益もあるのかもしれません。
本当に本当にありがとうございました。
ある日スカイプ塾で定年退職前の55歳の山本さん(男性)のCLの時、全然進まず困ったことがありました。
あれが3枚目の一番分厚い鱗だったのですね、思い出しました。
AMさん、りっぱに成長されましたね。
これからも益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(K.tさん)の声「今後の方策は短期の目標から中期~長期的な支援も考える」
2018年01月17日 18:55今日も合格者の声をご紹介します。
何度も繰り返し練習していただき、一回で学科実技とも合格することできました。
先生の丁寧なご指導の、お陰です。ありがとうございました。
受験にあたり、苦戦しました事は、
1 クライエントの話を邪魔せず聴く
スムーズな応答のタイミングや話すテンポで話がかぶると、話しづらい。
2 相手の表情や対応をよく観察
相手が黙ったり、同じ事を繰り返すのは、話を聴いてもらえないクライエントのSOS信号、気がつかないと堂々巡り
3 問題点をCC視点CL視点ともに解っても今後の方策は、短期の目標から中期~長期的な支援も考える。
以上、簡単に三点でまとめさせて頂きました。
K.tさんは広島白島塾を利用後、試験直前まで毎晩スカイプ塾を熱心に活用していただきました。
これからも益々のご活躍をお祈りします。
合格者(FSさん)の声「試験が終わって会場を出た後、楽しかったぁ!」
2018年01月16日 19:05今日も合格者の声をご紹介します。
結果、学科は不合格でしたが、実技は合格しました!
学科については自己採点でわかっていましたし、勉強不足も認識していました。
論述がどうしてもうまくできずに苦戦していたため、勉強時間の配分が難しいと感じていました。学科については再度挑戦します。
実技については合格者様の声を読んでいると私もほんと、同じ気持ちです。
受験する仲間同士でロープレの練習をしていましたが、どうしても相談内容が偏りますし、指摘するポイントも果たして合っているのかどうか、みんな褒め合っているだけのような気がしてきて不安になり、ホルダーさんの知り合いもいないため、Webで情報を集めるうちに木原さんのページにたどり着きました。
最初にいただいたロープレの録音を聞いて、木原さんのイメージを想像しながら最初のスカイプ塾を迎えたのをよく覚えています。
スカイプ自体は慣れていたので毎回緊張していましたが、不安はありませんでした。
申込しようか迷っていて始めたのが遅かったせいもあり、全部で3回しかできませんでしたが、足りない部分は逐語録を添削いただいたおかげで、自分の疑問に思っている事が
どんどん明確になってきたような気がしていました。
正しく理解していたかどうかわかりませんが、、、。
最後のスカイプ塾で私の言い方が少しキツイような気がする、と相談させていただいたのですが、「~されたのですかぁ?」ですか?「かぁ?」が違います、と語尾を上げる練習にも付き合っていただいて、試験まではひとりでぶつぶつ言いながら練習したりしました。
そうして口調を変えようとしていると、何を質問しよう、とか何を言おうとかを考えず、
クライアントさんに寄り添うと自分の納得できる口調に変わっていったように思います。
試験は午後でしたので、朝からウォーキングに出かけて公園で声を出し、クライアントさんと向かい合った時は緊張せずにロープレができたと思います。
何より試験が終わって会場を出た後、楽しかったぁ!と思えたのです。
初めての感覚でした。全部出し切ったからでしょうか。
その後、いろいろ反省点は出てきましたが、得るものはとてもたくさんありました。
論述や口頭試問は自信が無かったので、なんとか合格できた、というのが実感です。
学科が残っていますので、まだ道半ばですが、
木原さんにご支援いただいて本当によかったと思っています。
どうもありがとうございました!
追記のコメントもご紹介します。
楽しかった、なんて場違いな表現かも知れないけど、試験である事を考えずにその場にいる事が出来たのがよかったのだと思います。
木原様のブログを通して、受験生の方々を応援しています。頑張ってください!
FSさんの赤裸々な気持ちが手に取るようにわかりますが、「楽しかったぁ!」の気持ちにはなかなかなれませんね。
力を出し切った時のスポーツのような感覚ではないかと思います。
学科試験が残っていますが、後は一人で黙々と勉強し頑張っていただきたいと思います。
FSさんのこれからも益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(KSさん)「運の強さ、口頭試問に苦労、論述で稼ぐ」
2018年01月15日 20:44今日も合格者(KSさん)をご紹介します。
今回、無事に合格することができ、自分の運の強さを実感した次第です。
合格できた運もあるのですが、それ以上に木原先生のブログを見つけた運の強さです。
木原先生のスカイプ塾がなければ、間違いなく不合格でした。本当にありがとうございました。
夏に講座に通い始め、学科は自分で覚えるしかないと腹をくくることができたのですが、
実技に関しては、学校で生徒同士のロープレは、何が良くて何が悪いのか、ポイントを掴むことができず、本当にこのままでいいのか、と迷いが生じておりました。
学校では実技用の講座に関しての案内もあったのですが、複数人対象であることの
費用対効果に疑問を感じ、また時間的にも厳しさを感じていました。
そんなときに、わかりやすい解説が書かれた木原先生のブログを発見し、スカイプ塾を知りました。
10月末に初めてお願いしたのですが、スカイプ自体も初めてで、恐る恐るの第一回でしたが、優しいお声で、ゆっくりと丁寧にご指導いただき、安心したことを覚えています。
初回無料レッスンの最後に「どうなさいますか?」と聞かれ、「もちろん、お願いします」と即答し、早くお時間を確保しないと!と考え、まとめて週末の5回分を申し込んだ次第です。
本当は逐語録も作成し添削していただこうと思っていたのですが、学科も遅れ気味だったこともあり、テープを聞くのが精いっぱいという、出来の悪い生徒でしたが、毎回、優しいお声で励ましていただきました。
特に私は、自分の考えていることを説明するのが下手で、口頭試問に苦労しました。
「その他には?」「具体的にあげると?」「もう一つありませんでしたか?」等、毎回促していただき、思いだしながら答えた次第です。
ただ、回を重ねるうちに、聞かれることはある程度決まっていることもあり、ポイントを「おでこに貼っておく:笑」ことができるようになりました。
マンツーマンのご指導は、やはり効果が大きいと思います。
正直に白状すると、試験当日は、スカイプ塾でのご指導もあり、口頭試問は心配だったものの、図々しくも面接自体はあまり心配していなかったのですが、クライアントがなかなかしゃべってくれず、しゃべっていただけても同じことの繰り返しになってしまったりと、まったくうまく寄り添うことができませんでした。
上手くできていないことを感じることで、焦りが生じ、空回りしてしまったのかもしれません。
今まで、木原先生が気を使ってしゃべってくださっていたんだなぁ・・・、丁寧に指導していただいたのに、木原先生に申し訳ないなぁ・・と落ち込み、完全に諦めておりました。
あまりに自信がなかったので、WEBでの確認をせずに、郵送を待ったほどです。
結果は驚いたことに、合格していたのですが、点数を確認すると論述で稼ぐことができたようです。
考えるに、論述で点数をとれたのは、木原先生のスカイプ塾のおかげだと思っています。
クライアントのために、何をすべきかをまず考えることができるようになっていたため、ポイントを絞り、時間内でまとめることができたのだと思います。
そうそう、試験前に先生からの尾長天満宮の合格祈願は嬉しかったです。ご利益、大です!
すぐに、関係する仕事に就くわけではないのですが、これからも、ブログは拝見させていただこうと思っています。
本当にありがとうございました。
KSさんはとても素直な方で、合格者の声にもそれが顕れています。
でも、私のCL役で「木原先生が気を使ってしゃべってくださっていたんだなぁ・・・」とありますが、正直な反応なんですよ。KSさんの伝え返しがとてもできていて、どんどんしゃべりたくなる気持ちでした。
これからも益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(МHさん)の声「自分の中で腑に落ちたのが試験当日の数時間前」
2018年01月14日 08:32今日も合格者の声をご紹介します。
9月初旬養成講座が終わり、試験まで仲間同士だけのロープレ練習会だけでは、とても不安があったのでネットで検索し、たまたまスカイプ塾にたどり着きました。
HPを見ると初回のレッスンは無料。さらに入塾すると色々な資料がいただけることが記載されていました。
あまり時間のない中でロープレ練習を数多くこなしたかったので、スカイプというのも魅力的でした(しかも練習料金もびっくり!最初一桁違うのかと思いました)。
これは申し込みするしかない!!と思い、早速申し込みいたしました。
初回の無料レッスンでは、ロープレを少しやり、さらに疑問に思うことなどを色々きけて、安心したのを覚えています。
木原先生は、試験前にロープレで落ち込んだ時、混乱した時など何度も励まし応援してくれました。
先生の言葉に本当に救われました、ありがとうございます。
実技対策は9月中旬~学科試験(11月後半)まで週に1回のペースで、学科試験が終わってから、実技試験のある1週間は全日実技対策に割り当てました。
ロープレ練習後は、逐語を作成し木原先生に添削していただきました。
これが本当に非常に役に立ちました。
提出すると細く添削されており、ロープレがどのようにダメなのか、どこが良いのか、どうしたら良かったのかが、わかるようになっています。
試験1週間前は、さすがにきちんとした逐語記録作成は無理でしたので、木原先生に添削のお願いはしなかったのですが、簡単ではありますが全ての逐語をロープレ後必ず作成しました。
試験1~2ヶ月前からの通勤中は、木原先生からいただいた資料ロープレや、木原先生とのロープレ練習を録音したもの(フル録音したもの約50分を数本)、お手本になりそうなロープレ(youtubeなどで検索)を録音したものを、繰り返し聴きながら通勤しました。
木原先生からいただいたロープレ&お手本になりそうなロープレ(youtubeなどで検索)を録音したものも、聴くだけでなく逐語録を作成し研究をしました。お手本となるロープレの逐語録を研究するのも、とても勉強になりました。
わたしは、クライエントさんより先回りをして「◯◯のように思っていらっしゃるんですか?」と気持ちを憶測で聴いてしまったり、伝え返しが多かったり(伝え返しが長い!とよく指摘されました)、次は何を質問したらよいか?経験代謝ってどう回すんだ?なんてロープレ中に考えていたり、口頭諮問では、来談目的を忘れてしまったり、主訴・問題の把握がうまくまとめられなかったり、舞い上がって真っ白になってしまったり、、本当にもうダメの見本みたいな人でした。
木原先生とのロープレ練習は、実技試験がある12月まで上手くいくときもあったり、上手くいかないときもあったりという安定しない状態でした。
しかも試験2日前のロープレでは全然うまくいかず、「それさっきも言いましたけれど...」、「それもさっき言いましたよ」なんてクライエント役の木原先生から言われる始末。そしてロープレ中断。
これにはさすがにショックを受け、「もっと実技試験対策をしておけば良かった!!学科との時間配分間違えた~」と心から思いました。
その日のロープレで木原先生から「クライエントさんの話をちゃんと聴いていましたか?」といわれ、全然寄り添って聴けていなかったことを反省いたしました。
次の日(試験前日)はクライエントさんの話を心を込めて寄り添って聴くということを心がけロープレをしました。そして木原先生から「ここまで出来たら合格できるでしょう」と言われ少し安心しましたが、自分では合格できるという自信はありませんでした。
試験当日は木原先生からいただいた資料や、立野 了嗣著『「経験代謝による」、キャリアカウンセリング』の本の重要な箇所や、今までの逐語録を読み返したりしました(スカイプ塾の「合格者の声」も読んで、気分を落ち着かせました)。
そしてロープレについて、自分の中で腑に落ちたのが試験当日の数時間前でした。
試験時間前は養成講座の仲間とカフェで待ち合わせをし雑談。緊張をほぐしました。
そして本番、幸いクライエント役に恵まれ、自分でもびっくりするぐらいロープレが上手くできました。
実力を全て出し切り、やり切った感じがありました。そのあとの口頭諮問では、先生の予想どおり緊張してちょっと上手く答えることができませんでしたが、結果は論述も含め全てオールA。しかも1回で合格することができました。
本当に、木原先生のおかげです。ありがとうございました!
これからもこの気持ちを忘れずに頑張ります。
だれでも「これで良いのだ」と思う瞬間があると思います。
それは、MHさんのように試験直前であったり、ロープレをやっていた時であったり、ゆっくりコーヒーを飲んでいるときであったりして、「気づく」瞬間があります。
それが「成長」に繋がるのだと思います。
MHさんの益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(CSさん)の声「ゆっくり・優しく・来談目的から離れない」
2018年01月12日 19:19今日はもう一つ合格者の声をご紹介します。
私は第6回の受験(面接実施が2017年12月第1週)で、スカイプ塾は同年8月末頃に入塾。隔週で計8回、ご指導をいただきました。
スカイプ塾最初のロープレは、本当に緊張したのを覚えています。特にロープレ後の口頭試問。
それまで口頭試問対策をしていなかった私は、ほとんど何も答えられず、沈黙...。
その後も、私は口頭試問に対する苦手意識が強く、木原先生からも口頭試問が私の課題だとご指摘をいただいていました。
同時に、慣れが大事ということもアドバイスいただき、各設問の答え方のポイントをスカイプ塾の中でご指導いただきました。
アドバイスの中でも特に勇気づけられたのは「見立ては人によって違っていい」ということでした。
それまでは、まるで「世界で唯一の正解を見つけ出せなければ失格」とでもいうような思い込みが自分の中にあり、自ら強いプレッシャーを生み出していたように思います。
このアドバイスをいただいて以降、クライエントが話してくれた内容を根拠に、自分の感じたことを(断定しないようにしつつ)答えればいいと思うようになりました。※もちろん独りよがりな思い込みで答えるのはNGだと思いますが。
本番では自分の思うところを率直に、自分の言葉で答えることができたと思います。
ロープレに関し、最後の最後まで繰り返しアドバイスいただいたことは「来談目的から離れない」ということでした。
これ、当たり前のように思えて、実は難しかったりします。
カウンセリングを進めながら、「次、何を質問しよう...」とか「ちゃんとしなきゃ!」とか、自分に意識が向いてしまうと、ついつい来談目的を忘れがちです。
私はスカイプ塾以外でも仲間との練習会などに参加していましたが、「来談目的から離れない」ということをいつも意識するようにしていました。(それでも必死になると忘れてしまうこともあるのですが...。)試験本番では、緊張であれもこれもと考えることはできないと思いましたので、「ゆっくり・優しく・来談目的から離れない」の3つだけを意識することにしました。
「ゆっくり」:落ち着いて、ゆっくり傾聴。
「優しく」:どんなクライエントでも温かい、優しい気持ちで。(これも木原先生からの教えです。)
「来談目的から離れない」:前述のとおりです。
合格をいただいてから振り返ると、これら3つが私の合格の秘訣であったように思います。
スカイプ塾に関し、私が気に入っていたことは、音声のみのマンツーマンのレッスンなので、余計な緊張をせずにロープレに集中できることでした。
でも、木原先生には随分甘えてしまった気がします...。
他の練習会で厳しい指摘を受けた後など、木原先生に弱音を吐いて、励ましていただくことが何度もありました。
スカイプ塾はロープレの練習だけではなく、私にとっては心の拠り所でもあり、カウンセリングの場でもありました。
試験に合格し、これからが本当のスタートです。
私も木原先生のように、優しく温かくクライエントを包み込むことが出来るようなキャリアコンサルタントを目指して頑張りたいと思います。
これから受験される皆さんも、最後までご自身を信じて頑張って下さい!
CSさんはとても呑み込みが早く、順調に上達されると思っていました。
でもいつも悩み苦しみ見えなくなり、相談に乗る日々が続きました。
中盤でこんなことを言われました「私は自分のできないところばかりに焦点をあてていました。でも、これからは自分のできているところにも焦点をあててみます!」
それから自信を取り戻されみるみる上達されました。
結果は塾生の中で最高点を取られました。
これからも益々のご活躍をお祈りいたします。
合格者(HHさん)の声「二つの呪縛から解放―自然にやるー」
2018年01月12日 18:59HHさんから合格者の声を真っ先にいただきましたので、ご紹介します。
今回の「第6回国家資格キャリアコンサルタント試験」の初回受験で合格できました。
木原先生には9月中旬から12月の試験日まで、毎週末に1回スカイプ塾のロープレでご指導いただきました。
スカイプ塾にお世話になったきっかけは、木原先生のお世話になる前の時期に、私が通っていた養成講座でのロープレの指導で、「とにかく、CLが言った表現で伝え返ししなさい。」ただし「オウム返しではいけません。」という説明をうけて、(私の理解力に問題があったのかも知れませんが)その相反すると思われる二つの方針に呪縛されて、がんじがらめになり、ロープレでの展開をどうしたらいいのか分からず、膠着状態になっていました。その時期に何か自分に有益になるものはないかと探していたところ、木原先生のサイトに遭遇しました。いろいろ参考になる内容が書かれており、その中に、スカイプ塾のことも紹介されていました。
最初は、参考になる資料データを無料でさしあげますという記載があったので、厚かましいかなと思いながらもリクエストすると、すぐに送っていただき、レスポンスもちゃんとしておられる事を確認できましたので、そのあとスカイプ塾の申し込みをしました。
初回はどんな感じになるのだろうかと不安も感じながらのスタートでしたが、お顔は見えませんが、全体的に柔和な雰囲気で、私の緊張はすぐにとけて、リラックスして指導を受けることができました。
私はあまりできの良い生徒ではなく(長い仕事人生の中で、こちらで答えを見出して、相手に提示、提供し、選択をしてもらうというスタイルをとってきており、「CC視点で誘導してはだめだ」という基準は未経験ゾーンでしたので)、すぐにCLへのラベル付けやCC基準の価値観で判断をしてしまうのを抑えるのに本当に苦労しました。(現状でもまだまだその傾向が完全に払拭出来ている訳ではないのですが・・・)
木原先生に根気よくお付き合いいただき、熱心に指導していただいたおかげで、なんとかある程度格好がつくところまでは来られたのかなと思います。
前述の、養成講座の「とにかく、CLが言った表現で伝え返ししなさい。」でも「オウム返しではいけません。」・・・という事に関しても、木原先生は、「CLが言った表現で伝え返す事は、関係構築に際して必要な場合もあるが、あまりそこに拘っては、くどいというか、不自然な会話になって、かえってラポール形成を阻害する場合もあるので、そんなに気にせずに自然な感じでやれば良いですよ。」と言って下さったので、ずいぶん自分の気持ちが楽になった事を思い出します。
後、ロープレ学習について、学習仲間同志でのロープレ学習も、ロープレという行為に慣れるという意味ではそれなりの意義もあるのでしょうが、やはり学習者同士がコメントし合っても、そのコメントが適切なものなのかどうかという問題があり、適切ではないコメントによって何かを形成していったとして、適切な成長が出来るのかどうかという問題が残ると思います。
スカイプ塾でのロープレ指導が良いのは、やはり経験豊富な先生からの適切なコメントが得られるという事と、何よりマンツーマン指導なので、自分のことだけに集中して時間が使えるし、又、使ってもらえるという事は、働きながら試験勉強をしている、時間にそう余裕のない学習者にとってはとても有益な勉強時間の使い方だと思います。
最後に、あらためて、「スカイプ塾での練習がなければ、まず合格はなかったと思います。木原先生、根気よくご指導いただき本当に有難うございました。」
HHさんは第5回の受験生の対応中の9月9日初回レッスンを開始し、12月の面接試験の前日までスカイプ塾を利用していただきました。合格者の声を読むと、悩み、苦労され、克服されたことがわかりました。
いつも冷静に淡々とロープレされ、初めて伺うことばかりです。
HHさん成長されましたね、益々のご活躍をお祈りいたします。
キャリアコンサルタント面接試験「面談の終盤は合意と提案(方向性)」
2018年01月01日 13:48新年あけましておめでとうございます。
今年もブログ、スカイプ塾、広島白島塾をよろしくお願いします。
さて、年末年始の休みを利用して、キャリアコンサルタント面接試験「面談の終盤の問い」を考えて見ました。(よくある質問(FAQ)Q5:キャリアコンサルタント面接試験「面談の段階的(序盤→中盤→終盤)問い」とは何?」にもアップしました。)
(前回)
前回の続きにCLは次のように答えました 前回)CL5「そうですね・・・扱いやすい人、・・・何でも聞いてくれる人・・・ではないでしょうか」
CC5「それって、玉里さんの良いところでもあり、時には自分を犠牲にしていませんか?」
CL「そうだと思います。お客から言われると何とかしたいと、結果的に残業が増えるのだと思います。私はもともと人を補佐するような事務職が向いており、SEのようなぐいぐい引っ張るタイプではないと思います。」
皆さんはここで合意と提案の支援をどのようにされますか?
①CC「SEには向いていないのですね。では、この際思い切って転職されたらいかがでしょうか?」
②CC「人を補佐する仕事が向いているのですね。では、上司に事務職の転属願いを出されたらいかがでしょうか?」
③CC「SEタイプではないので残業が増えるのですね。では、昔のPGに戻ったらいかがでしょうか?」
④CC「玉里さんは人を補佐するような仕事が向いていると思っていらっしゃるのですね。例えば、今の立場で補佐するような仕事は考えられませんか?」
CLがどう答えるか見てみましょう。
①CL「はあー・・・、考えておきます」
→×それができるなら相談にきませんね。
②CL「はあー・・・、それができればいいのですが・・・・」
→×上司に主任の打診の返事が先ですね。
③CL「はあー・・・、PGに戻る・・・年齢的には厳しい気がします・・・」
→×否定的な返事ですね。
④CL「今の立場で補佐する仕事ですね。・・・・プロジェクトマネジャーの下で補佐をする仕事・・・PGを育成するようなインストラクターの仕事があるかも知れません!」
→〇CLが前向きな返事にかわりましたね。これで方向性が少し見えてきましたね。
CL「そうだと思います。お客から言われると何とかしたいと、結果的に残業が増えるのだと思います。私はもともと人を補佐するような事務職が向いており、SEのようなぐいぐい引っ張るタイプではないと思います。」
CC「玉里さんは人を補佐するような仕事が向いていると思っていらっしゃるのですね。例えば、今の立場で補佐するような仕事は考えられませんか?」
CL「今の立場で補佐する仕事ですね。・・・・プロジェクトマネジャーの下で補佐をする仕事・・・PGを育成するようなインストラクターの仕事があるかも知れません!」
いずれにしても上司に主任になることに返事をするにあたって、主任の仕事の内容や立場をしっかり把握し、自分の思いを相談できるように前向きな行動が取れるよう支援をすることですね。
キャリアコンサルタント面接試験の15分の面談ではここまで行かないことが多いとは思いますが、常にここまで行うことを意識し面談を進めてください。行かなかったとしても口頭試問で答えなくてはなりませんので意識する必要がありますね。
いかがでしょうか?
スカイプ塾のロープレをスマホの音声入力で逐語録を作成
2017年12月31日 14:08第6回のキャリアコンサルタント試験の結果が1月5日もうすぐですね。
また、第7回のキャリアコンサルタント試験に向けてそろそろJCDAにするかキャリ協にするか迷いますね。
さて、今日は第7回の塾生さんのロープレが始まり、逐語録の作成で大変な労力を使いますね。
それで第6回の塾生MHさんから逐語録の作成の仕方を公表して構いませんと言われたことを思い出しました。
(以下、MHさんから訂正がありました。早とちりがありお詫び申し上げます)
MHさんは、土曜日の朝10時ロープレしたら、その日の17時頃には逐語録が送られてきていました。
逐語録の作成が驚異的に早く不思議に思って聴いたところスマホ(iPhone)を使っていますとのこと。
どういうことかと聴くと簡単には以下のようなことでした。
①スマホのテキスト入力するときマイクマークを押し、音声入力モードにします。
②録音した音声を再生、それを聞きながら自分で話して音声入力する。
例 こんな感じで録音していきます
1録音した音声→「はじめまして、キャリアコンサルタントの木原です。今日はどういったご相談でいらっしゃったんですか。」
2録音した音声再生、それを聞いて自分でもう一回、話ながら音声入力する
上のような文章だと下記のように音声入力していきます
「はじめまして てん キャリアコンサルタントの きはら です まる かいぎょう きょうは どういった ごそうだんで いらっしゃったんですか まる」
※録音した音声を流すだけどと、なぜか音声入力は認識してくれないので、自分で喋って入力していきます
この作業を繰り返しロープレ音声を聞き自分でしゃべってテキストに落としていく。
③テキストが完成すると、スカイプ塾添削用(Word)逐語録のフォームにコピー&ペースしていく。
※MHさんはiPhone(携帯)とmac book(ノートパソコン)が同じアップルなので、音声入力したテキストメモを瞬時に同期してくれる機能があるので、携帯とノートパソコンのやりとりが非常に楽とのこと
④ここからは活字になったロープレ内容を逐語録上で見直しし、修正案を書き込みスカイプ塾に添削をメールで依頼する。
スカイプ塾にメールで送られてきた逐語録を私が添削しお返しします。
(スカイプ塾逐語録作成・添削例)
いかがでしょうか?
それでは来年もよいお年をお迎えください。
PS.年末ビックカメラに行って店員さんにお願いし音声入力(iPhone)を試していただきました。スパスパ変換してくれ、確かに使えますね。
帰ってPCでできないかWindows音声認識、Googleドキュメントで試しました。自分の声で何とか反応してくれますが、間違いも多いですね。ロープレ内容をICレコーダーで聞かせましたが相手方の声にまったく反応しなく使い物になりませんでした。
PS2.MHさんと確認が取れ、ICレコーダーからのロープレの内容は音声認識ができなかったとのこと。
第6回キャリアコンサルタント試験合格祈願!
2017年11月23日 15:05寒くなってきましたね!今度の日曜日11月26日(日)が学科試験と論述試験ですね。
そしてJCDAの面接試験が12月2日(土)・3日(日)、キャリ協の面接試験が12月9日(土)・10日(日)ですね。
今回も尾長天満宮に行って合格祈願をしてきました!
学科試験は1点でも2点でも取る粘り、論述試験は面接試験の合計ですので、30点台できれば40点台を取れるよう枠一杯はみ出ないよう書き上げてください。
問題は面接試験ですね。
時々困らせる(悩みの深い、怒りを持った)CLもいらっしゃるようです。
「どうしてよいかわからないのですね」
「『四川省へ行けと辞令がおりた?』・・・それで?」
「事務で正社員を目指していたが全部不合格になり自信がなくなったのですね」
「『ちょっと仕事で色々あって、イライラして?』・・・詳しく教えて頂けますか?」
とやさしく温かく受け止める姿勢がよいですね。
『困っているあなたを何があってもあなたに寄り添って最後まで教えてください』という姿勢で受け止めてくださいね。
頑張ってください。いつもブログで応援しています。
キャリアコンサルタント面接試験「面談の中盤からの問いは自己探索の支援」
2017年11月05日 13:29連休三日間は良い天気でよかったですね。
さて、今回は面談の中盤から何をするか、前回の続きをロープレでやってみましょう。
CC「では、玉里さんは主任になると部下が付き、今以上残業も増えるし、責任も重くなるし、ストレスも大きくなるのではと思って、それで受けるのを迷っていらっしゃるのですね。
一番気になることはどんなことでしょうか?」
CL1「一番は残業が多く常態化していて、これ以上は無理って感じなんです」
CC1「残業が多く常態化していてこれ以上無理・・・・。どれくらい残業されているのですか?」
CL2「平均すると月に50時間位です」
CC2「月に50時間位・・・んー、結構多いですね。(そうなんです)どうして残業が多いのですか?」
CL3「それはSEになるとお客様と仕様の打ち合わせが頻繁にあり、15時に来てくれと言われると会社に戻るのが18時になり、そこから打ち合わせの内容をまとめたり、明日の準備をしたりで退社が20時、21時になるんですね。」
CC3「お客様との打ち合わせに時間をとられる感じでしょうか?」
CL4「そうなんです。私はお客様から15時に来てくれといわれたり、仕様変更があっても『はい、わかりました』といって、断れないんです。それでお客に引っ張られるんです・・・」
皆さんはここで自己探索の支援をどのようにされますか?
①CC4「どうして断れないのですか?」
②CC4「お客に引っ張られるのはどうしてなんでしょうか?」
③CC4「断ったらどうなりますか?」
④CC4「断れないあなたはどう見えますか?」
⑤CC4「お客はあなたをどう思っていますか?」
CLはどうこたえるか考えて見ましょう。そしてCCの反応も見てみましょう。
①CL5「そうですねー、性格なんでしょうねー」
CC5「そうですか・・・・・」
②CL5「そうですねー、人が良いのかも知れませんねー」
CC5「そうですか・・・・・」
③CL5「そんなこと、言えません!」
CC5「そうですか・・・・・」
④CL5「どう見えますかって?わかりません!」
CC5「そうですか・・・・・」
⑤CL5「そうですね・・・扱いやすい人、・・・何でも聞いてくれる人・・・ではないでしょうか」
CC5「それって、玉里さんの良いところでもあり、時には自分を犠牲にしていませんか?」
⦅解説⦆
①②③は深く考えるところまで行っていませんね。
④はJCDAの論述試験によく出てきますが、もっと関係性が強まったところでは有効ですがこのタイミングではないですね。
⑤はどのタイミングでも比較的答えやすいし、自己探索のCCの意図「気づきを促す」のに有効だと思います。
いかがでしょうか?