キャリアコンサルタントを目指している方へようこそ!
このWebは私がキャリアコンサルタントの勉強をはじめ試験に合格する前と合格した後で思ったこと、そして今歩いている道を仲間と共有し理解を深め合うことを目的としています。
私はこの春に1級キャリアコンサルティング技能士になることができました。長い間、皆様と関わることができたお陰だと感謝を申し上げます。引き続き宜しくお願い致します。塾長 木原厚二 R5.4.1
ブログ
合格者(UTさん)の声「試験まで一秒も無駄にしない!」
2017年05月21日 10:27昨日、合格した塾生が「手伝いたい!」と広島白島塾に駆けつけてくれました。
ボランティアでCL役をお願いし、緊張感と温かい応援の中で無事終了しました。
さて、キャリアコンサルタント試験の受験票が届いた頃ですね。
そのような中で、前回合格した塾生から「合格者の声」が届きました。
受験する方の中には子育て中のお母さんも多く、苦労されていると思います。
そんな合格者UTさんの声をご紹介します。
キャリアコンサルタント国家試験合格を目指して頑張っておられる皆さんへ
私は第三回の試験で合格を頂いたものです。
キャリアコンサルタント国家資格を取りたい!と
高い志を立てて勉強を始めてはみたものの、仕事、子育て、家庭の諸々な事情に追われ、日々時間に余裕のない不安な中での受験でした。
そのような状況で私が心に決めたことは、
「試験まで一秒も無駄にしない!」
すき間の時間でも出来ることは沢山ありました。
テキストを読む暇はなくても、用事をしながら耳から学ぶことはできましたし、運転中も一人でぶつぶつと良い逐語のパターンを繰り返しました。周りから見たら、おかしな人だったかもしれませんけれど...
そうやって頑張っては見たものの、やはりロープレの方は実際にやってみると全くうまく行かず、その都度自信をなくし落ち込みました。
その度に木原先生のブログに立ち返り、熟読しました。繰り返し読んだはずなのに、いつも新しい納得感が得られ、そして何より木原先生のお人柄が滲み出ている温かなお言葉に何度も救われました。
そして試験直前まで「ロープレ虎の巻」を目に胸に焼き付けて、試験に挑みました。
「あなたはキャリアコンサルタントですよ!
あなたらしく、自信を持って、堂々と!」
最後のレッスンで木原先生が私におっしゃって下さったことを御守りに、いざ出陣!
足も声も震え、頭の中は真っ白...緊張で涙も出てしまいましたが、御守りのお陰で、最後まで堂々と振る舞うことができ、やりきった気持ち一杯で試験を終えることが出来ました。
試験後から合格発表までは、色んな不安が大きくなり、なんともモヤモヤした数週間を過ごしましたが、無事合格の通知を受け取ることが出来ました。
これも白島塾の先生方、一緒に勉強して下さったみなさんのお陰と、心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
これから受験される皆さん、
焦りや、不安でいっぱいになられたときは、何度も木原先生のブログを読んで下さい。
そして迷わず「ロープレ虎の巻」‼
皆さんの合格を心からお祈りしております。
いかがですか?
「試験まで一秒も無駄にしない!」残り2週間、とても大事な2週間です。
試験頑張ってください。いつもブログで応援しています。
キャリアコンサルタント面接試験「運転の仕方を知らないのに運転をしている」方へ
2017年05月06日 18:19長い連休で風邪を引いてしまいました。油断大敵ですね。
さて、合格された当塾生の方から「運転の仕方を知らないのに運転をしている」言葉が耳に残っていました。
私もそうでしたが、養成講座ではロープレのイロハの説明もなく、実際のロープレでは何が良くて何が悪いのか説明もありませんでした。
では、この機会にロープレの運転の仕方を車の運転に観立てて説明してみましょう。
車の運転に例えると、交通法規・運転マナー、ハンドルの操作、ブレーキ・アクセルの操作を身につける
◎CL中心療法「受容・共感・一致」の姿勢を身につけましょう。
・簡単に言えば、CLの言ったことを受け止め、同時に共感的に理解し、一致(純粋)の心でCLの言ったことを確認し問う。
・極端に言えばこれだけで、CLは心の結び目が解けてきて話をしてくれ、関係構築が強まります。
◎CLが話しやすい雰囲気を醸す技法
・傾聴(非言語表現)姿勢、視線、顔の表情等 (マイクロ技法の"かかわり行動")
◎CLにたくさん話して頂く技法
・傾聴(言語表現)いいかえ、反映、質問等(「マイクロ技法の"かかわり技法"」
◎CCが主導しない(ただし、目標設定、方策は別)
◎CLの可能性を信じる
車の運転に例えると、真っ暗闇の中でヘッドライトを点けてCLと共に道を進む
◎来談目的を芯で捉えたら心から決して離さない
・来談目的を頭においてCLの発した言葉を絡めながら進める。
↓
◎CLの主訴が出てきたら来談目的と絡め伝え返す。
・主訴は1つとは限りませんので、時間のある限り聴く
↓
◎同時に自己探索の支援を試みる
・自己概念(拘り・価値観・信念等)が現れる(問う)。
・「気づき」を促す。
↓
◎CC視点でCLの問題(見立て)を問う。
・必ずCLの合意を得ること。
↓
◎主訴と見立てを頭において目標(方向性)をCLに問う。
・必ずCLの合意を得ること。
・目標に対し実現可能な選択肢を一緒に考える。
いかがでしょうか?
詳しくはこちらをご参照ください。
第3回キャリアコンサルタント試験合格者の声Ⅲ
2017年04月11日 19:43スカイプ塾生のMKさんから合格者の声をいただきました。
私の知らないところで並々ならぬ努力をされていたのですね。ご紹介します。
合格者(MKさん)の声「傾聴の基本の基本から逐語録、エアーロールプレィ」
驚くことに国家資格キャリアコンサルタントの試験に1回目の受験で合格できました。
HPで自分の番号を見つけたときは体が震えるほどうれしかったです。
学科は自分でやるしかないと思っていましたがロールプレイに関してはどうしたらよいかわからず途方に暮れていました。
養成講座でロール プレイの練習は何度も行いましたが生徒同士で行うものだったので合っているのか間違っているのかわからずじまいでした。
養成講座の先生からフィードバックを受けたこともありましたがダメ出しだけでどこをどう直せばよいのかわからない、という状況でした。
運転の仕方を知らないのに運転をしているという感じです。
そんな状況で木原先生のHPを見つけ藁をもすがる思いで受講を決めました。
初回の授業で先生から傾聴の基本の基本を教えて頂きました。
養成講座でロールプレイの練習もしましたし傾聴という言葉も何度も出てきていましたが傾聴のことが全く理解できていなかったと思います。
案の定、初回のロールプレイでは言葉に詰まりロー ルプレイが中断してしまいました。
落ち込みながらも逐語禄を作成し、先生に添削して頂き、ダメだったところを何度も何度も見返しました。
自分のできていないところを逐語禄を通して把握することはとても大切だったと思います。
その後、先生の教えを忠実に守って臨むと少しずつ話が続くようになりました。
毎回逐語禄を作成するとすぐに添削して頂けて本当にありがたかったです。
加えて先生の模範ロールプレイを聞かせて頂き、それも逐語禄にし、模範面談として何度も読み返しました。
ある程度ロールプレイのやり方が頭に入りだしたころから毎朝のジョギングの時にエアーロールプレイをやっていました。
試験当日もそれまでに作成した逐語禄をすべて持参しぎりぎりまでずっと読んでいました。
先生の声を思い出しながら緊張を静めていました。
1回の受験で合格できたのはすべて木原先生のお力だと思います。
出来の悪い生徒だったと思いますがやさしくわかりやすく指導して頂き本当に感謝しております。
先生から教えて頂いたことを忘れずこれからも勉強していきたいと思います。
本当に本当にありがとうございました。
MKさん、これからもひたむきに努力する姿勢で研鑽し、社会に貢献していただきたいと思っています。
第3回キャリアコンサルタント試験合格者の声Ⅱ
2017年04月09日 19:10苦労され悩み何度も諦めかけながら工夫され合格される方を「努力は報われる」と誇らしく思います。
今日はそんなSさんから合格者の声を頂いたのでご紹介します。
合格者(Sさん)の声「諦めず自分を信じて、最後の試験では友達の相談を聞くような自然な傾聴が出来ました。」
第3回キャリアコンサルタント試験に合格しました。
第3回のキャリアコンサルタント試験が、私にとって国家試験に移行して初受験になりました。(第1回、第2回のキャリアコンサルタント試験は諸事情で受験しませんでした。)キャリア・コンサルティング協議会と比較して合格率が低いので少し不安はありましたがCDAの試験の流れもあったのでJCDAで受験しました。
第3回のキャリアコンサルタント試験は、CDAと通算して6回目の挑戦での合格です。本当に長い道のりでした。試験の結果は、論述試験A判定、面接試験は、主訴・問題の把握、具体的展開、傾聴、振り返り、将来の展望の全ての項目でA判定でした。
私の挑戦は、第45回のCDA試験から始まりました。学科試験は1発合格でしたが、その後の実技試験は5回挑戦し全て不合格でした。今まで、不合格が5回も続いた私が、スカイプ塾で指導していただいたら※1発で合格です。しかも上記のような判定をいただいて自分でも信じられませんでした。スカイプ塾をご利用の皆様の中には、複数回受験の方もいらっしゃると思いますが、私のように6回も受験した方は少ないと思います。諦めない気持ちの大切さを今回の試験で学びました。
スカイプ塾では、3月の試験まで約1か月間、予約可能な日を限界まで入れさせていだたいて、ほぼ毎日のようにロープレ練習をしました。ロープレの回数を多く行う事で、体に覚えこませ自然な傾聴を身に着けたい一心で先生にお願いしました。先生にはご難儀をおかけしました。
私には苦手なクライエントのパターンがあり、ロープレの出来は安定しない事も多かったので、うまく傾聴できない時は自分の不甲斐なさに情けなくなり、先生に心配をお掛けする日も多々ありました。
第3回の試験では友達から相談を受けているような錯覚さえ覚えるような感じで自然に出来たと感じています。そして「あっという間」に試験が終わり、過去に不合格になっていた試験とは何かが違うと感じていました。何かが違う「何か」とは、いつもの試験では、次に何を質問しよう...とか、クライエントの発していない言葉は伝え返してはいけない...とか、頭の中で、どこか計算して臨んでいたのが、合格した今回の試験では、素のままの何も考えずに自然に臨めたと感じました。また、クライエント役にも恵まれ、試験の2日前にスカイプ塾で練習したクライエント情報と、ほぼ同じ設定のクライエント役で「ラッキー」でした。
私の場合は、試験の時に来談目的を聞き逃す傾向があり、今回の試験では、貸していただけるファイルにメモ書きをしました。「悩んでいる」、「困っている」、「わからない」などクライエントから発せられた言葉の頭の言葉を、悩んでいるなら「な」、「わからない」なら「わ」と大きくメモ書きしました。一文字なら下を向かずに書けます。試験の時、メモはしない方が良いと言われますが、私は緊張して来談目的が分からなくなるようだったらメモしてしまおうと、はじめから決めていました。こうした工夫は、先生のブログの記事を参考にして実行しました。
最後に、何度も落ち込む私に、先生は「この試験は100%合格できる試験です。」と励ましてくださいました。先生の言葉を信じ長い長い道のりでしたが、私でも合格する事ができました。スカイプ塾を受講して本当に良かったと思います。ありがとうございました。
Sさんは社会福祉士と精神保健福祉士に合格されトリプル合格されたと伺いました。
そんなSさんにエールを送ります。
「Sさん頑張ってください。これからも益々のご活躍をお祈りいたします。」
第4回キャリアコンサルタント受験生「初回ヒアリング&カウンセリング(1)CLがしゃべりたいようにCCはしゃべらせる」
2017年04月06日 18:00第4回キャリアコンサルタント試験に向けてロールプレイは順調に進んでいますか?
Uさんは、養成講座も終わり、困って当塾(スカイプ塾)を訪ねられました。
その時のヒアリングが参考になると思いご本人の承諾を得てブログにアップしました。
私:メールで苦労されているとありましたが・・・
U:そうなんです。スクーリングの中で一番最初にやっていたときに、回りの人に比べこんなに出来ないのか、というのが、何を聴いたらよいのかわからなくなってしまって、真っ白になって、言葉に詰まってしまたんですよ。
そういう状態に陥ったのが私だけで、自分がまさかそこまで質問できないことに凄くビックリしてしまって、どのように質問したらよいのかわからないと思っています。
質問した後でCLが話してくれたことはどんなふうに展開したらよいのかわからない。
いつも核心に迫れなくて、核心の回りをぐるぐる同じような質問をしてしまう気がします。
まず、質問に関してはそういうことがわかりません。
また、自分の特徴として、CLが例えば感情を話してくれたとして、「悪いと思ったのですね」受け入れてしまうんですね。
普通はその後展開するのですけど、「そうなんだぁ」と思う自分がいて、それをどうにかしたい。
CLの悩みを自分が経験していないこと、例えば「吸収合併して部下が上司になってしまって・・・」
そういう悩みとか言われると「うわぁーどうしよう!」と平常心でいられなくなったりするんですよ。
自分に経験がないとちょっと「うわぁーどうしよう!」思っちゃうところがあって、そんな感じでちょっとロープレがすごく苦手と思っているんです。
私:んーなるほど、いろいろ話された中で仲間の方が話して、それを聞いて、自分は全然できないと思われた?(思いました、はい)
仲間の方が話したのだろうけど、普通に話すことができると思うんですよ。
ただ、キャリアコンサルタントとしてあるいはカウンセラーとして話ができているかというのとは別なんです。
そこの視点やその判断は講師の先生であればつくと思うのだけど、みなさんもわからないので、似たり寄ったりです。
ただ、止まったということは何かの意識が働いたのでは?
U:そうですね。そのときも製造業をやっていらっしゃる方で、自分の部署以外が残業が多くて、その残業を改善するために自分たちがほかの部署の仕事を任されることになって、自分たちは効率よく仕事をしているのに、なんで効率悪く仕事をしている奴らの残業を自分たちがやらなくちゃいけないんだという釈然としない思いがテーマだったんですよ。それもどうしたらよいのかわからない感じで、何もできなかったです。
私:そうですね。聴いてあげるのがいいですよ。
「釈然しないのは、自分ではないよその部門の残業まで手伝ってしなければならないのか、そんなお気持ちですか」
「釈然としない意味がわたしにはわからないので、こういう意味ですか?」
または、「釈然としないとはどんな感じですか?」と確認しても良い。
U:そうですね。逐語録で読んでわかっているのに、実際CLを目の前にすると中々言えなくて・・・
私:そうですね。CLを目の前にするとどうすればよいのか言えないですね。
先ほど核心に迫れなくてグルグルとおっしゃったのですが「核心」はないですよ。
「核心」という言葉を変えると「主訴」ではないですか?
「核心を聴かなきゃ」ではなく、肩の力を抜いてただただCLの話を確認していく。
「正解があるとかでもない」「裏の裏があるとかでもない」
U:何人かでロープレして、他の方を見ていて「私と思っているのと違う」、「核心に迫っている質問」と見えたのは、そういうことではないのですね。
私:そうですね。「その時上司をどう思いましたか?」CLが話したいようにCCがしゃべらせる、それだけなんです。
Uさん:そうなんですね、なるほど。
いかがですか?
つづきは最初の質問に少しづつお答えしていきたいと思っています。
次はロジャーズの3つの姿勢「受容・共感・一致」でCLにどうかかわるのかをお答えしたいと思います。
お楽しみに!
第3回キャリアコンサルタント試験合格者の声Ⅰ
2017年04月02日 16:00後進のためにとお願いしたところ、早速「合格者の声」を頂きましたのでご紹介します。
合格者(Wさん)の声「救世主現る!!」
初の実技試験、出来はボロボロ、結果も予想通り不合格。
うまくできなかったのは分かっていたけれど、何がダメなんだろう?この先どうしたら良いんだろう?次の試験も失敗したらどうしよう...そんな不安で一杯だった時、合格した仲間から先生のSkype塾をご紹介頂きました。
初回カウンセリングでは、試験で何がうまくいかなかったのか、じっくり話を聴いて下さり 、基本スタンスやキャリアコンサルティングをする上で大切な事、いろいろ教えて下さいました。私にとって『救世主現る!!』まさにそんな感覚でした。
日常でカウンセリングをする機会がないので、Skype塾が私のカウンセリング練習の場でした。
計6~7回お世話になりました。
いろいろなケースで面談して頂き、何度やっても自信がない...という私を、いつも温かく優しく、時に厳しく(!?)応援して下さいました。
何が良くて何がダメなのか、自分の中で混乱した時期もありましたが、先生の励ましとご指導のお陰で無事乗り越える事ができました!
ブログもとても勉強になり、自分で整理をしながらノートに書き写し基本から学び直しました。
そして挑んだ二回目の試験。
先生のブログを読んで心落ち着かせ、本番では『伝え返し』を中心に、落ち着いてクライエントさんと向き合う事ができました。
この『伝え返し』も先生からご指導頂き、身につけられた事。
本当に感謝しております。
これから受験する方、今回不合格でリベンジしたいけど自信がない方、まずは木原先生のSkype塾でカウンセリングして頂く事をオススメします。
きっと「そうだったのかー!」と新たな気づきがあるはずです。
Skype塾がなければ私の今回の合格はありませんでした。
先生の教えを今後の実務でも活かしていこうと思っております。
木原先生、本当にお世話になりました!ありがとうございました。
合格者(NYさん)の声「まずは、来談目的から離れない」
ありがとうございます!
第3回キャリアコンサルタント国家試験合格通知が届きました。
実技のみ(学科は昨年合格済み)ですが、オールA評価です。
木原先生の1回目、2回目のロープレ練習ではグダグダでしたが、3回目(試験前日!)は別人のごとくうまくできて(お褒めの言葉もいただき)、大変良い流れの中で、試験が迎えられました。
先生の「まずは、来談目的から離れないでついていく」ことを心がけて、15分間うまく会話を転がす(展開)ことができました。
本当にありがとうございました。
前日予約分を譲っていただいたSさんに感謝しつつ、木原先生のご指導にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
Wさんの「救世主現る」はこれ以上ないお褒めの言葉でむず痒いのですが、素直に気持ちを受け止めさせていただきます。Wさんの紹介したお仲間とは第2回で合格された当スカイプ塾生さんです。
また、Sさんとは第2回の試験で合格され、合格発表直前からの当スカイプ塾生さんです。そのお仲間がNYさんです。
私もそうでしたが「仲間が仲間を助け繋いでいく」3年やってきて、塾長冥利に尽きます。
第3回キャリアコンサルタント実技試験の合否発表
2017年03月31日 18:51第3回キャリアコンサルタント実技試験の合否発表がありましたね。
塾生の方から喜びの声が届きました。
(合格者の方へ)
合格は一つの通過点に過ぎません。
常に自分自身に謙虚に研鑽を積んでいただきたいと思います。
諸富祥彦さんの著書に「カウンセラーの心構え」こんな言葉がありましたので紹介します。
・他者のこころに根気強く耳を傾ける力
・自分を深く見つめる力
・自分自身、本気で生きること
そして、本気で生きることにともなうさまざまな苦しみや傷つきを引き受ける力
私は携帯に入れて苦しくなったらこれを読むようにしています。
(不合格だった方へ)
率直に言って合格者との差はほとんどありません。
あるとしたら「傾聴」がCL中心に進んでいたかどうか?
また、論述試験をもう一度見直されてもよいかも知れません。
どうしてもわからない方はスカイプ(無料)でお相手しますのでこちらからリクエストしてください。
第4回キャリアコンサルタント試験に挑む方へ
2017年03月10日 07:43第3回キャリアコンサルタント試験が終わり結果を待つだけとなりましたね。
そして、第4回キャリアコンサルタント学科・論述試験が5月、面接試験が6月ですね。
いつも思うのですが養成講座が終わり、どう試験対策をすればよいのか迷ってウロウロするばかりです。
身近にフォルダーさんがいて指導が受けられるのはごくまれでラッキーな方でしょう。
私もそうでしたが、ほとんどの人がどうすれば面接試験に受かるのかわからないでしょう。
・勉強会に参加したが、いろんなフォルダーさんにいろんな指導を受けますますわからなくなった
・身近にフォルダーさんがいないので、ブログをあたり、本をあたり、ますますわからなくなった
そこでお困りの方へ、どうロープレすればよいのかスカイプでお答えします。
①ロジャーズのクライエント中心療法(受容・共感・一致)
②キャリアコンサルティングの進め方(来談目的、主訴、見立て、目標)
③キャリアコンサルタントがやるべきこと(自己探索の支援→気づきを促す→成長を促す)
第3回キャリアコンサルタント面接試験まもなく
2017年03月03日 07:46第3回キャリアコンサルタント面接試験がまもなく始まりますね。
今日は、面接試験に向けてキャリアコンサルタントの心構えをまとめてみました。
面接試験に入った時のCLの気持ちは困ってあなたの前に訪れます。
あなたは『どうされましたか教えてください』気持ちを込めてあるがままのCLを温かく尊敬心をもって受け止めましょう。
あなたは、CLの訴え(来談目的)をしっかり芯でとらえたら、そこから15分間外れないこと。
CLの話が進むごとに主訴が現れてきます。
もし、時間があれば、主訴をまとめ確認するのも良いでしょう。
くれぐれもゆっくり落ち着いてCLを信じCLの気持ちを受け止めつつ進めてください。
ここまでで15分が終わることが多いと思いますが、
時間があればあなたの「見立て」を確認するのも良いでしょう。
今回の論述試験の問い3「キャリアコサルタントとして、あなたの考える相談者の問題」のことですね。
「上間さんは営業の仕事がよくわからないで入社されたのですね?」
「上間さんは人の役に立ちたい気持ちがとても強く、営業の仕事が受け入れられないのですね。」
自己理解不足、強い拘りですね。
最後は口頭試問です。
因みに論述試験の問い4「今後のやりとり」は口頭試問で聞かれます。
面接官は質問に答えた後「うなずきもない」「まったく表情を変えない」方が多く、
反応がないのでこの答え方でよいのか不安になります。
しかし、動揺することなくキャリアコンサルタントとして堂々と答えてください。
明日、明後日の面接試験を頑張ってください!いつも応援しています!
第3回キャリアコンサルタント試験合格祈願
2017年02月19日 18:45今日の広島は良い天気でした。
第3回キャリアコンサルタント試験の学科試験と論述試験が終わりましたね。
そして、いよいよ次が面接試験です。
今回も尾長天満宮へ行って合格祈願をしてきました。
いつもブログを見ていただいている皆様
スカイプ塾生の皆様
広島白島塾生の皆様
頑張りましょう!いつもブログで応援しています!
キャリアコンサルタント面接試験対策「意図と進め方」
2017年02月02日 07:58第3回キャリアコンサルタント面接試験も残り1ヶ月になりましたね。
広島白島塾も佳境に入り、ロールプレイに入る前にこれまでのことを総括し講義しました。
キャリアコンサルタントの意図と進め方をご紹介します。
キャリアコンサルタントは面談を意図を持って進めていきます。
【キャリアコンサルタントの進め方】
①CLの前でロールプレイを開始する時は一旦心をフラット(ZERO)に戻してください。
・「キャリアコンサルタントの桐原です。上間さん、今日はどのようなご相談で見えられましたか?」
と言いながらCCとしての自覚、CLの関係を真っ白な(先入観のない)状態に戻す気持ちでロープレを開始します。
②CLの話す来談目的に全力で集中し、「芯」で捉えます。
・営業に向いていない
・就職試験に全部落ち自信がなくなった
・定年退職を迎えるが不安だ。
③主訴の把握
・来談目的を頭の前面に貼り付けCLの言っている言葉を傾聴し、CLの像を描きます。
・進め方はCL中心療法(受容・共感・一致)です。
・できれば主訴を要約すると良いでしょう。
④見立て(CCから見たCLの問題)
・わかりにくい言葉ですが主訴が患者の訴えで、見立ては医者の診断と考えて下さい。
患者が「お腹が痛い」訴えは医者の診察の結果「盲腸炎ですね」この診断が見立てのことです。
⑤方向性・具体策(「この先のロープレをどう進めるか?」の口頭試問対応)
・主訴と見立ての問題の解決・解消できる目標が方向性で、それを実現できる具体策となります。
ただし、実際のロールプレイ15分では④に行くか行かないかで終了するケースが多いので、⑤は口頭試問で答えることになるでしょう。
⑥具体的な展開
・面談全体を回す力と解釈しています。(詳しくはこちらへ)
【キャリアコンサルタントの意図】
①関係構築を築く
・CLに寄り添うとはCLに話やすい雰囲気を醸し出し、聴く姿勢です。
・どのようなCLにもCL中心療法(受容・共感・一致)が最も効果的です。
②自己探索の支援を行う。
・あなたはそれをどう思いますか?(気づきを促す)
・上司はあなたをどう思っていますか?(気づきを促す)
・いつからそう思うのですか?(経験の再現)
・上司に昇進を打診された時どう思いましたか?(気づきを促す)
・人と接するのが好きとはどういう意味ですか?(自己概念の把握)
・営業に向いていないとは何かあったのですか?(経験の再現)
③気づきを促す
・自己探索の支援の意図は気づきを促すことにあります。
④成長を促す。
・気づきを促すことで、CLは面談中または後で「そうだったのか」と気づき、次の一歩を歩むことができれば結果的に成長することになります。
いかがでしょうか?
もし、上記のことでもう少し聴いてみたい方はスカイプで説明します。
初回のスカイプ塾は無料ですので、こちらから入塾ください。
頑張ってください。いつもブログで応援しています。
第2回キャリアコンサルタント試験合格者の声-Ⅶ
2017年01月15日 13:15合格者(ORさん)の声「"合格のために"から"クライエントのために"」
木原先生、キャリアコンサルタントの試験の際はお世話になりました。
先生のご指導のおかげで、第2回試験にて、学科・実技ともに無事合格することができました。
最初は傾聴の「け」の字も知らないおバカ者で、先生をずいぶん困らせたと自覚しています(笑)今となってはお恥ずかしい限りです。
当時の私は色々な人からフィードバックを受けすぎて何が良くて、何が悪いか全く分からなくなっていました。
しかし、そんな私に先生はとても丁寧にロジャーズの3条件の意味、そして伝え返しの大切さ、そして面談の展開の仕方など、多くのことを教えていただきました。
何よりキャリアコンサルタントのあり方を教えてもらったと感じています。
それを感じたのはロープレの練習中、試験官役の方から受けたフィードバックに悩み、自信を無くしていた時のことです。
先生から「クライエントは何と言っていたか」と言われ、思い出してみると、クライエント役からは良い評価をいただいていたのです。
木原先生はいつもの優しい声で「クライエントが気持ちよく話せているならそれで良いんですよ」と言ってくださいました。
本当に、目からうろこが落ちたと感じました。
試験であろうとなんであろうと、「主役はあくまでクライエント」なのだと実感しました。
それが分かっただけで、不思議なことにとても冷静に試験に臨むことができました。
何度やっても治らなかった早口の癖が、「合格のために」から「クライエントのために」と意識を変えただけで、出てこなくなりあっという間の15分でした。
結果、無事に合格することができました。
あの時の言葉がなければこの結果は無かったと思います。
本当に感謝しかありません。
結果としては、かなりクライエントの方との相性も良かったようで、実技試験全体で8割を超える点数を獲得できました。
自分でも驚きです。
また、論述も44点と良い結果でした。
先生とのロープレのフィードバックと、逐語録が役立ちました。
本当に先生に教えていただいてよかったと感じています。
私のような未熟者でもこの結果をいただけたことで、自信がつき同時に今後もさらに精進していきたいと考えています。
もし、ロープレで何を頼りにしたら良いか分からない、そんな風に感じている方はぜひ受けてみることをお勧めします。
PRまでして頂いて光栄ですね。(^^ゞ
ORさんはスカイプ塾に入塾し10月14日から11月28日まで7回対応しました。
とても感の良い方でしたが、早口の癖、仲間とのロープレでの迷いを克服され、結果は高得点で合格されました。
思い悩み最後は「これでやる!」という強い意志が大事ですね。
頑張って下さい。いつもブログで応援しています。
キャリアコンサルタント実技試験「CLに対する姿勢」
2017年01月15日 08:56今日の広島は大雪です。大学入試センター試験、キャリコン技能検定試験が実施されていますが心配ですね。
さて、昨日広島白島塾(2月生)5回が終了し、残り8回となりました。
そこで、感じた事をまとめてみました。
CLは困ってキャリアコンサルタントを頼ってきています。
・CLを温かく、やさしく、包み込むような姿勢
・どのようなことをCLが言っても受止め動じない姿勢
・出口が見えず悩みが大きいCLも可能性を信じ、諦めない姿勢
このような姿勢でロープレに臨むか臨まないかで展開が大きく変ることです。
テクニックに偏らず試験を意識せずCLにロープレを行ってください。
しかし、試験を意識するところは「口頭試問」です。
オロオロしないでここもキャリアコンサルタントとして堂々と応えましょう。
試験まで1ヶ月半頑張りましょう。ブログで応援しています。
第2回キャリアコンサルタント試験合格者の声-Ⅵ
2017年01月05日 21:30合格者(SOさん)の声「Skype塾での的確なフィードバックが自分を見直す切っ掛けに!」
私は、これまで2回ほど、実技試験を受け、いずれも不合格でしたが、この度、第2回国家試験に合格する事ができました、ありがとうございました。
これまでは、受験仲間で行うロールプレイを中心に進めていましたが、なかなか、これって言うものがつかめず、どうしたものかと思っていました。
その仲間からサイトを紹介してもらい、資料をいただいたのが切っ掛けになりました。
Skype塾という事でSkypeであれば、カメラも使ってロールプレイをするのかと思ってSkype塾に臨みましたがカメラは使用しないという事でした。
それまでのロールプレイは、クライアントが目の前にいたので、いない事で、どうかなという不安もあったのですが、実際にロールプレイを進めて見ると、それが逆に、私には、クライアントに集中する事ができ、自分のロールプレイ中のメモから次の展開も意識しながら、進めるという、これまでのクライアントを目の前にしたロールプレイとは、違ってロールプレイ自体に集中できました。
これが、私にとっては、大きなメリットとして感じる事ができました。
このロールプレイ終了後に先生から受けるフィードバックで、自分のくせ、陥りやすいポイントが明確となり、それを自分なりに見直しし、次のSkype塾でのロールプレイに臨むというサイクルが良い結果につながったと思います。
これから受験される方は、このSkype塾を自分の弱点補強とそれを強みに変える切っ掛けにしてほしいと思います。
まだまだあるのですが、文章にはしづらく上記のような単なる感想になってしましました。
私にとっては、大変貴重な時間であり、密度の濃い時間でした。
ありがとございました。
これからが、スタートですので、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
SOさんは偶然に同じ町内の方で、平行して白島集会所で勉強会も行っていました。
広島白島塾に遊びに来て頂くようお誘いしました。
頑張りましょう。ブログで応援しています。
第2回キャリアコンサルタント試験合格者の声-Ⅴ
2017年01月04日 21:58寒の入りもそろそろで明日から冷えそうですね。
さて、ある方から年末にうれしい便りがありました。
1次試験受験前にメールがあったのが平成27年10月頃で、それからスカイプ塾生として平成28年6月から8月までサポートしましたが、第1回キャリアコンサルタント試験が体調不良で受けられず、辛い思いをされた方からでした。
その後1人で練習を重ね、この度合格されましたので、ご紹介します。
合格者(YSさん)の声「カッコよく行う必要はない、自分らしくやろう」
やっとキャリアコンサルタント試験に合格することが出来ました。
未だに信じられない気持ちでいっぱいです。
私がSkype塾を知ったのは、CDA一次試験対策として効果的な勉強方法はないかとサイトを探していた時でした。
勉強方法が分かりやすく、CDA一次試験を無事に通過することが出来ました。
CDA二次試験が不合格になり、国家試験に移行して困っていたところ、1次試験の際に資料請求した縁で、塾長から「その後いかがでしたか」というメールをいただいことがきっかけでした。
実は、CDA二次試験を2度不合格になり、どう対策していいのか、分からなくなってしまった私は、ロールプレイでの悩みを相談に乗っていただきました。
その中での一番の気づきは、「傾聴する」ということがどんなことか、言葉だけで本当の意味で分かっていなかったことです。
今までの私は、CLの言葉に対して、「何て言えばいいのだろう、何を言おう」とそればかり考えて、ロールプレイをしていました。
そのため、ロールプレイ中に黙ってしまうこともありました。
CLの話すことの意味はどんなことか「気持ちを聴くこと」に辿り着いた気持ちは今でも忘れることが出来ません。
とは言いましても、気づくことは出来ても実際に「出来るようになる」とは別の問題です。
Skype塾でロールプレイをしても、思うように出来ることはありませんでした。
1回目は日本キャリア開発協会(JCDA)で受験しました。
論述試験対策は、キャリア・コンサルティング技能士2級の論述問題を参考に対策を行いました。
サイトで解答例を参考にしながら行いました。
他の方も仰っていますが、論述試験は50分で本当に短くあっという間です。
私は設問1に時間を割いてしまい、時間配分を間違え、設問2の350字以上記入することが出来ませんでした。
これは結構、堪えました。
その後、体調不良により実技を受けることが出来ず、更に落ち込みました。
結果通知書が届き、論述試験がA評価であり、そんなに悪くなかった、考え方は間違っていない、もっと自信を持った方がいいのではと思い直し、再チャレンジすることに決めました。
2回目は、キャリア・コンサルティング協議会で受験しました。
理由は、1回目のJCDA試験の論述試験の問題の出題方法について疑問を持ったからです。
また、これまで2回JCDAでの試験は不合格でしたので、相性も良くないのかと感じたことも理由にありました。
実際当日の論述試験は、1回目の試験の傾向と全く出題傾向が異なっていました。
戸惑いましたが、これまでのロールプレイや、技能士の論述試験を思い出しながら、自分の言葉で記述するように心掛けました。
ロールプレイ対策は、Skype塾で行った8月以降、ロールプレイは行っていませんでした。
特にSkype塾でも口頭試問が答えられず、自分のロールプレイを客観的に把握することが全く出来ませんでした。
就職支援の仕事をしておりますので、学生に対して傾聴を意識して対応することを心掛けたこと位でした。
自分の中の変化は、以前は「何て言えばいいのか、アドバイスをしたら良いのか」ということばかり考えていたのですが、気持ちを聴いていくと学生との会話も苦にならなくなったことでした。
ただ、実際の実技を何とかしなければ、いろいろサイトを見ていく中で、キャリア・コンサルティング技能士の対策として、音声で実際のロールプレイを聞く機会がありました。
一般的なカウンセリングはどんな風に行っているか、Skype塾での自分の録音したロールプレイとどう違うのか、見直すことにしました。
実際にこんな風に上手く出来ない!と気持ちが切れかかりそうになりましたが、覚悟を持つことが大事だと腹を決めました。
CL視点、CC視点とともに、把握、合意し、解決するための目標をたて、目標に向かうという流れを頭の中に入れました。
また、Skype塾のブログでも度々、「60点を目標に」ということが書かれていましたので、カッコよく行う必要はない、自分らしくやろうと思いました。
本当にCLの話を聴くつもりでやろうと決めました。
実際の実技試験は、「48歳の整備士の方が失業し、求職活動をしているが、20社ほど不採用になってしまったがどうしたらいいのか分からない」という相談でした。
実技会場には時計がありました。
最初は状況など聴いて、CLがどういう気持ちでいるのか、聴いていきました。
残り5分となり、今までの話をまとめ、問題把握(CC視点とCL視点)と問題の合意を試みましたが、上手く行きませんでした。
その後15分になり、口頭試問に移りました。
「今を振り返って、ご自身で出来たこと、出来なかったこと」「CCから見たCLの問題点」「今後ロールプレイをするならば、どんな風に対応するか」など聞かれました。
試験はあっという間でした。
今でも、口頭試問の答え方が合っていたかどうか分かりませんが、素直な気持ちで伝えたことが良かったのかもしれません。
結果、実技は62点で合格点ぎりぎりでした。
自分の受験番号を見つけた時は信じられなくて、思わずガッツポーズしてしまいました。
CDA試験から約2年経ち、ようやくキャリアコンサルタントとしてのスタート地点に立つことが出来ます。
思えば長い道のりでした。
諦めずにチャレンジして良かったと思います。
Skype塾での経験、大きいものでした。
本当にありがとうございました。
感謝申し上げます。
第2回キャリアコンサルタント試験合格者の声-Ⅳ
2017年01月03日 12:31合格者(NMさん)の声「自己成長を促されたスカイプ塾」
最初に木原先生に感謝を申し上げたいと思います。
「本当にありがとうございます。いつも応援していただきました。」
その気持ちと共に自分にも「よくがんばったね。」と声を掛けたいと思います。
自分に頑張ったなどと声を掛けるなど変だと思う人もいらっしゃるとことでしょう。
しかし自分を認めることが、自分の成長の証ではないかと考えています。
この試験が合格であれ、不合格であれ、一生懸命自分で取り組んできたのです。
それを自分が一番よくわかっていることです。
その自分を認めることを教えていただいたのが、木原先生です。
今までの私なら「ダメだ」と自分を追い込み、自分を認められず、前を向けずにいました。
最初のスカイプ塾の日、「覚悟をもってやれますか」というようなことを言われたかと思います。
その言葉は残っていたものの、どういう意味なのか、よくわからずにおりました。
そして、自分では納得のいかないまま最後のスカイプ塾の日を迎えることになりました。
それは試験の3日前、先生は最後に「この試験上手くいってもいかなくてもキャリアコンサルタントとして、自覚をもってやり通しなさい。努力は報われます。」とおっしゃいました。
私は3日前にも関わらず、緊張仕切っており、過去の失敗したトラウマが纏わりつき、「無理」と思う始末。
でも先生の最後の言葉が残存しいて、意味を考えていました。
そして試験当日、目覚めて、「私が強くならないと、人の話など聞けるはずがない。グラグラしていては、ダメなんだ。まずは頑張ってきた自分を認めて、そうだ努力は報われる」とやっと先生の一貫して、私に伝えたかったことがお腹に落ちた瞬間でした。
(ちょっと自己成長したかな?と思いました。)
それでも緊張はなかったわけではなく、でもその都度、心中で「覚悟をもってやり抜く」と自分に言い聞かせました。
そして試験は終わり、出来不出来は兎も角、これまでとは違って、晴れ晴れとした気持ちで試験会場を後にしました。
その後先生から試験の逐語を取りなさいメール。
また辛い自分との向き合いになりました。
まるでガマの油売りのガマが自分の姿を見るような冷や汗がでるような思い。
でも合格をいただいた今、それは私の何よりの宝物になりました。
また、これまでにアドバイスをいただいた逐語は何にも勝る私の宝物になりました。
改めて合格はもちろん嬉しいけれど、それにも増して私を成長させていただいた先生に感謝するとともに、自分もこれから他の人にどんなことができるのかを考えていこうと思います。
思い出しましたがNMさんは「来談目的を芯で捉えるのですね」と言われた方です。
教えることで、私自身たくさん教わってきたのですね。
受験生の皆さん、「努力は報われます」頑張りましょう。ブログで応援しています。
第2回キャリアコンサルタント試験合格者の声-Ⅲ
2017年01月03日 08:22今日の広島は朝から良い天気です。暖かい日になりそうです。
さて、今日も合格者の声をご紹介します。
合格者(INさん)の声「空中ロープレを繰り返す」
この度は、本当にありがとうございました。
キャリコンサルタント試験が国家資格となり指定講習を6月から開始しました。
そして、第2回試験で無事に「筆記」「実技」共に1回目の受験で合格することが出来ました。この場を借りまして塾長にお礼(感謝)申し上げます。
情報が少ない中で本サイトを見つけ、まず始めに塾長へ資料請求して筆記試験の対策を最初に行い、その後、Skype塾にてご指導をいただきました。
実はSkype塾では、かなりの落ちこぼれ生徒だったと思います。
初回の無料カウンセリングで現状を話して、1回目のロープレでは何とか時間までやっとの思いでこぎ着けた感で終了しました。
その後、逐語録に落として塾長とのやりとりを2回ほど行いました。
逐語録に落とし、そして振り返り(フィードバック)を受けることで自分の悪い点・癖などが把握出来ました。
塾長もおっしゃっておりますが、この作業は時間を要しますが、非常に重要で有効な手段だったことを改めて実感することになりました。
そして、10日後に2回目のロープレに少し自信を持って臨んだのですが、話が続かず2回ぐらいロープレが中断してしまう状況でした。
その都度、塾長から的確なアドバイスをいだくも中々理解できず苦しい時間となったことを鮮明に覚えております。
その後は、1回目の逐語録の見直しと、塾長のロープレ録を何度も聞き、空中ロープレ(*)を繰り返しました。
本番ではとにかくクライアントに寄り添い「傾聴」に心がけました。
試験終了後の達成感は感じられませんでしたが、「振り返り」と「将来展望」で挽回して合格したようです。
受験仲間だけでのロープレでは、その場限りのあまり根拠の無い「良かったね」「ここが悪いね」で終わってしまいます。
是非、Skype塾で塾長から的確なコメントを貰い、練習を繰り返すことが合格の近道だと思います。
落ちこぼれ生徒でしたが、ご丁寧なご指導をいただき感謝申し上げます。
これからも切磋琢磨して、この資格を活かせていきたいと思います。
*空中ロープレの意味を伺ったところ「1人でコンサルタント役とクライアント役の療法を想像してロープレ(シミュレーション)すること」とのこと
INさんはこの試験とは別の試験も平行して対応されていると伺っていました。
一生懸命努力され、工夫され試験に臨まれていますね。
受験生の皆様、頑張って下さい。いつもブログで応援しています。
第2回キャリアコンサルタント試験合格者の声-Ⅱ
2017年01月02日 08:42こちら広島の三が日は曇り空で温度が上がりませんね。そのような中で引続き心温まる合格者の声を紹介します。
合格者(HTさん)の声「キャリアコンサルタントとして自分はどう向き合っていくのか」
スカイプ塾との出会いは、ロールプレイ恐怖症に陥っていた、第2回実技試験の1ヶ月ほど前です。
仲間内で勉強会をするも、色々な人から色々なアドバイスや指摘を受けているうちに、どうしていいのかわからなくなり、「もうロールプレイしたくない!どうしてこの試験受けることにしたのだろう」と、とても自信喪失な頃でした。
この頃の私は、ロールプレイ中の15分間に、「次は何を質問したらいいのだろう」と、そんなことばかり考えていた時期でもありました。
スカイプ塾第1回目は無料と言う事でしたので、とても気軽な感じでお願いしてみました。
その時は、今の自分の心境を思いっきりお話しでき、それを受け止めていただけたことで、なんだか気が楽になり、「スカイプ塾に賭けよう!」と思い、以降3回先生に機会をお作りいただきました。
2回目では実際にロールプレイをしてみましたが、「次は何を質問したらいいのだろう」と思っている私では、15分間の時間は到底持ちませんでした。
先生から「相談者はどうしてここにいるのですか」と、来談目的を問われても、それすら忘れているような有様でした。
そうです、その時の私は、相談者の話したことを覚えていられなかったのです。
先生から「相談者の気持ちを丁寧に聴いてさしあげてください。そしてそのことを、伝え返しする事によって、相談者は自分の気持ちに気づくのです。次に何を話そうなんて全く考える必要はありません。とにかく伝え返しすることです。」
「相談者が来談した目的は頭の前面に貼りつけておいてください、もし困ったら、そこに戻ればいいのです。」の言葉をいただきました。
3回目は伝え返しをすごく意識し、しつこいくらい伝え返しをしました。
すると、15分の時間がそれほど苦にならず、相談者の言ったことも、ちゃんと心に留まっていました。
それまでは、頭で覚えるものと思っていたことが、心に留まるものということを体感し、これが受容・共感かなと、自分なりに手応えを感じられた1時間でした。
最後となる4回目では、先生から実技試験に向けての具体的アドバイスをいただき、終了となりました。
この日先生とのお話の中で、「試験に落ちたら、今度は広島まで研修会に行きます!」とお伝えしてしまうほど、私は先生を信頼するに至りました。
4回のスカイプ塾を通して、「受容・共感・一致」の意味と、キャリアコンサルタントとして、自分はそれらとどう向き合っていくのかということが、「ストン」と自分の中に落ちました。
そのおかげで、自信を持って試験に臨むことができました。
この出会いがあってこその合格と、とても感謝しています。
ありがとうございました。
いかがでしょうか?
堂々とクライエントに対応されているHTさんの姿が目に浮かんできます。
テクニックだけでなく、包み込むような態度、声の抑揚、顔の表情、姿勢も大事な要素であることを改めて思い起こしました。
受験生の皆様頑張りましょう、ブログで応援しています。
第2回キャリアコンサルタント試験合格者の声
2017年01月01日 16:13新年明けましておめでとうございます。
今年も旧年同様よろしくお願いします。
暖かいお正月ですね。いかがお過ごしでしょうか?
年末に第2回の合格発表があり合格者の声が届き、おめでたいお話なので随時ご紹介することにします。
合格者(KEさん)の声「まさに自分の中にストンと落ちた瞬間」
私は第1回国家資格に受験しましたが、実技が不合格だったために第2回で実技のみを受験して合格しました。
実務経験での受験のため、養成講座に通ったこともなく、地方に住んでいることもあり実技はこのスカイプ塾だけで勉強させてもらいました。
第1回の受験に向けての2か月ほどと、2回目の受験時は1か月半ほど、週1回のペースで指導をお願いしていました。
逐語録を落とすために最初はロープレの15分だけを録音していましたが、たまたま、すべて録音した時があり、それを聞き直してみると、ロープレ以外の時間の塾長との話も、改めて聞き直すことで、より理解や気づきが深まり役に立ちました。
また、論述試験の前日にスカイプで指導を受け、ロープレ以外の時間に塾長と話していた内容で、「なるほど。そういうことか」と理解できたことがあり、まさに自分の中にストンと落ちた瞬間がありました。
翌日の論述試験で、その理解したことを書くことができ、論述試験の勉強にも役立ちました。
ロープレを逐語に落とし、文字にして見返しながら「いつもこういう時にこんな聞き方をしているな」と、自分のクセを見つけることにつながったり、「もっとこう投げかければよかったな」と考えることで、論述の勉強になっていたと感じています。
JCDAの論述試験は、逐語録をみて論文を書かせるため、まさにスカイプ塾の自分の逐語録で論述と面接の両方の勉強につながっていたと感じています。
面接試験は、1回目の受験時は「いいクライアントに当たれば受かるかも」という程度の力で受験し、やはり不合格でしたが、2回目の受験までの1か月半で、自分なりに手ごたえを感じられるほどスカイプ塾で成長させてもらったと思います。
ただ、2回目の受験時に、ロープレで大切なことを見落としてしまい、受験後に見落としに気づいたときには不合格を確信しました。
でも結果、合格していたのは、大事なことを見落としてしまっていても、そのほかの部分では、スカイプ塾で指導していただいたことが出来ていたからだと、感じています。
塾長には、根気強くご指導していただいて、合格に導いてくださったこと、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
合格者(NAさん)の声「合格の起点は『専門用語からの脱出』」
今回、第二回目のキャリアコンサルタント試験に何とか一発で合格の栄に浴すことができました。
これもひとえに、スカイプでのロールプレイ間での先生のご指導のお陰様だと確信しております。
本当に有難うございました。
実は、ある養成講座で受験資格を得たもののこの試験の攻略については何ら知識がなく、これはどうしたものか考えに考え抜いたところ、学科については、基本書の熟読と二級コンサルタント技能士の過去問、web答案練習講座の受講、勿論のこと第一回試験の過去問も含め時間のある限り解きました。
その結果、本番の試験で発揮することができ合格点を大きく上回る得点を獲得しました。
しかし、2週間後には面接試験を控えておりました。
せっかく学科試験が合格だというのに、面接で落ちるのか~と悩んでいました。
でも、この面接試験を何とかせねばと考え焦っていたところ、偶然にも先生のホームページに辿り着くことができたのです。
先生のホームページをみると、私が欲していたロールプレイをスカイプで実践するとの記載がありました。
お恥ずかしい話ですが、実は、私は田舎住まいをしているためロールプレイする仲間もなく、また身近に練習できる環境になかったので、これだと思い先生の入塾を決意したのです。
最初は、恐る恐る一体どうなることかと思いながらスカイプを起動させたところ、やさしい声で私を包んでくださる先生がそこにいらっしゃいました。
わたしは、この先生なら何でも聞けるし、指導して合格に導いてくださることを信じて初回を含め3回指導していただきました。
その中身は、自己概念とは?から始まり、かかわり行動の意味、かかわり技法の方法等の用語についての質問でした。
ずーと前からこれらの言葉の意味がわからず、もやもやしていました。
というのも、私はこの意味の理解こそ実践で必要不可欠な要素だと思ったからです。
そして、このような基本中の基本用語を先生から丁寧にやさしく教えていただきました。
さらに、それらの言葉の意味をロールプレイングで検証、また自己概念の開発を通じてのキャリアの形成を図るためには、そこに何が必要なのかを寄り添っていただき解決に導いてくださったのです。
試験当日は、面接で緊張しないために受験説明が始まる直前までセラピー音楽を聴きながら、どのように面接がなされるかを(先生から前もってお伺いしていたので)頭の中でイメージをして臨むことにしました。
そのせいか、初めて落ち着いて面接に臨むことができたのです。
そこで、確信を得たのです。合格だということを.................................
以上です。なかなか意に尽くせませんでしたが、取りあえず書かせていただきました。
いかがでしょうか、最後まで諦めないで頑張った姿勢が見えてきてとても参考になりますね。
これで終わりではなく、いつも謙虚な姿勢を失わず邁進していただきたいと思っています。
今後も随時アップしたいと思います。
ところで、この休みを利用して広島白島塾の専用サイトを作成していますが、作成方法がガラッと変りここからどうしようか戸惑っています・・・!!
受験生の皆様頑張りましょう。今年もブログで応援しています。
第2回キャリアコンサルタント試験合格発表
2016年12月29日 12:15第2回キャリアコンサルタント試験合格発表がありましたね。
すでにWebでは合格発表されていますが、合否はがきが届くまで待たれる方も多いのではないかと思います。
合格された方へ、合格おめでとうございます。
たくさんの悔しい思いをされ、努力が報われましたね。
あっけなく、何が良くて合格したのかわからない方もいらっしゃいます。
合格はスタート地点に立てただけと謙虚な気持ちを常に忘れず、精進してください。
不合格だった方へ、残念でしたね。
合格者との差はほとんどなかったと思っています。
話さないCLに当たった原因も大きかったと思います。
是非、逐語録へ落とし分析していただきたいと思っています。
カウンセリング(無料)が必要な方はこちらからリクエストしてください。
頑張りましょう。いつもブログで応援しています。
キャリアコンサルタント試験(JCDA)について思う
2016年12月25日 19:49もうすぐ第2回キャリアコンサルタント試験の合格発表がありますね。
そして、第3回キャリアコンサルタント試験は2/19(日)が学科試験と論述試験、3/4(土)3/5(日)が面接試験ですね。
皆さんはどのように勉強を進められていますか?
学科試験はいつでも取れるし、養成講座のテキストから全部出題されませんので過去問で十分です。
過去問とはキャリアコンサルタント試験とキャリコン2級の学科試験のことです。
問題は論述試験と面接試験ですね。
論述試験は解答がありませんが過去問が公表されています。
残念ながらキャリ協のように論述試験と面接試験のつながりが明確ではなくJCDAは何の為の試験なのか未だよく見えてきません。
そのことはさておき、50点満点で40%(20点)以上とれれば所要点ですが、目標は80%(40点)以上です。
乱暴な言い方ですが問1はとてもやさしいので20点は取れます。
残り20点をどうすれば取れるのか?
私は自分のロープレを逐語録に落とし、どこが良かったのか、どこが悪かったのか、ホルダーのコメントを分析し、見直す作業をすること。
つまり、面接試験のためにロープレ練習をしたら、論述試験のために逐語録に落とし、キャリアコンサルタントとして逐語録を見直すこと。
これを繰り返すこと。
いかがですか?一石二鳥ではありませんか?
第3回キャリアコンサルタント試験に向けて頑張りましょう。ブログで応援しています。
キャリアコンサルタント面接試験対策「広島白島塾2月生開塾」
2016年12月16日 19:00今日は一段と寒くなりましたね。こちら広島の山々は雪で覆われていました。
さて、今日は遡って11月27日(日)にキャリアコンサルタント面接試験2月生の「広島白島塾」のお話です。
塾生11名、講師、講師補佐の総勢13名でスタートしました。
自己紹介の後、クライエント中心療法(受容・共感・一致)を逐語録に添って説明し、11名全員に3分間のロープレを行いました。
私がクライエント役で塾生がキャリアコンサルタント役になって、1人1人同じストーリーで始めました。
CC :上間様、今日はどのようなご相談で見えられましたか?
CL1:はい、今年4月に入社し半年、車の営業マンをやっており、この職に自分は向いていないと感じ、相談に参りました。
CC1:車の営業職に向いていないと感じておられるのですね。もう少し詳しく教えて頂けますか?
CL1:もともとは人と接するのが好きで、採用面接ではいろいろ受けて全部落ちてしまい、営業も人と接する仕事だと思い受けたところ、運良く車の営業職に就くことができましたが、やってみて思っていたのとは違うなと感じています。
この逐語録を講義資料として配付し、これをベースにロープレを開始しました。
・今どんな営業をされているのですか?
・向いていないとは何がですか?
・いつから向いていないと感じていますか?
・採用面接で全部落ちたとはどこを受けられたのですか?
・運良く車の営業に就いたとはどういうことですか?
・やってみて思っていたのとは違うとは何が違うのですか?
・もともと人と接するのが好きとはどういうことですか?
初めての体験でしたが11名の塾生の一言でまったく違った展開になることに驚きました。
これが大勢で行う塾の醍醐味なのでしょうね。
フォーカスのあて方が少し違うだけで展開が大きく変る事を共有できたことでした。
講義の続きはキャリアコンサルティングの意味や進め方を説明後、私がキャリアコンサルタント役、補佐のMさんがクライエント役で15分の代表ロープレを行いました。
出来映えはともかく、CLの来談目的に添って話を進めるやり方の感触が掴めたのではないかと思います。
次は補佐のMさんが実際の面接試験様子をテーブルや椅子を配置し、待合室の模様、入室し面接官の指示、CLとのロープレ、面接官からの口頭試問をリアルに説明しました。
最後は塾生の皆さんからの質疑応答で締めくくり、第1回目の広島白島塾が無事終了しました。
2月試験に向けて頑張りましょう。ブログで応援しています。
キャリアコンサルタント面接試験が終わって今やっておくこと
2016年12月05日 20:18昨日で、第2回キャリアコンサルタント面接試験がすべて終わりましたね。
ほんとうにお疲れ様でした。
私は手応えが感じられないのが、この面接試験の特徴ではないかと思っています。
考えるのも辛いと思われている方が多いと思います。
是非、逐語録に落とされ、良くても悪くても振り返っていただきたいと思っています。
「何ができて合格したのか?」「何が悪くて不合格だったのか?」と自問自答がつづくでしょう。
合格されたとしても、不合格だったとしても、これからこの道を歩む自分に納得できるからです。
ストレスで体調が優れなかった方、風邪を引かれお辛かった方、家族にお世話になった方、
今は熱いお風呂でゆっくりおくつろぎ下さい。
でも、一週間たったら、逐語録に落としてみてくださいね。
いつもブログで応援しています。
キャリアコンサルタント面接試験「クライエントを信じる」
2016年11月27日 07:47尾長天満宮で合格祈願をしたせいなのかどうかわかりませんが、昨夜も塾生とお話ししていてあることに気がつきました。
それは「クライエントを信じる」ことです。
クライエントは大小の悩み、不安、判断がつかない等困ってキャリアコンサルタントを尋ねて来ます。
・転勤を命じられ、なぜ私が行かなければならないのか?
・上司が変わり営業事務の私に、なぜ企画・アイデアの提案を要求されるのか?
etc
キャリアコンサルタントの態度の根本はCLを受止め支えることですね。
「クライエントの可能性を信じる心」「決して私はあなたを信じ諦めません」
というキャリアコンサルタントに信念や強い思いが必要ではないかと気がつきました。
ロジャーズの一致に通じるかも知れません。
いかがでしょうか?
どうぞこれからもCLの可能性を信じ面接試験に臨んでください。
応援しています。いつもブログで応援しています。
キャリアコンサルタント11月試験合格祈願
2016年11月27日 06:52一足先にキャリ協(キャリア・コンサルティング協議会)の面接試験(11/26、11/27)を受けられる方がいらっしゃるのを思い出し、昨日、尾長天満宮に合格祈願に行ってきました。
JCDA(日本キャリア開発協会)の面接試験(12/3、12/4)が今週末から始まりますね。
受験生の皆様頑張ってください。合格をお祈りしています。
もう1つ、キャリアコンサルタント試験2月生の「広島白島塾」が今日(11/27)から開塾します。
塾生をしっかり支えられるよう祈願をしてきました。
そう言えばキャリコン2級(キャリアコンサルティング技能検定)試験も再来週から始まりますね。
頑張りましょう。ブログで応援しています。
キャリアコンサルタント面接試験「具体的展開」
2016年11月17日 19:18何とか実技試験までに間に合いましたね。今日はキャリアコンサルタント面接試験「具体的展開」についてお話します。
以前も説明しましたがキャリコン2級の「具体的展開」は以下の通りです。
「相談者との関係性を意識しながら面談を進め、相談者の訴えを理解した上で適切な目標を設定し、キャリアコンサルタントとしての対応を適切に選択し、対応できることで、相談者に気づき、変化(問題に対する認知の変化、自分または重要な他者に対する認知の変化、自己の表面的な表現から内面表現への変化、具体的行動や意欲の変化など)が起こること。」
ここの目標設定はキャリアコンサルタントの面接試験の15分では少し無理がある気がします。
また、相談者の気づき、変化が起こることも無理があると思います。
私はキャリアコンサルタント試験の面接試験は面談を回す力が試されていると感じています。
①関係構築→②主訴の把握→③問題の把握(見立て)→④目標の設定と具体的対策
おおざっぱに言えば①から④に進める力を具体的展開と言うのではないかと思います。
・悩みが深くあまり話をしないCLであれば、傾聴をし、①関係構築をしっかり築き、②主訴を確認する力。
・比較的話してくれるCLであれば、①関係構築し、②主訴を確認し、拘り・思い込み(自己概念)を確認し、気づきを促し、③問題の把握(見立て)を確認する力。
つまり、具体的展開は面談を回す力、キャリアコンサルタント力を問われているのではないかと思います。
また、15分の面談は途中で終わりますが、残りは口頭試問「残り50分であれば、この後どう進めますか?」で①→②→③→④のプロセスを頭に置いて答えられれば良いと思います。
頑張って下さい。ブログで応援しています。
キャリアコンサルタント面接試験「問題の把握(見立て)」
2016年11月16日 22:27学科試験、論述試験が残り数日になりましたね。慌てて「問題の把握(見立て)」について書いています。
問題の把握とはCLが気付いていない問題、つまりCCが考えるCLの問題を「見立て」と呼びます。
医者の診断を「見立て」と呼ぶのですが、キャリアコンサルタントは決して医者ではないので、上から目線のようであまり好きな言葉ではありません。
それはこっちに置いといて、今日も逐語録で説明します。
CC:車の営業職に向いていないと感じておられるのですね。もう少し詳しく教えて頂けますか?
CL:もともとは人と接するのが好きで、採用面接ではいろいろ受けて全部落ちてしまい、営業も人と接する仕事だと思い受けたところ、運良く車の営業職に就くことができましたが、やってみて思っていたのとは違うなと感じています。
問題の把握(見立て)はCLの自己概念、拘り、強い思いと深い関係があると思っています。
ここでフォーカスするところは「もともとは人と接するのが好き」の部分です。
前回の「営業に向いていない」ところにフォーカスして聴き終わったところの続きです。
CC:先ほど「もともと人と接するのが好きで」とおっしゃったのですが、何かあったのですか?
CL:私は大学生の一年生の時、友人から誘われて、東北の津波で襲われた家を回り、がれき撤去のボランティアに参加したことがあり、そこの家族、おばあちゃんから涙を流して「ありがとう」と感謝され、4年生までボランティアを続けてきました。そんなことがあり、人の役に立つ仕事がしたいと思いました。
過去の経験を再現していく中でCLの拘りが見えてきます。
CLは「人の役に立つ仕事がしたい」これが拘りであり、この人の自己概念です。
人の役に立ちたいと思うが強いため、前回の主訴からわかるように営業にはノルマがあり、競争に勝ち、売上を立てるところに理解が及んでいないところに問題があります。
これが「CLが気づいていない問題」であり「見立て」です。
いかがでしょうか?
学科試験、論述試験を頑張ってください。ブログで応援しています。
キャリアコンサルタント面接試験「主訴の把握」
2016年11月12日 19:00以前の会社の後輩から「会いたい」とメールがありました。会ったところキャリアコンサルタント養成講座を受講しており、私のブログを見たとのこと。2月受験でどんな関わりができるのか楽しみです。
さて、今日は「主訴の把握」のお話です。
例えば前回の上間さんの来談目的は「車の営業に向いていない」です。
CC:車の営業職に向いていないと感じておられるのですね。もう少し詳しく教えて頂けますか?
CL:もともとは人と接するのが好きで、採用面接ではいろいろ受けて全部落ちてしまい、営業も人と接する仕事だと思い受けたところ、運良く車の営業職に就くことができましたが、やってみて思っていたのとは違うなと感じています。
CC:(略)やってみて思っていたのとは違うなとはどういう事ですか?
CL:ここ最近上司からですね、毎日毎日ノルマを達成するように叱咤激励されてましてね、私自身は一生懸命やってるんですが、結果的には売り上げが伸びないんですよ、それがやっぱり一つありますね。
CC:(略)他には何かおありですか?
CL:やっぱり先輩のやり方を見て学んでたんです。でも先輩のやり方はね、もう非常に上手なんですよ。100万のものをお客さんが要求されればね、最後には必ず150万ぐらいでね、オプション付けてね、売っているんですよ。なんでそんなことするのかな~と思って、その辺に違いというか、違和感を感じますね。
(中略)
ここで主訴の確認です。
CC:上間さんは営業に向いていないとおっしゃったのは、営業にはノルマがあって達成できていないことや、お客のニーズを応えると同時に、営業マンは利益を出す役割であることがあまりご存じなかった。
それでご自分は向いていないと感じているのですか?。
来談目的の「向いていない」理由をロープレによって確認する感覚です。
いかがでしょうか?
頑張ってください。いつもブログで応援しています。
キャリアコンサルタント面接試験「自己一致ー2」
2016年11月04日 11:15今日は久しぶりに休みを取って、ブログを書いていますが寒くなりましたね。やっぱり秋を通り越している感じです。
さて、前回の続きキャリアコンサルタント面接試験「自己一致」を逐語録でやってみます。
CC:車の営業職に向いていないと感じておられるのですね。もう少し詳しく教えて頂けますか?
CL:もともとは人と接するのが好きで、採用面接ではいろいろ受けて全部落ちてしまい、営業も人と接する仕事だと思い受けたところ、運良く車の営業職に就くことができましたが、やってみて思っていたのとは違うなと感じています。
ここでフォーカスするところはアンダーラインの以下の部分です。
①「やってみて思っていたのとは違うなと感じています。」
②「もともとは人と接するのが好き」
③「採用面接ではいろいろ受けて全部落ちてしまい」
④「運良く車の営業職に就くことができ」
それぞれにフォーカスし自己一致したい思いは
①『違うとは何がどう違うのだろう』
②『もともと人と接するのが好きとはどういう意味だろうか(自己概念)』
③『採用面接でいろいろ受けたとはどこを受けてきたのだろう』
④『運良くとは偶然なのかそれとも期待して入ったのだろうか』
このような思いを心に浮かべ、傾聴し、または質問し、CLの心と一致させる作業です。
いかがでしょうか?
キャリアコンサルタント試験(JCDA)では話されないCLにあたり不合格で辛い思いをされたとお聞きします。
「合格するためにはこれを言ってはダメ、これを言わなきゃダメ」のロープレ練習では太刀打ちできません。
どのようなCLでも受容・共感・一致の3つの姿勢であたる必要があるのです。
次回はキャリアコンサルタントが必要な「主訴の把握」「見立て」「展開」について話したいと思っています。
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キャリアコンサルタント面接試験「自己一致」
2016年10月30日 12:45今年の日本シリーズは残念ながら広島カープが日本ハムに完敗でしたね。そんなことをよそに近所のお祭りの「ワッショイ、ワッショイ」と御輿のかけ声が聞こえてきます。フードフェスタも始まっています。
さて、そんな賑わいをよそに今日は「自己一致」についてお話したいと思います。
これまで河合隼雄さんや諸富祥彦さんの著書を引用したり、イメージにして説明してきました。
・自己一致(河合隼雄氏)
・一致について(イメージ)(諸富祥彦氏)
今、塾生に説明しているのはロープで実際どう感じ、どう進めればよいのかということです。
それでは逐語録を例に考えて見ましょう。
CC:上間様、今日はどのようなご相談で見えられましたか?
CL1:はい、今年4月に入社し半年、車の営業マンをやっており、この職が自分には向いていないと感じ、相談に参りました。
ここで自己一致するためにフォーカスするところは「営業職に向いていない」ところですね。
①『営業職に何が(What)向いていないのだろう?』
②『営業職になぜ(Why)向いていないのだろう?』
③『営業職がいつから(When)向いていないのだろう?』
④『どんな営業をしている人だろう(営業振り)?』
⑤『営業職が向いていないというこの人はどんな人だろう(自己概念)?』
この5つくらいを頭に浮かべCLの言葉から1つ1つイメージを組上げ、絶えずCLと「一致」させるやり方です。
いかがでしょうか?
『もっと詳しく説明して欲しい・・・』
わかりました次回もお楽しみに!
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