キャリアコンサルタント面接試験「主訴の把握」

2016年11月12日 19:00

以前の会社の後輩から「会いたい」とメールがありました。会ったところキャリアコンサルタント養成講座を受講しており、私のブログを見たとのこと。2月受験でどんな関わりができるのか楽しみです。

さて、今日は「主訴の把握」のお話です。
例えば前回の上間さんの来談目的は「車の営業に向いていない」です。

CC:車の営業職に向いていないと感じておられるのですね。もう少し詳しく教えて頂けますか?
CL:もともとは人と接するのが好きで、採用面接ではいろいろ受けて全部落ちてしまい、営業も人と接する仕事だと思い受けたところ、運良く車の営業職に就くことができましたが、やってみて思っていたのとは違うなと感じています。

CC:(略)やってみて思っていたのとは違うなとはどういう事ですか?
CL:ここ最近上司からですね、毎日毎日ノルマを達成するように叱咤激励されてましてね、私自身は一生懸命やってるんですが、結果的には売り上げが伸びないんですよ、それがやっぱり一つありますね。

CC:(略)他には何かおありですか?
CL:やっぱり先輩のやり方を見て学んでたんです。でも先輩のやり方はね、もう非常に上手なんですよ。100万のものをお客さんが要求されればね、最後には必ず150万ぐらいでね、オプション付けてね、売っているんですよ。なんでそんなことするのかな~と思って、その辺に違いというか、違和感を感じますね。

                     (中略)

ここで主訴の確認です。

CC:上間さんは営業に向いていないとおっしゃったのは、営業にはノルマがあって達成できていないことや、お客のニーズを応えると同時に、営業マンは利益を出す役割であることがあまりご存じなかった。
それでご自分は向いていないと感じているのですか?。

来談目的の「向いていない」理由をロープレによって確認する感覚です。

いかがでしょうか?
頑張ってください。いつもブログで応援しています。