2級キャリアコンサルティング技能士に必要なスキルと活用

2026年09月06日 14:05

第36回2級キャリアコンサルティング技能士の合格発表がありましたが合格率が低いのには驚きました。
今日は熟練レベル「2級キャリアコンサルティング技能士に必要なスキルと活用」をテーマに考えてみます。


① 「今ここ」のリアル感を持って対応「マインドフルネス」「ゲシュタルト療法」の活用
・目の前のクライアントを過去の後悔や未来の不安にとらわれず、現在の瞬間「今ここ」をリアル感を持ってクライアントを優しく受け止めること
インテーク面談であること。(※面接試験と思わないでカウンセリングができること)

ロジャーズの来談者中心療法
・ほんものの受容・共感・一致の姿勢を身につけていること
*カウンセラーが、みずからの内側の深いところと「一致」しながらカウンセリングをしていくことで、クライアントも安心してみずからの内側の深いところ、まだ言葉にならないそこに意識を向けるようになっていく。
*諸富祥彦氏の「カウンセリングの理論(上)」を参考
・クライアントが自分で「問題に対して建設的な方法で立ち向かう能力」を獲得すること。

スーパーの自己概念の考え方を活用
・カウンセラーはクライアントの自己概念(その他経験・価値観)を自己探索の支援で理解すること。
 以下の肯定的資質やナラティブアプローチに繋がります。

マイクロカウンセリング技法の活用
・クライアントの肯定的資質を認め、ナラティブアプローチ(傾聴)によってクライアントの成りたいストーリーを引き出す
・クライアントと関係性を築き、その場に応じた積極技法が使えること

動機付け面接(MI)の活用
・クライアントの「両価性(アンビバレンス)」を明確にした上で、チェンジ・トーク(行動変容)を引き出すことだといってよい。

全体の流れはシステマチックアプローチ(一部コーヒーカップ理論)の活用

・信頼関係→問題の把握→目標の設定→方策の実行→結果の評価

<私のイメージのまとめ>
・過去の後悔や未来の不安にとらわれず、現在の瞬間「今ここ」をリアル感を持ってクライアントを優しく受け止め、一致の姿勢で関係構築に務める。
自己探索の支援でクライアントの自己概念を把握し、クライアントのナラティブ(語り)を通し、クライアントの肯定的資質を把握しながら、明るい将来を想像する力(右脳)で問題を捉える。
・必要に応じ積極技法(マイクロカウンセリング技法やMI)を活用し、相応しい言葉(や身振り手振りを交え)でクライアントに行動変容を促す。
・クライアントの同意が得られたら目標設定を行った上で、具体的な方策をクライアントと一緒に立てる(左脳)こと。
ここまでいかがでしょうか?

今回の第36回2級キャリアコンサルティング技能士の実技試験の合格率が14.48%と低いことを皆様お一人お一人が振り返っておられますね。
① 「今ここ」のリアル感でクライアントに関わることで良いスタートが切れましたか?
来談者中心療法でクライアントに寄り添い最後まで信頼関係の構築はできましたか?
③クライアントの自己概念を理解することでかかえている問題がわかりましたか?
④クライアントの肯定的資質を共有し、ナラティブアプローチ(傾聴)によってクライアントの成りたいストーリーを引き出すことができましたか?
無理なくクライアントに気付き・
なりたい姿 (行動変容)がありましたか?
口頭試問も含め上記①~⑤まで合格点(60点以上)が取れたか冷静になって振り返ってみてください。
今一度カウンセリングの役割を思い出してください。

次回は1級キャリアコンサルティング技能士(SuperVisor)から見た事例指導者(CC)と相談者(CL)を考えてみます。(^^♪