Q4-7:「自己探索につながる言葉」について教えて?
A4-7:わかりました。思い出す限り「自己探索につながる言葉」を書いてみたいと思います。
ただし、コーヒーカップ理論では関係構築がある程度できていることが前提です。
初っ端から問われると逆効果ですから、くれぐれも気を付けてください。
ケース1.例の上間さん(入社1年目車の営業マン)です。
CC:上間さんは、先輩のようにお客のためではなく自分のために売りつけるようなやり方に違和感がある。また、同期のようにノルマを達成するために親戚に迷惑をかけてまで売る。そのような営業はできないので、営業が向いていないとお思いなのですね。
CL:そう!そうなんです!
CC:(間)では、なぜ営業になられたのですか?
ケース2.例の玉里さん(IT企業のSEさん、8年目)です。
CC:玉里さんはSEとなり残業が多く自分の時間が取れない。その上、上司から主任にならないか打診があったが、部下もつくようになり益々残業が増え自分の時間が無くなる。いっそ断りたいとも思っていらっしゃる?
CL:そうなんです!断りたいんです!
CC:(間)では、なぜ断れないのでしょうか?
ケース3.例の山本さん(大手の電機メーカー、33年目)です。
CC:山本さんは経理の仕事がお金と数字を扱うことに辟易していて再雇用をしてまで続けたくはない。それで人事からの再雇用の打診を断わられた。
CL:そう、そうなんです!
CC:(間)お金と数字を扱うことに辟易しているとはどうしてなのですか?
以上、アンダーラインの部分が自己探索の支援につながる言葉です。
「間」も大事です。
関係性が築けていない状況で聴くと逆効果ですのでくれぐれも注意してくださいね。