CDA2次試験残り1週間ですね。
CDA2次試験残り1週間ですね。
そこで、いまの気持ちを大切にし試験の範囲をもう一度振り返ってみましょう。
(1)ロジャーズのカウンセラーに必要な3つの姿勢
↓①「無条件の肯定的尊重=受容」:あるがままのクライエント(以下CL)を受け入れる
↓②「共感的理解」:正確に理解したCLの思いを伝え返す
↓③「自己一致」:偽りのない心
もし順序があるとしたら①②そして③(これが一番難しいと思います)
復習:「自己一致」とはCLが発した言葉、思いを丁寧に聴き(ちょっと間を置いて)自分の心と一致しているか言葉を返して進めて行く
この①②③の姿勢をクライエント中心療法と呼び、ロジャーズのカウンセラーに必要な3つの姿勢ですね。
(2)CDAの基本コンセプトである経験代謝の理解を踏まえたロールプレイができること。
↓「経験代謝」によって自己概念の成長を促すよう心掛ける。
CLに経験を語ってもらい、その中に映し出される自分と見えるようにする。
心掛ける必要があります。
しかし、CLが一方的に話される場合、チャンスが少ないかも知れません。
その時は(Kさんのように)口頭試問で答えるのも手だと思いました。
「現時点では何よりもCL気持ちに寄り添うことを大切に感じ、自己探索を促す機会が少くなくなりましたが、今後50分の中で確認して行きたいと考えています・・・」
(3)マイクロ技法の面接の5段階:2次試験のロールプレイの範囲
◎第1段階:場面の構成・ラポールの形成
○第2段階:問題の定義化 10分間の試験ではここまで行くか行かないか程度です。
※以下は2次試験では必要ありません
×第3段階:目標設定
×第4段階:選択の探求
×第5段階:学習の一般化・日常生活への転移
(4)マイクロ技法の基本的かかわり技法
↓◎傾聴(非言語表現) 姿勢、視線、顔の表情、等
↓◎傾聴(言語表現) いいかえ、反映、質問、等
↓◎傾聴(かかわり方) 共感、受容的態度、好意的関心
↓○自己探索の支援 CLの問題の背景にある感情、考え、価値観等をCL自身が把握出来るよう促したか
↓○主訴・問題の把握 CLの問題を適切に把握するよう努めたか
私は◎の傾聴は必須であり、もし○が上手く出来たとしても不合格だと思っています。
従って①傾聴をベースに②自己探索の支援を促し、③主訴・問題の把握に努めたか
ということです。
CDA試験は上記に合致している(点数にして70点以上)かを問っています。
試験の日まで「良いイメージでできたロープレ」を大切にしイメージトレーニングに取り組んでください。
話は変りますが、ある方から「見立て」とはどういう意味かと質問がありました。
即答できませんでしたので「宿題にさせてください」と言いました。
広辞苑を見ると「見て選び定めること」とあり「選定」「鑑定」「診断」とあります。
もっと見ると「遊客が相方の遊女を選ぶこと」・・・うーむ、目が肥えてるってことか・・・
私は「問題の定義化」ではないかと思っています。
つまり、主訴・問題の把握を前提に「問題を定義化」することが「見立て」ではないでしょうか?
いかがですか?