CDA2次試験口頭試問-このまま続けるとしたらどう進めますか?

2015年07月17日 08:04

思ったよりも台風の影響は少なかったようですが、まだ油断はできませんね。

さて、今日の口頭試問は「このまま続けるとしたらどう進めますか?」
これは判定ポイント

□振り返り ロールプレィの中で出来たこと/出来なかったことを明確化する。 □5%      
       今後の面談の進め方を適切に捉えたか

この部分ですね。

前回の「見立て」の事例を使って見ましょう。

見立ては
「CLはご主人にこれ以上迷惑を掛けられないので辞めたいが、自分が辞めることで同僚に迷惑をかけ悪く思われたくない強い思いがあり、どうしても断れず悩んでいる」

ここでマイクロ技法の面接の5段階を思い出して下さい。

第1段階:場面の構成・ラポールの形成
第2段階:問題の定義化
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第3段階:目標設定
第4段階:選択の探求
第5段階:学習の一般化・日常生活への転移

口頭試問の「このまま続けるとしたらどう進めますか?」の意味は
この第3段階、第4段階、第5段階をちゃんと分っているか?
を意図しています。

口頭試問では第3段階か第4段階辺りを意識されるので良いのではないでしょうか。

面接官:このまま続けるとしたらどう進めますか?
CDA:はい、CLのご主人に迷惑をかけたくない思いを尊重しつつ、辞めることで同僚に迷惑をかける気持ちも大切にし、退職を視野にどういった選択肢があるのか一緒に考えたいと思います。

これは10分間の面談がスムーズに言った場合のケースだと思います

「私はこんなにスムーズに進まなかった、どう答えればよかったのか?」
という声が聞こえてきそうですね。
CLによってはラポールの形成が精一杯という場合もあります。

では!
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