CDA2次試験ロープレ「イメージと方向性」
ロープレは順調でしょうか?今日はロープレのイメージを話します。
私も最初は何をどうやれば何もわからず方向性もなくやっていましたが、3回目の2次試験が終わった頃に何をすればよいのか方向が見えてきました。
皆さんはそれでは遅いので少しまとめてみました。
<イメージ>
CLの暗いトンネルに入り、一歩一歩CLの言葉を丁寧に、丁寧に確認(なぜ?YES)「伝え返し」しながら進みます。
CLが立ち止ったら(沈黙)待って、尋ねます「どんなことがあったのか教えてもらえますか?」(自己探索)。
あちこち暗い箇所(感情、普段使わない言葉)は確認し、CLが見えるよう照らし(経験の再現)ます。
やがて遠くにぼんやりと光が見えてきます。
<方向>
来談目的を軸とし(添って)CLの話を一つ一つ丁寧に、丁寧に確認しながら方向を主訴の把握に向います。
そしてCLに(自己探索)経験を語ってもらい自分自身が見えるように心掛けます。
<手順>
1.来談目的を教えてもらう。
「今の仕事を辞めようかどうしようか迷っています」
2.来談目的を確認し、「もう少し詳しく教えてください」と言う。
(ここまでOKですね)
3.CLの話す言葉を「うなずき」「あいづち」しながらしっかり記憶に留める。
4.CLの話が一段落したところで、「伝え返す」そして「・・・ですね?」「・・・ですか?」と確認する。
5.3,4をくり返す
繰り返す中で「感情:つらいんです。しこりが残ります。あせっています」等の 「感情」「普段使わない言葉」には必ず自分の言葉で確認し、CLの価値観、拘り、信条を理解する。
6.CLの話が止まり「沈黙」がつづき何も無いことを確認し、自己探索「ど活用」を使う。
「どのような思いで対応されたのですか」「どんなやりとりがあったのでしょうか」「そのことで思い起こすことはありますか」など
7.方向は主訴の把握です。
そして主訴を言葉で確認してください。
「義母のために仕事を辞めて介護しなければならないと思っていらっしゃる一方で長く続けてきた仕事を辞めざるを得ないことに納得できないお気持ちがあるのですね」
そして、再び5,6,7をくり返す。
これを時間10分まで行います。
いかがですか?
カウンセラーの意図がわかりましたか?