CDA2次試験に向けた自主トレを始める前に
CDA2次試験に向けた自主トレを始める前のお話です。
これからまずは、
・自分のロープレをICレコーダーに録音し逐語録に落とすことは必須です。
・ベテランのCDAの方のロープレ録音も欠かせません。
是非、ベテランCDAのロープレ録音は何度も聞いて手本にして下さい。
はじめてCDA同士のロープレ(前半)を聴いて何も感じませんでした。
「何これ?」って感じです。
これをCDAの仲間が録音していて「これ参考になるよ」と送ってきました。あらためて聴いてみると、前半部分だけでしたがしっかり以下のやりとりが入っていました。
・あいづち
・うなずき
・間を取る
・伝え返し
・自己探索を意識した問い
・主訴を意識した問い
「傾聴」「自己探索につながる問い」「主訴につながる問い」の3つです。
私はこれを手本にしました。
ついでですが、YouTubeの動画にロープレシーンがありますね。あまり手本にはなりません。
恐らくキャリア・コンサルティング試験を意識した内容ではないかと思っています。
というのは、2次試験のロールプレィの範囲を復習しますと
第1段階:場面の構成・ラポールの形成
第2段階:問題の定義化
10分間の試験ではここまで行くか行かないか程度です。
第3段階:目標設定
第4段階:選択の探求
第5段階:学習の一般化・日常生活への転移
までは必要ないからです。それにカウンセラーの基礎的な部分が少なく(※)
クライエントさんのテンポも早く、どんどん展開していくからです。
※補足:基礎的な部分が少なくとは「伝え返し」が少なく「要約」して返される
また、CDAのテキストに書かれている逐語録や「経験代謝」の参考動画などは
きれいにまとまって終わっていますが、実際の10分間の試験ではこんなにきれいに終わりません。
言いたいのは、「こんなふうに終わらなければならない」と思って取り組んで頂きたくはないからです。
何が不安なのか、何に悩んでいるのか、それはどうしてか、
その人の拘り、価値観、人間性が進めるうちに1つがやっと分かり始める程度で終わります。
明日から連休に入りトレーニングに入られると思いますが、
録音し逐語録に落としたり、CDAの方のロープレを手本に、
どうすれば良いのか自分の逐語録をコーディネート(改善)してください。
これまで1次試験対策で作られた時間がありますね、
その時間をこんどは自主トレに使うといいと思います。
次回は自主トレの話をしましょう。では!