CDA2次試験「3つの傾聴」その1
外に出るとしめ縄に紙垂(しで)がヒラヒラと、地元碇神社のお祭りのようです。
さて、2次試験不合格者には必ず傾聴3,4,5(講評)のどれかにチェックが付いています。
今更ながら傾聴の基本の重要さに気がつき、CDA2次試験3つの傾聴をマイクロ技法と照らし合わしてみました。
1.傾聴(非言語表現)姿勢、視線、顔の表情等
マイクロ技法の「かかわり行動」(上図の一番下)といって、信頼や共感、敬意、尊重、誠実さやあたたかみを伝えることができ、CLとの信頼関係を構築することにつながります。
・視線:本当にその人の話に関心があるときは、相手の目を見ます。
視線を合わせる(アイコンタクト)ということは、あなたに関心があるということの現れです。
・身体言語:人は相手の表情、視線、動作などの身体言語(ボディーランゲージ)からさまざまなメッセージを受取っているのです。
姿勢や動作にも十分に注意できるようになると、CLに自分の感じていることをきちんと伝えることができます。
・声の調子:話すスピード、声の大きさ、調子、話し方やその変化は、相手の話に関心を持っているかいないかを表現します。
大切なのは、相手の気持ちと共にあるということです。
・言語的追跡:CLの発言に自然に応答し、CLが話しやすいように話せる環境をつくることも、安心できる環境をつくる上では大切です。
相づちを打ったり、「ええ」や「うんうん」だけでも相手を話しやすくさせることができます。
CDAは何を言うべきか思いをめぐらす必要はなく、CLが話していることに気持ちを集中させることが大切です。
・CL観察技法(非言語):CLの非言語によるコミュニケーション(顔の表情、姿勢、動作、などの身体言語)を観察し、
相手の波長に合わせたコミュニケーションを通じてCLとの関係に調和が生じます。
テキストから拾い出しましたが今読むとなかなか良いことが書いてありますね。
傾聴の基礎ですね。チェックが入っている方は少し見直したらいかがでしょうか。