CDA2次試験「ロールプレイが堂々巡りになったら」

2015年08月09日 09:45

今日も暑くなりそうですね。

さて、今日は中盤や後半に「ロールプレイが堂々巡りになったら」について考えてみます。

どんな時かは省き結論だけを書きます。

・「要約」は効果的です。

CDAのテクニックの問題だけでなく、CLにとっては混乱した思いが整理されるからです
また終盤であれば「主訴・問題の確認」も効果的です。

「なるほど、ほんとうに今の仕事が家族に負担を掛けている思いがあるんですね。一方どんどん仕事が増えてその分断れない思いもあるんですね。」

・「経験代謝(経験の再現を促す)」も効果的です。

「上司から転勤の内示を言い渡たされた時どんなお気持ちだったですか?」
「上司からプロジェクトリーダーを任命されたときどう思われましたか?」

・「自己探索の支援」も効果的です。
感情、考え、価値観を捉え自問自答を促す
「どうしようもないと言われましたが、どういう意味ですか?」
「営業に向いていないと思われるのはどうしてですか?」

会社、上司、同僚、部下、配偶者、家族が自分をどう見ているのかどう評価しているのか自問自答を促す
「なぜ上司からプロジェクトリーダーを任命されたと思われますか?」
「転勤に奥様が反対で、『行くなら単身で言って欲しい』と言われるのはどうしてだと思われますか?」

・言い尽くされた感がある場合、来談目的に添って「他に何があるのか」聴くのもよいでしょう。

「他に不安に思っていらっしゃることはありますか?」
「他に困られていることはありますか?」
「他に向いてないと思われることはありますか?」

しかし、唐突に使っても逆効果だったり、CDA主導と見られかねません。
あくまでも、CL(来談目的)に寄り添った「次の展開への足がかり」が前提です。

取り急ぎまとめてみました。

暑さに負けずロープレに励んでください。では!
(つづきはこちら)