CDA1次試験当日の話

2015年03月09日 11:25

CDA1次試験当日の話

その当時私は唐津市に赴任していて、福岡試験会場で受けることにしました。

電車を降りると200メートル位先に会場が見えました。
ぞろぞろと受験生が歩いています。

そんな中隣のグループの話が聞こえてきます。
「今日もこの日が来て、この先何回通えば良いやら・・・嫌になる・・・」「ホントホント」
心の中で『何回も通われているのかなぁ・・1回合格は厳しいのかなぁ・・』
会場が近づくにつれ不安になってきました。

会場の入り口の前に仲間のSさん、Nさん、Iさんが待ち合わせのようです。
お互い厳しい表情で挨拶が精一杯です。
私は「お先に!」とソソクサと会場に入りました。

場所は忘れましたが入口の案内板を見るとA(小)会場とB(大)会場があり、私はA会場でした。

会場へ入ると定員100人位で私の席は左4列目の一番前、集中してできそうです。
受検票と筆記用具と腕時計を机の上に置きます。
試験官から注意事項の説明があり、やがて「始め!」の合図です。

真っ先に論述問題を見ると1問が「エリクソンの発達理論」です。
驚きながら予定通り「4肢択一問題」に取り組みます。
早速あちこちから「カリカリ」「カツカツ」鉛筆の音が聞こえてきます。
「論述問題」から始められているのでしょうか。
少し迷いましたが予定通り「4肢択一問題」に集中しました。

退出可能時間の合図があり、答案用紙を前の試験官に提出し退出される人がチラホラ見られます。
その中に仲間のKさんの姿がちらっと見えました。
『すごいなぁー』と思うと同時に焦ります。

腕時計の秒針をにらみながら「4肢択一問題」1分以内の目標で快調に進みました。
「記述問題」も何とか進み、最後の「論述問題」です。
残り時間30分、しかも「エリクソンの発達理論」です。

しかし3行を書いたところで次の言葉が出てきません。
頭が真っ白になり『えーどうして???』

少し落ち着いたところで乾いた雑巾を絞るように脳を絞ります。
乳児期、幼児期、青年期、確立期?、下降期?・・・
だんだんスーパーのことと混同してきます。
とにかく思い出したキーワードを元に論文らしく書くことにしました。
何とか指定字数をクリアしました。

やがて「やめ!」の合図。
とにかく部分点狙いの最後のあがきでした。

会場を出ると偶然仲間のKAさんに出会い駅までご一緒しました。
お互いどんな方法で勉強したのか健闘を讃えながら帰りました。

結果は一発合格でしたが、誤算は次の2次試験の対策の準備ができませんでした。
言いたいのは
養成講座受講終了までには1次試験だけでなく2次試験のことまで情報収集し計画を立てて頂きたい
と思うからです。
そんな思いでブログを書いています。

では、また!
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