CDA試験の合格率について考察

2015年02月16日 21:14

今月の日経キャリアマガジンにCDAの資格のことが載っていましたね。
ご覧になりましたか?

今日はこの話ではありません。
CDA試験の合格率について考察です。
一番古い記録から見てみると

第 6回1次79%2次98% 214名受検166名合格
第10回1次76%2次91% 528名受検388名合格
第15回1次72%2次73% 715名受検463名合格
第20回1次61%2次51% 709名受検363名合格
第25回1次52%2次47% 677名受検326名合格
第30回1次49%2次48% 833名受検321名合格
第40回1次50%2次45%1340名受検576名合格
第45回1次50%2次42%1171名受検460名合格
                 (※JCDA資料より)


第6回~第15回位までは合格率がずいぶん高いですね。
早く取り組んだ方はやはり得をしていますね。

さて、第30回位から現在まで1次は50%と変らず、2次は42%と少し下がって来ています。
しかし、
約32万円の受講料と1次約1.6万円、2次約2.1万円の受験料
を考えるとモチベーションも高い方が多いはずです。
2次は40回から試験に「口頭諮問に"先の見通し"」「合格基準の設定」「経験代謝コンセプト」が入り少しづつ合格率が落ちてきていますが、42%とこの辺が下げ止まりではないでしょうか。

誰でも受けられる試験と比較すると決して合格率50%は高いとは言えないと思います。
例えばキャリコン2級では養成講座というものがなく一定の経験があればだれでも受験できるので実技の合格率(26年度学科試験合格率:58.8%、実技合格率:18.9%)は低いのではないかと思います。
反対に、産業カウンセラーのように講座の面接実習で一定の成績に達した場合、実技試験免除を受けることができる制度があると合格率(2014年学科試験合格率:68.2%、実技試験合格率:66.1%)は高くなるのではないかと思います。

CDA1次試験の合格率50%。
半分の人が落ち、次の1次を目指しまた半分が落ちる現実があります。
次回はCDA1次試験対策を考えてみます。
では!
(つづきはこちら)