3.1級キャリアコンサルティング技能士学科試験対策
今日は学科試験についてお話しします。
3.1級キャリアコンサルティング技能士学科試験対策
筆記試験の中身は50問を100分でマークシートに記入、70点以上で合格します。
2級と同じですね。
例によって、「最も適している/最も適していないもの」、プラス「組み合わせ」を1つ選択します。
違いは出題範囲の広さと中身の濃さです。
2級は、1問あたり4つから1つを選択しますが、1級は1問あたり5つから1つを選択します。
しかも、文章が少し長く、よく読まないと落とし穴のように間違い箇所が(隠されているように)あります。
最初は過去問題を解いているうちに「1級学科試験は落とすための試験か!」と思いました。
学科試験は『覚える』だけでなく『体系的に理解する』。そして『教えられること(指導者)』の意図を感じます。
一番参考にした書籍は『1級キャリアコンサルティング技能士検定解説集』(キャリアカウンセリング協議会編)でした。
問題解答の【解説】を読むと、以下のことが分かってきました。
・何を身につけなければならないか?
・そのためには何を読み学ばなければならないか?
・指導者として何が求められているか?
私の中では今もバイブルです。
◆参考にした書籍は以下の通りです。
◎「1級キャリアカウンセリング技能士検定解説集(第1~第8回) キャリアカウンセリング協議会編¥3520
◎「新版キャリアの心理学」 渡辺三枝子編著 ナカニシヤ出版 ¥2200
◎「キャリアコンサルティング理論と実践」木村周/下村英雄著 ¥3520
◎「キャリアカウンセリング入門 人と仕事の橋渡し」渡辺三枝子・エドウィン L ナカニシヤ出版 ¥2420
◎「カール・ロジャーズ カウンセリングの原点」諸富祥彦著角川選書¥2530
◎「人生にいかすカウンセリング」諸富祥彦編 ¥2090
◎「カウンセリングの原理」國分康孝著誠信書房 ¥2200
〇「マイクロカウンセリング技法」渡辺眞知子監修 風間書房 ¥3850
〇「キャリア・ダイナミクス:キャリアとは生涯を通しての人間の生き方表現である」シャイン白桃書房¥4180
〇「サビカス キャリア・カウンセリング理論」マーク・L・サビカス著 福村出版¥3080
〇「キャリア・アンカー」¥1760/「キャリア・サバイバル」¥1650 シャイン白桃書房
・「構成的グループエンカウンターの理論と方法」國分康孝 ¥1980
・「人事管理入門」<第 2 版>今野浩一郎 日経文庫¥913
◆図書館に置いてある以下の事典も活用しました。
・カウンセリング大事典
・認知行動療法事典
・構成的グループエンカウンター事典
・ロジャーズ辞典
これからも指導者として必要な内容を以下の「1級キャリアコンサルティング技能士学科試験対策ノート」
にまとめ今も活用しています。
以上ですが、読む速さ、物覚え、理解力、記憶の定着等は個人差がありますので一概には言えませんね。
そこで、
1.キャリア理論、カウンセリング理論は体系的に覚える。
2.過去問題から間違いやすい箇所はその都度ノートにまとめる。(その結果、対策ノートになりました)
3.試験までに90点以上を目標に、過去問題を一定期間空けて繰り返し行い記憶の定着を計る。
例えば週一回毎順次、第12回→第11回→第10回→第9回→第8回→第7回→第6回を繰り返す。
4.出題が広範囲で詳細な分、内容の変化の少ない以下は得意分野として押さえて置く。
・キャリア 理論/カウンセリング理論/キャリアコンサルティングの社会的意義/キャリアコンサルタントの倫理と行動他
次回もよろしくお願いします。