第33回2級面接試験「具体的展開力55点の壁を乗り越える!」
今日のテーマ「具体的展開力55点の壁を乗り越える!」を私なりに考えてみました。
ロールプレイの後半で無理やり目標設定されていませんか?
私なら目標の前に方向性を考えます。
その合意が得られれば目標を出しやすいし、時間内に納まらなければ、口頭試問で答えればよいと思っています。
但し、前提(◎)は以下の通りです。
①◎関係構築が十分深まっていること。
②◎主訴が十分自己一致できていること。
③◎見立てが深まっていること。
④アンビバレンスや見立てに気づきを促し、解消に導く行動変容(意識変容)が求められます。
ここで、③は十分でなくても気づきを促しながら、方向性は出せますし、合意(意識変容)も得られやすいと思います。
⑤合意があれば目標設定も可能です。
⑥④の行動変容によって⑤目標を設定し、問題解決に向かいます。
初回面談の20分では問題解決は厳しいと思いますので、残りは口頭試問で答えることになります。
いかがでしょうか?
2級は特に「あなたはカウンセリングの役割がわかっていますね。」が問われています。
1.クライアント自ら問題に気づき行動変容が生まれ問題解決に結びつくための援助です。
2.それによってクライアントの成長の援助です。
以上です。