第6回キャリアコンサルタント面接試験「ロールプレイ(練習)CL役について」
台風一過。今日の広島は良い天気です。
さて、自分を題材にしたCL役をしないといいましたが、「じゃーどうすればよいの?」と質問がありそうなのでお答えします。
キャリコン2級の面接試験過去問に3回分のロールプレイケースが公開されています。
これを題材にCL役になるとよいでしょう。
例えば、第16回キャリコン2級のロールプレイケース
・田村 隆史 48歳、家族:妻(46歳)、長男(20歳)、次男(17歳)。高校卒業後、医療機器製造会社に勤務し30年目。
相談したいこと:入社以来製造現場の仕事で、現在は現場主任として主に現場監督・技術指導をしている。高卒の同期や大卒の後輩に負けないように、独学でいろいろな資格を取得してきたが、主任どまりで、なかなか昇進できない。会社は自分のことをどう評価しているのか気になる。もっと自分の能力を評価してくれる会社に転職しようかどうか迷っているので相談したい。
このケースをもとに、以下の要領で役作りをしていきます。
(1)CL役になるためにはストーリーを描く
(2)実在の企業をコーディネートして描く
(3)CLは普通の人か、ダメな社員か、優秀な社員かを設定
(4)CLの学歴、年数、役職や登場する上司、同僚、結婚、妻、子供など時系列に出来事を積み上げる。
(5)CLと登場人物に年齢、経験年数、時代背景に(できるだけ)矛盾がないようチェックする。
(6)主訴を想定する。
(7)上記が想定できたら、箇条書きでも良いので書いてみる。
(8)CL役になって勉強会で試しながら磨きをかける。
面白いのはCL役を演じているのに、必ず自分がそこに入ってくることです。
効果としては、CC役が受け止めが少なかったり、質問攻めや価値観を押し付けたりすると「ちっとも私の気持ちを聴いてくれない」「話しづらい」ことを体験し、自分を見直すきっかけになります。
また、CL役は性別、経験、職歴などに関係なく演じることで、職業知識、適職、価値観を知る良い機会になり勉強にもなります。
いかがでしょうか?
頑張ってください。いつもブログで応援しています。