具体的展開の意識(行動)変容について

2024年09月04日 18:30

第26回国キャリ、第32回2級技能士の試験結果が発表されましたが、合格率は例年通りの印象です。
2級技能士実技試験(31回15.14%→32回16.81%)は厳しいことに変わりませんね。

面接試験は1基本的態度、2関係構築力、3問題把握力、特に2級技能士は4具体的展開で気づき等の意識(行動)変容が求められます。

今日は具体的展開の意識(行動)変容をテーマにしてみます。
段階に沿って適切な介入を行い、相手が自発的に行動を起こすよう促すことを「行動変容を促す」と言い、人の行動が変わることです。
行動するという意識や習慣が変わるには、5つの段階があります。 

行動ステージ1:無関心期→現状を認識させる。行動を変えたら起こるポジティブな変化を示す。
行動ステージ2:関心期→課題を認識し、変化する必要性を自ら意識する。ビジョンを描く。
行動ステージ3:準備期→具体的な行動のアプローチを考える(ステップを理解させ、自分にもできそうだと思わせる) 。
行動ステージ4:行動期→行動を褒める。変化を認める。成功体験にする。
行動ステージ5:維持期→適切なフィードバックや効果測定を行い、スキルの定着を促す。

技能士面接試験は行動ステージ1、行動ステージ2、行動ステージ3が求められると思います。
ロールプレイ上で最低限行動ステージ1が完了し、残りは口頭試問で行動ステージ2、行動ステージ3が求められていると思います。

いかがでしょうか?