合格者(SAさん)の声「“相談者の味方になる”というキャリアコンサルティングで最も大切なこと」

2020年04月26日 22:01

後進の指導にとお願いしましたところ、第14回キャリアコンサルタント試験合格者の声を頂きましたので紹介します。

第 14 回の試験にて、やっと合格することができました。

試験間近でしたが、大変丁寧にご指導くださり、ありがとうございました。

「やっと」合格できた、というのも、私には 3 回目の受験だったからです。


12 回が初回受験でしたが、キャリアコンサルタントの養成講座終了後、実技試験については自主学習に頼るところが大きく、予約制で指導を受けられたものの、時間・回数も限られ、養成講座と実技指導の先生の言うことが異なり、一貫した指導は受けられませんでした。

学科試験はクリアしたものの、実技試験は、できているのかいないのか分からないまま受験、数点足りずに不合格でした。

13 回の受験では、12 回の反省から、ある程度論述のコツも掴み、前回不合格だった養成講座の仲間と何度もロープレの練習を重ね、自分としてはいけたかも・・・と思っていたところ、論述がひどい点数でまたも不合格となりました。


そして迎えた 14 回。

もう、同じ養成講座の仲間もほとんどが 13 回までで合格し、その上、昨今の新型コロナウィルスの影響で、以前のように、集まっての勉強会はできなくなりました。

論述は、過去問を改めて復習し、書籍やネットなどを参考に勉強し直しましたが、ロープレは実際に話さないことには身に付きません。

養成講座で合格した仲間の一人に頼み込んで、休みの日につきあってもらって練習しましたが、オブザーバー役がおらず、限界がありました。


実技試験10日ほど前に木原先生のスカイプ講座を見つけ、初回含め、試験まで 5 回レッスンをしていただきました。

直前だったので、予約でほとんどの時間が埋まっていて、当初 2 回ほどしか受講できないところ、先生から空きができたとの連絡をいただき、たくさん指導していただきました。


先生は、性別・年齢、様々なバリエーションのCLを演じてくださり、都度、前向きになれるアドバイスをしてくださいました。

口頭試問を意識するあまり、CLの問題点を探るような質問を考えてしまいがちでしたが、「相談者の味方になってあげてください。」という、キャリアコンサルティングで最も大切なことと思われる言葉をいただき、一気に腑に落ちた気がしました。


1 回目から先生の指導が受けられていたら、合格するまで 1 年もかからずに済んだかもしれません。

大手予備校や他にもネットで実技対策の講座は様々ありますが、その予備校の養成講座を受けていないと受けられないものや、遠方で高額な講座が多いです。

それに比べ、木原先生の講座は大変リーズナブルで、開始時間の設定も幅広く、場所も選ばず受講できます。

今回は時間がなくできませんでしたが、録音したロープレを逐語に起こせば、論述対策にもなります。

14 回で不合格だったらもう受験は止めようと考えていましたが、ようやくスタート地点に立つことができました。


「相談者の味方になってあげてください。」この言葉は、この先、キャリアコンサルタントとして活動していく中で、ずっと心に留めておきたいと思います。

ありがとうございました。

SAさん合格おめでとうございます。
短い期間でしたが実りの多い時間でしたよ。
苦しんで苦しんでの合格はきっと意味があったと信じています。
合格はスタート地点ですが、人生の良い転機になると思います。
これからも益々のご活躍を祈念いたします。