CDAスーパービジョンを受けました。

2015年05月23日 09:35

切っ掛けはCDA養成講座の平良先生から打診がありました。
手を挙げたのが早かったのか私と仲間の2人が決まりました。

「スーパービジョンとはスーパーバイジー(援助者)がスーパーバイザー(CDA指導者)から教育を受ける過程であり、スーパーバイザーがスーパーバイジーと規則的に面接を行い、継続的な訓練を通じて専門的スキルを向上させることを目的としています」

つまり上記のようにスーパーバイザーから教育を受ける機会を得ました。
1月中旬面談を実施後、逐語録に落としそれを基に3月中旬スーパービジョンを受けました。

手順はこうです。
①CDA(私)がCLと15分間面談をします。
②録音から逐語録に落とします。
③逐語録は一字一句漏らさず書きます。
④その時CLの口調、雰囲気、感じたこと、どうしてその質問をしたかを書きます。
⑤それをJCDAの担当者に送り、スーパービジョンの日時が指定されます。
⑦1時間を掛け、1対1でスーパービジョンを受けました。

逐語録とまとめ
逐語録を書くのに思った以上手間がかかります。
特に相づちを含め忠実に書きますので、何度も録音を聞き直します。
CLの言った事にどう感じたか。
CDAとしてどうしてそう答えたのか。
そして主訴、良かった点/改善点、気になる点。
「CLはあなたの関わりをどのように感じていますか?」の問が一番難しかったです。

スーパービジョン
スーパーバイザからたっぷり1時間、逐語録より1つ1つ丁寧に聴かれます。
こんな感じです。
「CL2の場面でCDA2はどうしてそう答えたのですか?」
「CL3の場面のCLの感情を拾えなかったのはなぜですか?」
「CDA4でCLの言った言葉と違う言葉で結論づけているのはどうしてですか?」
「CLの状況を確認したがる木原さんがいらっしゃるようですが」
・・・・・・・・・・でも決して責められている感じはありません。
問いはすべて自分に向かいます。

振り返り
「基本を忘れるべからず」に尽きます。
また、逐語録を書きながら自分のいたらない点や癖に徐々に気づいてきます。
そして、スーパービジョンを受けながらそれが「浮き彫り」になり、自分を見つめることができました。
正直に言いますとCDAとして「基本を忘れかけていた」「うぬぼれもあった」と思います。

最近「広島CDAひよこの会(主宰:河内理)」に入りましたがこんな表題(コンセプト)があります。

「ひよこの会」は、
~カウンセリングの癖(くせ)や垢(あか)を落とす場~として

~キャリアカウンセリングの初心に戻れる場~として
開催される自主勉強会です。

私たちCDAは常に「基本に返る」ことを自分に問い続けないといけない。
それが「スーパービジョンの役割」だと思いました。

CDAの皆さん、私のように「うぬぼれ」はありませんか?