キャリアコンサルタント面接試験対策「広島白島塾2月生開塾」
今日は一段と寒くなりましたね。こちら広島の山々は雪で覆われていました。
さて、今日は遡って11月27日(日)にキャリアコンサルタント面接試験2月生の「広島白島塾」のお話です。
塾生11名、講師、講師補佐の総勢13名でスタートしました。
自己紹介の後、クライエント中心療法(受容・共感・一致)を逐語録に添って説明し、11名全員に3分間のロープレを行いました。
私がクライエント役で塾生がキャリアコンサルタント役になって、1人1人同じストーリーで始めました。
CC :上間様、今日はどのようなご相談で見えられましたか?
CL1:はい、今年4月に入社し半年、車の営業マンをやっており、この職に自分は向いていないと感じ、相談に参りました。
CC1:車の営業職に向いていないと感じておられるのですね。もう少し詳しく教えて頂けますか?
CL1:もともとは人と接するのが好きで、採用面接ではいろいろ受けて全部落ちてしまい、営業も人と接する仕事だと思い受けたところ、運良く車の営業職に就くことができましたが、やってみて思っていたのとは違うなと感じています。
この逐語録を講義資料として配付し、これをベースにロープレを開始しました。
・今どんな営業をされているのですか?
・向いていないとは何がですか?
・いつから向いていないと感じていますか?
・採用面接で全部落ちたとはどこを受けられたのですか?
・運良く車の営業に就いたとはどういうことですか?
・やってみて思っていたのとは違うとは何が違うのですか?
・もともと人と接するのが好きとはどういうことですか?
初めての体験でしたが11名の塾生の一言でまったく違った展開になることに驚きました。
これが大勢で行う塾の醍醐味なのでしょうね。
フォーカスのあて方が少し違うだけで展開が大きく変る事を共有できたことでした。
講義の続きはキャリアコンサルティングの意味や進め方を説明後、私がキャリアコンサルタント役、補佐のMさんがクライエント役で15分の代表ロープレを行いました。
出来映えはともかく、CLの来談目的に添って話を進めるやり方の感触が掴めたのではないかと思います。
次は補佐のMさんが実際の面接試験様子をテーブルや椅子を配置し、待合室の模様、入室し面接官の指示、CLとのロープレ、面接官からの口頭試問をリアルに説明しました。
最後は塾生の皆さんからの質疑応答で締めくくり、第1回目の広島白島塾が無事終了しました。
2月試験に向けて頑張りましょう。ブログで応援しています。