キャリアコンサルタント面接試験「面談の序盤はCLと関係性を深める」
第6回のキャリアコンサルタント実技試験はJCDA?それともキャリ協を受けられますか?
共に大事なことは面談の序盤は関係性を深めることですね。
では少しロープレをやってみましょう。
CL1「先日上司から主任の昇進の打診があり、お受けしようかどうしょうか迷っていて相談にまいりました」
皆さんはどのような受け止めをされますか?
①CC1「主任昇進の打診があったのですね。おめでとうございます!」
②CC1 「主任昇進の打診があったのですね、何が評価されたのですか?」
③CC1「主任昇進の打診があったのに迷っていらっしゃるのですね。キャリアアップはしたくないのですか?」
④CC1「どんなことを迷ってらっしゃるのですか?」
《解説》
①はCLにとってはおめでたいことでもないかも知れませんので、CCの主観で言ってはいけません。
②は来談目的「受けようかどうしようか迷っている」に添っていないのでこのタイミングではありません。
③はCCの意見を言うべきではありません。
④は一番まともな問いのようですが、序盤の「受け止め」がありません。
面談の序盤にCLと関係性を深めるには、「受け止め」て、来談目的に添って「問う」ことが大事です。
《解答》丁寧に、ゆっくりと温かく尊敬心を持って受け止めて、問いましょう。
CC1「玉里さんは先日上司の方から主任へ昇進の打診があったのですね。でも受けようかどうしようか迷っていらっしゃる?(間)どのようなことを迷っていらっしゃるのですか?」
いかがでしょうか?