キャリアコンサルタント面接試験「運転の仕方を知らないのに運転をしている」方へ
長い連休で風邪を引いてしまいました。油断大敵ですね。
さて、合格された当塾生の方から「運転の仕方を知らないのに運転をしている」言葉が耳に残っていました。
私もそうでしたが、養成講座ではロープレのイロハの説明もなく、実際のロープレでは何が良くて何が悪いのか説明もありませんでした。
では、この機会にロープレの運転の仕方を車の運転に観立てて説明してみましょう。
車の運転に例えると、交通法規・運転マナー、ハンドルの操作、ブレーキ・アクセルの操作を身につける
◎CL中心療法「受容・共感・一致」の姿勢を身につけましょう。
・簡単に言えば、CLの言ったことを受け止め、同時に共感的に理解し、一致(純粋)の心でCLの言ったことを確認し問う。
・極端に言えばこれだけで、CLは心の結び目が解けてきて話をしてくれ、関係構築が強まります。
◎CLが話しやすい雰囲気を醸す技法
・傾聴(非言語表現)姿勢、視線、顔の表情等 (マイクロ技法の"かかわり行動")
◎CLにたくさん話して頂く技法
・傾聴(言語表現)いいかえ、反映、質問等(「マイクロ技法の"かかわり技法"」
◎CCが主導しない(ただし、目標設定、方策は別)
◎CLの可能性を信じる
車の運転に例えると、真っ暗闇の中でヘッドライトを点けてCLと共に道を進む
◎来談目的を芯で捉えたら心から決して離さない
・来談目的を頭においてCLの発した言葉を絡めながら進める。
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◎CLの主訴が出てきたら来談目的と絡め伝え返す。
・主訴は1つとは限りませんので、時間のある限り聴く
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◎同時に自己探索の支援を試みる
・自己概念(拘り・価値観・信念等)が現れる(問う)。
・「気づき」を促す。
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◎CC視点でCLの問題(見立て)を問う。
・必ずCLの合意を得ること。
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◎主訴と見立てを頭において目標(方向性)をCLに問う。
・必ずCLの合意を得ること。
・目標に対し実現可能な選択肢を一緒に考える。
いかがでしょうか?
詳しくはこちらをご参照ください。