キャリアコンサルタント面接試験「自己一致ー2」
今日は久しぶりに休みを取って、ブログを書いていますが寒くなりましたね。やっぱり秋を通り越している感じです。
さて、前回の続きキャリアコンサルタント面接試験「自己一致」を逐語録でやってみます。
CC:車の営業職に向いていないと感じておられるのですね。もう少し詳しく教えて頂けますか?
CL:もともとは人と接するのが好きで、採用面接ではいろいろ受けて全部落ちてしまい、営業も人と接する仕事だと思い受けたところ、運良く車の営業職に就くことができましたが、やってみて思っていたのとは違うなと感じています。
ここでフォーカスするところはアンダーラインの以下の部分です。
①「やってみて思っていたのとは違うなと感じています。」
②「もともとは人と接するのが好き」
③「採用面接ではいろいろ受けて全部落ちてしまい」
④「運良く車の営業職に就くことができ」
それぞれにフォーカスし自己一致したい思いは
①『違うとは何がどう違うのだろう』
②『もともと人と接するのが好きとはどういう意味だろうか(自己概念)』
③『採用面接でいろいろ受けたとはどこを受けてきたのだろう』
④『運良くとは偶然なのかそれとも期待して入ったのだろうか』
このような思いを心に浮かべ、傾聴し、または質問し、CLの心と一致させる作業です。
いかがでしょうか?
キャリアコンサルタント試験(JCDA)では話されないCLにあたり不合格で辛い思いをされたとお聞きします。
「合格するためにはこれを言ってはダメ、これを言わなきゃダメ」のロープレ練習では太刀打ちできません。
どのようなCLでも受容・共感・一致の3つの姿勢であたる必要があるのです。
次回はキャリアコンサルタントが必要な「主訴の把握」「見立て」「展開」について話したいと思っています。
頑張ってください。いつもブログで応援しています。