キャリアコンサルタント「カウンセリングとビジネス会話の違い」
長かった年末年始の休みも今日で終わりです。
第11回キャリアコンサルタント国家試験を目指し頑張られていますが、ロープレのコツがどうもつかめない方に、今日はカウンセリングとビジネス会話の違いから説明します。
上記の通り、カウンセリングをする時はビジネス会話と違いがありますね。
・受け止める:伝え返し、ミラーリング。関係構築するために必須です。
・オープンクエスチョン/クローズドクエスチョン:両方を効果的に使う 。
・気付きを促す :関係構築がある程度できている事が前提で、傾聴で最も大切な問いかけです。
・話をしてもらう:どうしてそう思うのか教えてもらう気持ちで関わる。
・気持ちを大事にする:関係を築くためには必須ですね。
それは、クライエント(相談者)は大抵の場合、悩み、苦しみ、判断がつかず、困って来談される方を対象とするからです。
そのためのマイクロ技法があり、クライエント中心療法(受容・共感・一致)で温かくクライエントを迎え入れ、話をしてもらうためには関係性を築いていかなくてはなりません。
このことを意識し、「気持ちを大事にし」「受け止め」「教えてもらう気持ち」で時には「オープンクエスチョン」で、時には「クローズドクエスチョン」で聴き、さらに深めるために「気づきを促す」。
スポーツと同じでこれをロープレ練習で身に付けて行きます。
それをベースにして気付きを促しながら、クライエントの問題を把握し、CC視点のクライエントの問題を見立てます。
面接試験のロープレの15分間はここまでが精一杯だと思います。
残りは口頭試問で応えられるよう練習をします。
いかがでしょうか?
皆さんはマイクロ技法はすんなりと理解されたでしょう。
しかし、クライエント中心療法(受容・共感・一致)を理解し、実践されている入塾生には一人もいらっしゃいませんでした。
それは、ロープレ上で教えられる人がいないのではと感じています。
コツを掴みたい人は当スカイプ塾の門をたたいて頂きたいと思います。
ノウハウ集もご参考にしてください。