「インテーク面談」2の説明

2023年12月03日 07:53

今日は以下の「インテーク面談」2について説明したいと思います

2.質問は単にカウンセラーが情報を得るためではなく、クライエントが自身の問題を掘り下げるのを援助するために用いられる。また、質問されることでクライエントは、それだけで関心を持たれていると感じることにもなる。

CC2:宇梶様は化学素材メーカーの研究所にお勤めで、取り組んでおられる研究も順調に進んでおられ、やりがいを持って働かれていが...先日、知的財産部の方へ異動の打診があったのですね。......ご自身はこれからもずっと研究職の仕事を続けられると思ってたが、戸惑っておらる。......それで、専門の研究職を続けられるところに転職した方が良いのか、今の会社に残るべきか、...迷っておられ、相談に来られたのですね。

どんなことに迷っておられますか?

ここからが本題ですね。

CL2:そうですね。一つは知的財産部へ異動すると、これまで築いてきた研究職が続けられなくなると思うんですね。…

CC3:研究職が続けられなくなる…

それはどうしてなのでしょうか?

CL3:知的財産部の仕事そのものは知らないのですが、私たちの研究を進める上でなくてはならない特許情報などを一括管理していますので、おそらく管理的な仕事になってしまうのではないかと思っています。

CC4:そうでしたか。今の研究職から管理的な仕事へ変わるのではないかと…

そのことについて宇梶様はどう思われていますか?

このアンダーラインのところ「そのことについて宇梶様はどう思われていますか?ですね。
これがクライエント自身が問題を掘り下げる切っ掛けになってくると思います。

いかがでしょうか?