CDAの国家資格化に関して

2016年03月19日 08:02

JCDAから「CDAの国家資格化に関して」動画が掲載されていましたのでご紹介します。
ただし、正式には4月以降とのこと、そのつもりでご覧下さい。

さて、結論をいうと受験生にとっては何も変わらない様です。
えー?!と声が聞こえてきそうですがそうなのです。

・標準キャリアコンサルタント「養成機関」は引続き日本マンパワーが担います。(申請中)
・「登録試験機関」は引続きJCDAが担います。したがって、CDAの合否判定はJCDAが担います。(申請中)
・違いは、国家資格としての「指定登録機関」が1つできることです。


例えば、
・3月末までにCDAに合格した人は4月以降5年の間に自分で登録機関に国家資格キャリアコンサルタントに申請して登録すれば、国家資格キャリアコンサルタントになれます。

・3月末までにCDA1次試験に合格し、CDA2次試験に不合格だった方は通常通り4月以降JCDAの試験を受けることができます。

・3月末までに2次試験を6回受験し不合格者の方も、4月以降CDA試験に受験(敗者復活)でき、合格すれば国家資格キャリアコンサルタントになれるとのことです。ただし、CDA会員になれるかどうかの説明はありませんでした。

・4月以降CDAに合格した人は、同様に国家資格キャリアコンサルタントに申請して登録すれば、国家資格キャリアコンサルタントになれます。

つまり、CDA、産業カウンセラー、GCDF等の標準キャリアコンサルタントとして認定された機関はこれまで通り、受講し試験に合格すれば、そのままのその機関にとどまるもよし、国家資格キャリアコンサルタントに登録するもよしのようです。
複数の受講機関、複数の試験機関がそれぞれ申請し認められれば、今と同じだと思いました。

国家資格キャリアコンサルタントを平成36年までに10万人に増やし、「産業競争力強化(経済活性化)」の一翼をキャリアコンサルタントが担って欲しいと期待されている。(JCDA)

国家資格化の意味はこの辺りにあるようですね。