第5回キャリアコンサルタント面接試験対策広島白島塾「初めてのロープレ」
それにしても暑いですね。
昨日も暑い中で塾生5名、塾長1名、補佐1名、総勢7名で15分の初めてロープレと口頭試問を行いました。
CL役は補佐4回、私が1回、塾生の皆さんがCC役です。
ロープレ中、途中でストップする人もなく皆さん15分をりっぱにやりきられました。
でも、口頭試問では皆さんさんざんな結果でした。
口頭試問の印象はこんな感じでした。
・できたところは? まずまず
・できなかったところは? まずまず
・来談目的を覚えていますか? 忘れられた方が2~3人
・CLの主訴は何だったですか? 半数がグダグダで何を言っているのか
・CC視点のCLの問題は何ですか(見立て)? 以外と皆さんわかっていらしゃる感じ
・この先面談をどう続けますか(次の展開)? 皆さん四苦八苦しながら答えられていました。
これまで、どんなにロープレができる人でも、はじめての口頭試問で「できる人」に会ったことがありません。
心配でしょうが理由はわかっています。
一つは来談目的と主訴、主訴と見立ての違いや意味がわからない
二つは試験官が何が知りたいのか口頭試問の意図がわからない
三つはこの先の面談をどう続けたいのか質問の意図がわからない
とういことでしょうね。
例えば三つ目の「この先の面談」の意味は、
「15分のロープレが終わりました。この先の45分面談をどう続けますか?」ですね。
現段階の主訴と見立てを押さえていれば、次の展開(目標・対策)が答えられます。
例の(ご存知ですね?)車の営業の新入社員上間さんだと、
主訴は「自分の成績のためにお客に売りつけている先輩のやり方」に違和感を感じる。
見立ては「人の役に立ちたい」拘りが強く、営業は利益や売り上げを立て、時には人を押しのけても競争に勝ファイトが受け入れられない
としましょう。
この先の面談は次のようなポイント(下線)で答えられると良いでしょう。
「人の役に立ちたい思いを尊重しつつ、営業の役割をもう一度自己探索により気づきを促す。それでも営業が受け入れられないのなら、もう一度社会福祉協議会にチャレンジするのか、どちらを選ぶにしても、両方のリスクを一緒に洗い出し、自ら選択できるように支援して行きたいと思います」
頑張りましょう。いつもブログで応援しています。