記事のアーカイブ

Q1-1:2級にも対応カウンセリングの役割を教えてください。

2023年12月09日 08:59
A1-1:お答えします。コーヒーカップ方式を命名された國分康孝著『カウンセリングの原理』の「カウンセリングの定義」がカウンセリングの役割と思いご紹介します。カウンセリングとは、第一が「援助的人間関係」である。もう一つが「開発的カウンセリング」である。援助とは何か、つまり何を援助するのかというと「行動変容」を援助する。行動変容には、一つは問題解決。いわゆる治療的カウンセリングのめざす行動変容である。もう一つは人間として、あるいは職業人としての成長。いわゆる開発的カウンセリングのめざす行動変容である。カウンセリングでいう問題解決の「問題」とは、人生途上で誰もが遭遇し通過していく「問題」のことである

Q1-2:2級にも対応キャリアカウンセリングの進め方「インテーク面談」を教えてください。

2023年12月09日 08:58
A1ー2:お答えします。特に捉えて欲しいキャリアカウンセリングの進め方「インテーク面談」についてご紹介します。1.カウンセラー...

Q1-3:2級にも対応インテーク面談を逐語録で詳しく教えてください。

2023年12月09日 08:57
A1ー3:お答えします。「インテーク面談」を私なりに行っている方法をロールプレイ(逐語録)で説明したいと思います。「インテーク面談」1を説明します。インテーク面談 1.カウンセラー...

Q2:2級にも対応「キャリアコンサルティングのイメージ」を教えてください。

2023年12月09日 08:50
A2:お答えします。まず、初心者の塾生を前に説明するのはマイクロ技法の傾聴と特にロジャーズの3つの態度CL中心療法をロープレでどうやればよいのか?それから、キャリアコンサルティングとは何か?キャリアコンサルティングをどう進めればよいか?そして、キャリアコンサルタントの姿勢(心構え)です。要はそれをロープレでどう身に付けるのかということですね。では、キャリアコンサルティングをイメージで説明します。<面談(ロールプレイ)の範囲>①来談目的を芯で捉える。また曖昧なら明確する。 これが方向なので見失わないよう最後まで忘れない。②来談者(クライエント)中心療法 「どうしてそう思うのですか?教えてく

Q2-1:キャリアカウンセリングとビジネス会話の違いについて教えてください。

2023年12月09日 08:49
A2-1:お答えしましょう。キャリアカウンセリングとビジネス会話の違いを考えたいと思います。皆さんはビジネス会話は問題なくできますよね。でも、キャリアカウンセリングではなぜ会話がつまってしまうのか?カウンセリングとビジネス会話の違いについて、一緒に考えてみましょう。①初対面の場面では緊張しますね。ビジネス会話であれば挨拶、名刺交換から始め目的が明確になっていますのですぐに商談に入ることができますね。また、合理的な判断が欠かせませんので、感情・気持ちは抜きにして、事柄や裏打ちされた理論に基づく互いの利益を優先します。 一方、カウンセリングは悩んで迷っている人を前に相談に入るので、緊張感

Q2-2:CC2級面接試験に苦労しています。どうすればよいか教えてください。

2023年12月09日 08:48
A2-2:お答えします。今日はこれまでブログで紹介したことを総括してお話ししたいと思います。以下の◎印は必ず身につけて下さい。◎多くの場合面談の最初の5分が合否の分かれ道です。相談者に「今ここ」の気持ちで「リアル感」を持って対応して下さい。◎一にも二にも来談者と信頼関係を築くことに最後まで(20分間)継続・維持して下さい。◎来談者の内的世界を理解するために「受容」「共感的理解」し、「自己一致」の姿勢を維持して下さい。◎来談者の抱えている問題に直線的に深く関わって、わざわざなぜ相談に来たのか「主訴」を理解して下さい。◎そのためには、自己探索の支援(気づきを促す関わり)を行い来談者の問題(気づいて

Q3:キャリアコンサルタント面談で必要なスキルを全部教えてください。

2023年12月09日 08:40
A3:キャリアコンサルタント面談で必要なスキルまとめて説明します。初受検の方は面接試験の指針として、複数回受検の方はどこを重点的に練習すればよいのか参考にしてください。■3つの傾聴①傾聴(非言語表現)姿勢、視線、顔の表情等 →「マイクロ技法の"かかわり行動"」をご参照ください②傾聴(言語表現)いいかえ、反映、質問等...

Q3-1:ロジャーズの来談者中心療法について教えてください。

2023年12月09日 08:39
A3ー1:お答えします。これまでのまとめとして、「ロジャーズの来談者中心療法」をご紹介します。1.ロジャーズは、来談者の生来的な適応、成長能力を信頼し、来談者の持つ自己実現傾向を信頼することを強調した。そして、カウンセリングを来談者主導のもとに進めていくことを主眼とし、来談者中心的カウンセリングとした。2.相談者とカウンセラーの間に温かで受容的な雰囲気を醸し出すことで、相談者はそれまで意識することを否定してきた内面の危険な領域にも一歩一歩踏み入れ、あるがままの自分を受け入れ、新しい目標を選び、より大きな心理的成長と成熟へ向かうことができる。3.クライエントの人生においてはクライエントこそが主人

Q3-2:ロジャーズの「実現傾向」概念『ア・ウェイ・オブ・ビーイング』を教えて下さい。

2023年12月09日 08:38
A3-2:お答えします。今日はロジャーズ晩年の著作『ア・ウェイ・オブ・ビーイング』の中で示されたものをご紹介します。(「カール・ロジャーズ カウンセリングの原点」諸富祥彦著、角川選書より)「ありとあらゆる生命体は、自らの可能性を実現していくようにできている。(略)内的な刺激があろうとなかろうと、環境が好ましかろうとなかろうと、生命体の行動は自らを維持し強化し再生産する方向に向かっている。これが、私たちがいのちと呼んでいるプロセスの本質である。(Rogers,1980)」この世におけるすべてのいのちあるもの、すべての生命体は、自らに与えられたいのちの働きを発揮して、よりよく、より強く生きようと定

Q3-3:カウンセリングの基本プロセス(コーヒーカップ方式)を教えてください。

2023年12月09日 08:34
A3-3:カウンセリングの基本プロセスはコーヒーカップ方式がわかりやすいので、諸富祥彦...
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